今回は占星術ホロスコープリーディングにおける
インターセプトについての解説記事になります。
インターセプトとは、1つのハウスの中に
サインが包み込まれている状態を指しますが
私のホロスコープで実際のものを見た方が
わかりやすいと思うので、こちらでご説明します。
上記の1ハウス(黒丸)にご注目ください。
- 1ハウスは山羊座にてはじまり(赤丸)
↓
水瓶座を経て
↓
魚座で終わっている(赤丸)
=2ハウスが始まっている
ことがわかるかと思います。
この時、1ハウスの中に水瓶座というサインが
包み込まれている状態がインターセプトです。
同じように1ハウスの反対側
7ハウスにも同様なことが起きています。
- 7ハウスは蟹座ではじまり(赤丸)
↓
獅子座を経て
↓
乙女座で終わっている(赤丸)
=8ハウスが始まっている
ので、7ハウスの中に獅子座が
包み込まれています。
このようにインターセプトは、反対側の
ハウスでもおきます。
ちなみにサインは、ホロスコープを30度ずつ
区切ったものですが、ハウスはホロスコープを
出している地球上の地域(緯度経度)によって
ハウスの幅が異なるため、このようなことが
起きるのです。
そして、私のようにインターセプトがある
ホロスコープもあれば、人によっては
インターセプトが無い場合もあります。
もちろん、インターセプトの有無が
ホロスコープの優越を示しているわけでは
ありませんのでご注意ください。
インターセプトのハウスは幅が広いので
じっくり長い時間かけて、そのハウスの
テーマを学ぶことになるため
本人にとってとても重要なハウスになる
ということですね。
インターセプトが1&7ハウスの場合
私であれば、1ハウスという自分そのものや
自分のアイデンティティというところ
自分理解や、自分の人生軸の構築などですね。
>> 占星術ホロスコープの1ハウス【個性・アイデンティティ】&月・太陽・土星
また、対になる7ハウスという他者とのやりとり
人間関係・他者理解・他者との付き合い方など
これらのテーマがとても大切になる
というメッセージになるかなと思っています。
>> 占星術ホロスコープの7ハウス【他者・パートナー・引き寄せやすい相手】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
1ハウス&7ハウスをテーマに
つまり、自分&他者をテーマにして
カフェなど落ち着いた空間で、内省と対話を
繰り返していくと良さそうですね。
インターセプトが2&8ハウスの場合
インターセプトが2ハウス&8ハウスであれば
2ハウスは所有のハウスなので
自分が持っている才能・スキルを
じっくり時間をかけて醸成するイメージ。
>> 占星術ホロスコープの2ハウス【所有・継承・お金を稼ぐ】&月・太陽・土星
8ハウスは共有のハウスなので
クローズドな環境で、他者から財産などを
引き継いだり、表では見えないところでの
秘密な活動をじっくり行う感じですね。
>> 占星術ホロスコープの8ハウス【鍵付きの秘密の部屋】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
2ハウス&8ハウスをテーマに
つまり所有物や共有されたものについて
どのように扱い、醸成していくのか?を
深掘りすると良いでしょう。
インターセプトが3&9ハウスの場合
インターセプトが3ハウス&9ハウスであれば
3ハウスは知性のハウスなので
具体的なものを誰かに教えたり伝えたり
わかりやすくまとめるテーマを
じっくり取り組むことになりますね。
>> 占星術ホロスコープの3ハウス【具体的な内容を書いたり話したり教えたりする】&月・太陽・土星
9ハウスは探索のハウスなので
抽象度高いものを誰かに教えたり伝えたり
哲学・思想の世界を時間をかけて探求して
いくようなことがテーマになりそうです。
>> 占星術ホロスコープの9ハウス【抽象的な内容を書いたり話したり教えたりする】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
3ハウス&9ハウスをテーマに
つまり、相手に合わせて具体と抽象を行き来し
どのように物事の粒度を変化させるべきか?
そのあたりを考え伝えていくことがテーマに
なってきます。
インターセプトが4&10ハウスの場合
インターセプトが4ハウス&10ハウスであれば
4ハウスは基盤のハウスなので
家や家族、心が落ち着く空間について
自分の活動の基盤となるところを
じっくり整えることがテーマになります。
>> 占星術ホロスコープの4ハウス【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】&月・太陽・土星
10ハウスは社会のハウスなので
社会活動している仕事の中で、どのように
自分自身の力を発揮して社会貢献するか?
このことにじっくり取り組むのが
テーマになるのかなと思います。
>> 占星術ホロスコープの10ハウス【社会活動・社会的ステイタス】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
4ハウス&10ハウスをテーマに
つまり、ワークライフバランスなどを
テーマに時間をかけて進めていくことが
大事になってくることでしょう。
インターセプトが5&11ハウスの場合
インターセプトが5ハウス&11ハウスであれば
5ハウスは自己表現のハウスなので
自分をどう演出的に外にみせていくか?
自分の楽しみとは何なのか?
このあたりを追求していくことが
テーマになってきます。
>> 占星術ホロスコープの5ハウス【自分の楽しみ・自己表現】&月・太陽・土星
11ハウスは理想のハウスなので
同じような価値観を持つ仲間・友人と
自分たちの理想を追い求めて実現させる
楽しむためにはどうしたら良いか?
このことを追求していくテーマになります。
>> 占星術ホロスコープの11ハウス【理想・友人・オープンなコミュニティ】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
5ハウス&11ハウスをテーマに
つまり、個人や集団での人生の楽しみ
それを実現させるために、どのように
活動していくのか?を追求することが
テーマになってくると考えられますね。
インターセプトが6&12ハウスの場合
最後に、インターセプトが6&12ハウスは
6ハウスは調節のハウスなので
仕事や健康など、社会生活を送るときに
必要となることをあれこれきっちり準備する
そこに時間を使っていくことが
テーマになりますね。
>> 占星術ホロスコープの6ハウス【社会生活に適応できるよう準備・調節】&月・太陽・土星
12ハウスは聖域のハウスなので
公共の福祉や癒し、目に見えない世界や
デジタル仮想空間の世界に関するテーマを
追求していくことになりそうです。
>> 占星術ホロスコープの12ハウス【仮想空間・聖域】&月・太陽・土星
このようなホロスコープのリーディングは
6ハウス&12ハウスをテーマに
目に見える健康&目に見えない健康だったり
生活に必要な具体なものから
スピリチュアルの世界などを扱うことが
良さそうですね。
このようにホロスコープの中に
インターセプトがあるのであれば
それぞれどのハウスで?という視点で
上述したメッセージを導くことができます。
ちなみにインターセプトとは逆の
話になりますが、私の6&12ハウスに
ご注目ください。
6&12ハウスは逆に短く、6ハウスであれば
蟹座の中に包み込まれている状態で
12ハウスであれば山羊座に含まれています。
この場合は、ハウスの幅が身近く
そのハウスの滞在時間が短くなりますので
いうなれば自分自身が得意なハウス
といえるでしょう。
短いから重要なハウスではない、など
優劣があるものではありませんし
また、このような形がある人もいれば
ない人もいるのでご注意ください。
ということで今回はホロスコープの
インターセプトに関する話をまとめてみました。
ぜひインターセプトがある場合は
上記を参考にしてもらいながら
ホロスコープを通じた内省と対話の時間を
楽しんでみてもらえたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
なお、インターセプト含め、自分のホロスコープを
自分のライフデザインに活用するセミナーを
メンバーさん向けに公開しています。
内容としては、以下のようなものなのですが
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