タロットカードは全78枚で構成されており
大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されますが、今回は大アルカナの
【2番目、女教皇のカード】に関する意味や
メッセージの解説はもちろんのこと
タロットカードを毎日の生活に活用する方法
についてもまとめています。
タロットカードには様々な絵柄のカードが
ありますが、私は下記の「マカロンタロット」
の絵柄が好きなので、こちらを使っています。
最近、マカロンタロットVer.4という
新しいバージョンも出たようです。
2番目:女教皇のカードのキーワード
今回解説する「女教皇のカード」は
大アルカナ22枚のうち、2番目のカード
となっています。
大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしていると
考えてもらえると良いですね。
愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。
なので今回ご紹介する2番目:女教皇のカードは
愚者が魔術師(1番目のカード)になり、さらに
自分が元々持っていた可能性や、普段は忘れかけた
人類の叡智を受け取ることを示しています。
そのため、このカードのキーワードとしては、
- 無意識、インスピレーション
- 占い師、巫女、カウンセラー
- 本来持っている資質・才能
- 記憶、素材、DNA
- 神秘的な不思議な力を持った
聡明で思慮深い研究者 - 可能性はあるが活かし方を知らない
- 知恵はあるが生産性はない
という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?
直感的に、得意or苦手など感情が出てきたかも
しれませんし、自分らしいorなじみが無いなど
感想を持ったかもしれません。
人によって感じ方は様々なのですが
タロットカードは、自分自身がこの世界を
どのように見ているのか?
あたかも自分の内面をうつし出してくれる鏡
のような存在と言われています。
例えば「元々持っていた自分の才能」と
言われてもピンとこない人もいるでしょうし
インスピレーションといっても、単なる
思いつきでしょ、と考えるかもしれません。
このように、女教皇のカードのキーワードに対し
自分はどのようにそれらを認識しているのか?
これを知るきっかけになることが
タロットカードの醍醐味と考えています。
数の原理から読み取れることは?
女教皇のカードは「2番目」のカードなのですが
そもそもタロットカードがいつ発祥したのか?
占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていない実情があるようです。
ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、占いなどで
活用されている感じですね。
私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。
さて、この「女教皇」のカードは「2番目」
ということで、1番目のスタートの意味と
対比すると、受動的で止まっている様子を
表しています。
1の「自らアクションする」積極性と反対の
リアクションということで消極的。
どちらかというと、元々自分が持っていたもの
記憶や資質、才能などがたくさんあるので
そちらを洞察しているイメージですね。
2という数字は、1がはじまりだとすると
自分と相手、というような対比するものが
発生している状況を表しているため
- 動と静
- 陰と陽
- 天と地
など、「相手」がいるので、両立したり
対立することがテーマとなります。
絵柄から読み取れることは?
続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
今回の女教皇はどうなっているでしょうか?
私が好きで使っているマカロンタロットでは
2本の柱の間に、女教皇が書かれていますが
この柱は、「陰」と「陽」を示しています。
また、持っている書物は宗教の教典
あるいは、世の中の全てが記録されているという
アカシックレコードとも言われますが
いずれにしても不思議かつ神秘的な力を
持っていそうな印象がありますよね。
あなたは、このカードを見て
どんな印象がありましたでしょうか?
そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードからの意味になると
私は考えています。
毎日の生活でどう活用する?
私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「女教皇のカード」が出たらどのように
考えると良いでしょうか?
例えば、上述したキーワードから
人類普遍な教訓や、表面的な話ではなく
物事の本質に通じるメッセージを受信できる
タイミングかもしれません。
また、普段は左脳ベースで、ロジカルに
仕事をしている場合であれば、あえて直感や
インスピレーションに従ってみること。
あるいは自分が本来持っている才能や
資質・強みということを認識したり
書籍を読んで学問や知恵を探求するような
ことをテーマにした1日を過ごしてみると
良いのかなと私は思っています。
今日の一枚引き
— 片渕健二 (@katafuchi_kenji) May 18, 2024
【女教皇、逆位置】
初めての登場、自分が元々持っていた才能や古い記憶を思い出すと良さそうなメッセージですね。今日もモリモリ仕事を進めていくつもりですが、新しい知見獲得も大切ですが既に持ってるものを活用する視点を忘れずにやっていきたいものです😊#マカロンタロット pic.twitter.com/XhoRb46CX5
また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
ありますよね。
逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。
なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。
女教皇のカードの理解を深めるために
カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。
具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?
カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。
このことが女教皇のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。
よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。
ということで今回は、2番目の女教皇のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。
他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。
愚者(0番目)、魔術師(1番目)
女教皇(2番目)、女帝(3番目)
皇帝(4番目)、法王(5番目)
恋人(6番目)、戦車(7番目)
正義(8番目)、隠者(9番目)
運命の輪(10番目)、力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)、悪魔(15番目)
塔(16番目)、星(17番目)
月(18番目)、太陽(19番目)
審判(20番目)、世界(21番目)