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節制(14番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「節制」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

節制のカードは「大アルカナ」の
14番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

14番目:節制のカードのキーワード

今回解説する「節制のカード」は
大アルカナ22枚のうちの14番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の死神(13番目)のカードでは
これまでの秩序を無効化し、断捨離することを
示していましたが、節制のカードは
自分を整え、自己変容を意味しています。

どうしてそのような意味になるかというと
13の死神で断捨離などをした結果
スペースが空くので、14の節制で新しいものを
取り入れることができるのです。

その結果、自己変容・自己改造が進んでいく
新しい自分に生まれ変わっていく
イメージですね。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 節制する、禁酒・禁煙する
  • 体調を整える、セルフヒーリング
  • 健康に気を付ける
  • 本質的なものを形にする
  • 自分の内面を鍛える、変化させる
  • 生まれ変わる

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「節制」では、禁酒するなど
本当に自分に必要なものを残して
自分の内面が生まれ変わっていくような
キーワードがありますが、それらに対して
あなたはどのように認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、節制のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「節制」のカードは
14番目ということで、数の原理としては
1+4=5となりますよね。

そのため、5番目のカード(法王)が意味する
「自己表現・自己主張」と比較すると、節制が示す
自分の内面を変容・アップデートしていくものとは
対になる意味があります。

どちらのカードが優れている劣っている
という話ではなく、自己主張・表現する
法王の魅力を最大化するためにも
内面を整えたり鍛えたりするなど
自己変革できた自分であるからこそ
本物の魅力になるという
表と裏のストーリーがセットになっている
と言うことです。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
節制のカードはどうなっているでしょうか?

5番目の法王のカードは、自分の外側に
自己主張したりなどエネルギーを放出します。

一方で節制のカードは、自分の内面を整え
自然のリズムと調和したりヒーリングすることで
自分自身が変更して生まれ変わる
イメージ。

カップの水の移し替えをやっている絵柄が
ありますが、これもこぼれないように慎重に
進めている様子が描かれています。

一説によると、ぶどう酒を水で薄めている
とも言われ、タロットカードが生まれた時代は
節制といえば禁酒と考えられていた時代でした。

自分自身の内面を変化させることで
思考・考え・価値観が変わり
言葉が変わり行動が変わると
毎日の生活が変わり人生が変わっていくと
よく言われます。

節制のカードでは、法王のカードにある
本当の意味での自己実現をするためには
裏テーマでもあり自分の内面という
内側を変容させていくことが必要ですよ

というメッセージになるのではないでしょうか。

あなたは、この節制のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「節制のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように
自分の内面を整えたり癒やしたり
自己変容に向けて必要なことに取り掛かる
タイミングです
ともいえるでしょう。

人によっては自然のリズムに身を任せる
ことかもしれませんし、禁酒や禁煙という
健康に気をつけることかもしれません。

昔からやりたかったことを仕事にしてみるなど
本来の自分に整えて節制するからこそ
自己変容が進んでいくということですね。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 休息することを無駄なものと捉える
  • 内面に目を向けず外面ばかりに意識がいく

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

節制のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが節制のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、14番目の節制のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
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吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
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