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悪魔(15番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「悪魔」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

悪魔のカードは「大アルカナ」の
15番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

15番目:悪魔のカードのキーワード

今回解説する「悪魔のカード」は
大アルカナ22枚のうちの15番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の節制(14番目)のカードでは
自分を整えて自己変容を進めていくことを
示していましたが、悪魔のカードは
積極的な活動・他者への影響力を意味しています。

どうしてそのような意味になるかというと
14の節制のカードで自己変容や自己改造が
進んで生まれ変わっていった結果、精力的に
活動ができるようになり、結果として他者を
支配したり振り回すくらいの強い影響力を
発揮しているイメージですね。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 精力的な活動、他者への影響力
  • 振り回す・振り回される共依存関係
  • 自分の意思や要求を打ち出していく
  • エゴ、欲望

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「悪魔」では、職場やパートナー等
外部環境に対して、均衡を打ち破っていく
キーワードがありますが、それらに対して
あなたはどのように認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、悪魔のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「悪魔」のカードは
15番目ということで、数の原理としては
1+5=6となりますよね。

そのため、6番目のカード(恋人)が意味する
「ちょうど良いものが引き寄せられる」と
比較すると対になる意味があります。

どちらのカードが優れている劣っている
という話ではなく、相手からの期待に
応えてレスポンスしていく「恋人」の
が意味することも大切です。

しかし、要求に応えるだけではなく
時には自ら相手に要求していくという
表と裏のストーリーがセットになっている。

状況によっては、どちらも大切ですよね?
ということです。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
悪魔のカードはどうなっているでしょうか?

6番目の恋人のカードは、自分にとって
ちょうど良い相手を引き寄せたり
レスポンスをすることを示していて
男性と女性が描かれていました。

要するに受け身の姿勢ですね。

一方で悪魔のカードも男性・女性がいますが
欲望やエゴから悪魔にとらわれいますが
本来的にはそうしたもの、自分要求や主張を
相手に積極的にアピールする
イメージ。

自己主張が強い人は、一般的には迷惑だったり
自分の欲望に負けているとも思われますが
それはものの味方の1つに過ぎません。

要求することだけをやるのではなく、自ら相手に
社会に対して均衡を壊し、境界線を超えていく
ことで世界が変わっていく一面もあります。

ガツガツといくことで、これまでの関係性が
壊れたり、トラブルになるかもしれませんが
まず自分が変わり、精力的に活動するからこそ
自分に跳ね返ってくるものがあるし
人生という旅における経験になる

というメッセージになるのではないでしょうか。

あなたは、この悪魔のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「悪魔のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように
他者からの要求事項に応えるだけではなく
積極的な自分からの提案・提言などを
精力的に行っていくタイミングです
ともいえるでしょう。

何かを変えたい場合、待ちの姿勢で
いるのではなく、積極的に働きかけることで
自ら均衡を壊していくことで
これまでたどり着けなかった境地に
到達するかもしれません。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 要求が中途半端で頓挫する
  • 自分のエゴだけで誰も得しない

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

悪魔のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが悪魔のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、15番目の悪魔のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
正義(8番目)隠者(9番目)
運命の輪(10番目)力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)悪魔(15番目)
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審判(20番目)世界(21番目)

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