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死神(13番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「死神」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

死神のカードは「大アルカナ」の
13番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

13番目:死神のカードのキーワード

今回解説する「死神のカード」は
大アルカナ22枚のうちの13番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の吊るされた男(12番目)のカードでは
逆さまに吊るされて身動きが取れないからこそ
頭の中にアイディアがわいている、自分の内面への
創造性を示していましたが、死神のカードは
これまでの秩序の無効化を意味しています。

死神・・インパクトありすぎる絵柄ですね。笑

どうしてそのような意味になるかというと
吊るされて、世界を逆さまに見た時に
色々なアイディアがわいてきたところで

  • 「本当は・・これ、いらないよね?」

という新しい発見があり、これまでの
常識を断捨離をするイメージ
ですね。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 既存の秩序の無効化
  • 新しい概念を上位から持ち込む
  • 断捨離、掃除、ダイエット
  • 何かを終わらせる
  • 死と再生、超越性、カリスマ

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「死神」は
これまでの常識ではない視点に立った時に
必要ないものを掃除して断捨離する様子が
描かれているわけです。

「死神」のキーワードに対して
あなたはどのように認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、死神のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「死神」のカードは
13番目ということで、数の原理としては
1+3=4となりますよね。

そのため、4番目のカード(皇帝)が意味する
「社会に秩序をもたらして安定・基盤を作る」と
比較すると、これまでの秩序を無効化して
新しい概念を持ち込むことを示す
死神とは
対になる意味があります。

どちらのカードが優れている劣っている
という話ではなく、秩序立てて安定させること
も大切ですが、時には「本当にそれ必要?」
という視点を持って破壊&再生を進める
表と裏のストーリーがセットになっている
と言うことです。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
死神のカードはどうなっているでしょうか?

4番目の皇帝のカードは、国や会社組織
家族などの安定・基盤などのシンボルですが
こちらはそうしたものを破壊&再生するイメージ。

死神の足元や手には刈り取ったと思われる
王冠が描かれていますが、大きなカマで
断捨離を進めている様子が分かります。

インパクトがある絵柄ではありますが
必ずしも死などの意味だけではなく
より良い社会やインフラにするためにも
これまで当たり前のように維持されている
物事を壊して新しく再生することも必要

になりますよね。

壊したり断捨離する力が「死神」にあり
「皇帝」とセットになるからこそ
長く安定して繁栄もできる
よという
メッセージになるのではないでしょうか。

あなたは、この死神のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「死神のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように
部屋の片付けなどの断捨離や
これまで常識と思っていたことを
「本当に必要か?」と自問自答する
タイミングです
ともいえるでしょう。

断捨離できるからこそ、時代の流れにあった
新しくで良い秩序や常識を取り入れることが
できるわけなので、実はクリエイティブな
世界を作るにも「死神」が必要になります。

「悪いことが起きますよ」「不吉ですよ」
ではなくて、次なるステージに向けて
断捨離して古いものを捨て去る時を
意味しているわけですね。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 優柔不断で断捨離しきれない
  • 古い常識や慣習に引きづられる

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

死神のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが死神のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、13番目の死神のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
正義(8番目)隠者(9番目)
運命の輪(10番目)力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)悪魔(15番目)
塔(16番目)星(17番目)
月(18番目)太陽(19番目)
審判(20番目)世界(21番目)

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