個別コーチングやコンサル、占星術セッションや占星術師養成講座を提供中(Tap Here!)

星(17番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「星」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

星のカードは「大アルカナ」の
17番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

17番目:星のカードのキーワード

今回解説する「星のカード」は
大アルカナ22枚のうちの17番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の塔(16番目)のカードでは
自分の価値観や常識が壊れ新陳代謝すること
を示していましたが、星のカードは文字通り
星からのメッセージを受信して直感で判断する
ことを意味しています。

どうしてそのような意味になるかというと
16の塔のカードで自分の殻が壊れ
新しく生まれ変わるからこそ、服も何もない
無防備で自由な状態で、塔の中にいたら
感じることも見ることもできなかった
目には見えない星からメッセージを受信
しているイメージですね。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 受容性、柔軟さ
  • 何も持っていない自由、夢を育てる
  • 枯渇しない、ずっと希望を持っている
  • 直感で判断、インスピレーション
  • 巫女、シャーマン、占星術師

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「星」では、論理性や常識で
物事を判断する人にとっては
意味がわからないカードかもしれません。

しかし塔という自分の殻が破られ
これまでの常識が崩壊した後の世界は
神話や伝説だったり、これまでの信念体系では
見えてこなかったものを示しているのですが
あなたはこれらを、どのように認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、星のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「星」のカードは
17番目ということで、数の原理としては
1+7=8となりますよね。

そのため、8番目のカード(正義)が意味する
「理性的に物事を論理的に判断すること」と
比較すると対になる意味があります。

どちらのカードが優れている劣っている
という話ではなく、社会的な立場があり
理性を持って冷静に判断することを重視する
「正義」も大切なことですが
何も持たず、星からのメッセージを受信し
直感だけで判断する「星」という
表と裏のストーリーがセットになっています。

塔が崩落した後の世界は、現代の常識では
考えづらい「星」の世界というものも存在する

ということです。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
星のカードはどうなっているでしょうか?

星から受信したメッセージやエネルギーを
枯れることなく、自分を仲介することで
ずっと池に放出している絵柄になっています。

まだ日常にはなっていない未来への希望を
どんどん流し込んでいくことで、これまで
「塔」で隠れていて見えなかったもの
未来のビジョン・遠い過去・星とのつながり
などが見えてくると考えられています。

「正義」は左脳重視でしたが、「星」は右脳重視
直感重視で物事を決めるタイミングが来ています
というメッセージになるのではないでしょうか。

あなたは、この星のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「星のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように
直感で判断する、夢や希望を育む
占星術やシャーマンなど不思議な世界からの
メッセージを大切にする
タイミング
ともいえるでしょう。

現代の大人社会では、間違いなく「正義」の
ような合理的判断が大切です。

だからこそ、このカードが出るときは
いつもとは異なるインスピレーションを
大切にしていきましょう。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 夢や希望を後回しにする
  • 薄々感じているのに見ないふりをする

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

星のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが星のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、17番目の星のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
正義(8番目)隠者(9番目)
運命の輪(10番目)力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)悪魔(15番目)
塔(16番目)星(17番目)
月(18番目)太陽(19番目)
審判(20番目)世界(21番目)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください