個別コーチングやコンサル、占星術セッションや占星術師養成講座を提供中(Tap Here!)

法王(5番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、法王のカード
と呼ばれるものについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

法王のカードは「大アルカナ」の5番目に相当し
このカードの意味・メッセージの解説はもちろん
タロットカードを毎日の生活に活用する方法
についてもまとめています。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

5番目:法王のカードのキーワード

今回解説する「法王のカード」は
大アルカナ22枚のうち、5番目のカード。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

なので今回ご紹介する5番目:法王のカードは
1つ前の4番目:皇帝のカードが基準を作り
それらを普及していくことを示していましたが
皇帝が作ったインフラをベースに

「オレだったら、こうしていきたい・・!」

とインフラの中から飛び出し、自己主張しているのが
法王のカードのメインメッセージとなります。

そのため、このカードのキーワードとしては、

  • 自己主張、自己表現
  • リーダー、わがまま
  • ヒエラルキー
  • 誰かにアドバイスする立場
  • 環境や他者に左右されない自由さ

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

「得意・好き(or苦手・嫌い)」

などという感情が出てきたかもしれません。

「自分らしい(orなじみが無い)」

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

あたかも自分の内面をうつし出してくれる鏡
のような存在
と言われています。

例えば「自己主張」と言われても
自分はそのようなことが苦手だったり
「主張よりは慎ましやかにすべき」などと
思っているかもしれませんよね。

このように、法王のカードのキーワードに対し
自分はどのようにそれらを認識しているのか?

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?とし的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

法皇のカードは「5番目」のカードなのですが
そもそもタロットカードがいつ発祥したのか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、占いなどで
活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて、この「法皇」のカードは「5番目」
ということで、五角形という図形は黄金比が
入っています。

これは自分を変えることなく増長する力を
示していると言われていて、オウム貝や
台風、古代建築物、銀河系、芸術作品などに
黄金比が含まれています。

法王のスタイルを貫く限りは増長して
エスカレートしてokということですね。

占星術で言えば、5ハウスは自己表現の
場面ともなります。

占星術ホロスコープの5ハウス【自分の楽しみ・自己表現】&月・太陽・土星

5番目のサイン、獅子座も同じですね

占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる?【♌️=個性を見せる演出家の象徴】

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
今回の法王はどうなっているでしょうか?

まずカードの下に信者が2人いるように描かれて
いますが、法王が持つ大きな視野で
信者の課題解決をしてあげたり
自分自身の権威や実力を表現(説教)している)
という感じになりますね。

法王の「両足」が描かれていないのも
手足となって動くのは信者たちがやるもの
ということなのでしょう。

なので法王は、他人に気を使うことなく
縛られることもなく、自由に自分を
表現したり誇示するようなメッセージ
ですね。

あなたは、このカードを見て
どんな印象がありましたでしょうか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードからの意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「法王のカード」が出たらどのように
考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードから
他者や世間の目線などを気にせずに
自分の主観を思い切ってやってみる
タイミング
かもしれません。

社会との関わりの中で仕事や生活をしている
わけではありますが、たまには子供のように
無邪気に自己中心的に振る舞ったり
活動することを示唆していると考えられます。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
ありますよね。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

法王のカードであれば、自己中心過ぎる点に
気をつけようということだったり
わがまますぎて裸の王様になっていないか?

などの意味が読み取れるので注意が必要ですね。

法王のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが法王のカードの理解を深める
一番良い方法かなと思うので、ぜひ法王のカードを
見た時・知った時のの第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、こちらよりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

ということで今回は、5番目の法王のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
正義(8番目)隠者(9番目)
運命の輪(10番目)力(11番目)
吊るされた男(12番目)、死神(13番目)
節制(14番目)悪魔(15番目)
塔(16番目)星(17番目)
月(18番目)太陽(19番目)
審判(20番目)世界(21番目)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください