個別コーチングやコンサル、占星術セッションや占星術師養成講座を提供中(Tap Here!)

塔(16番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「塔」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

塔のカードは「大アルカナ」の
16番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

16番目:塔のカードのキーワード

今回解説する「塔のカード」は
大アルカナ22枚のうちの16番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の悪魔(15番目)のカードでは
積極的に活動して他者へ影響を与えていくを
示していましたが、塔のカードは
価値観や常識が壊れることを意味しています。

どうしてそのような意味になるかというと
15の悪魔のカードで他者を支配したり
振り回すくらいの強い影響力を持ち
精力的に活動ができるようになった結果
自分の殻が壊れるイメージですね。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 閉じ込められた場所からの解放
  • 自分の信念が崩壊、思い込みが破られる
  • 価値観や常識が壊れる、破綻
  • 予想外のアクシデント
  • 新陳代謝、脱皮

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「塔」では
現状維持をしたい人にとっては、思い込みが
破られるので良くない事が起きるとも
いえますが、こうした事柄に対して
あなたはどのように認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、塔のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「塔」のカードは
16番目ということで、数の原理としては
1+6=7となりますよね。

そのため、7番目のカード(戦車)が意味する
「自分が選び取ったものを信じて突っ走る」と
比較すると対になる意味があります。

どちらのカードが優れている劣っている
という話ではなく、外に向かって行くのが
「戦車」ですが、内側に向かって行き
自分の価値観が壊れたり、殻が破られる
表と裏のストーリーがセットになっています。

猪突猛進して自分が信じた道を突き進むのも
大切ですが、そのエネルギーを自分の内側に
向け、自分の殻を破って行くのも大切ですね?
ということです。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
塔のカードはどうなっているでしょうか?

7番目の戦車のカードは、外側に
一方で塔のカードは、自分の殻が破れ
崩壊している様子が見て取れます。

現状維持を希望する人にとっては不幸と
読み取れるかもしれませんが、自分の殻を破り
非連続に成長して行きたい人にとっては
喜びのカードになると思います。

これまで信じていたことが崩壊するのは
一時的にはショックかもしれませんが
価値観が変わるくらいの変化がないと
本質的な「変革」とはいえません。

小さい範囲では、洋服や髪型を変える
というような話から、これまで自分が
持っていた常識を壊すことで
新しい新陳代謝が始まりますよ

というメッセージになるのではないでしょうか。

あなたは、この塔のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「塔のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように
自然災害が起きるとか悪いことが起きる
という意味ではなく、自分の中にある
「塔」が壊れて、新しいものに
生まれ変わっていくタイミングです
ともいえるでしょう。

何かを変えたい場合、待ちの姿勢で
いるのではなく、積極的に働きかけることで
自ら均衡を壊していくことで
これまでたどり着けなかった境地に
到達するかもしれません。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 自暴自棄になること注意
  • 物事を誤解して解釈してしまう

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

塔のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが塔のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、16番目の塔のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
正義(8番目)隠者(9番目)
運命の輪(10番目)力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)悪魔(15番目)
塔(16番目)星(17番目)
月(18番目)太陽(19番目)
審判(20番目)世界(21番目)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください