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太陽(19番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

今回はタロットカードの中で、
「太陽」のカードについての解説です。

タロットカードは全78枚で構成されており
まず大アルカナ22枚・小アルカナ56枚と
分類されます。

太陽のカードは「大アルカナ」の
19番目。

このカードの意味・メッセージの解説
そして、タロットカードを毎日の生活に
活用する方法についてもまとめていきます。

ちなみにタロットカードには様々な絵柄の
カードがあります。

私は下記の「マカロンタロット」の絵柄が
好きなので、こちらを使っていますが
タロットに興味がある方は、まず色々な
カードを手に取ってみたりするといいですね。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

19番目:太陽のカードのキーワード

今回解説する「太陽のカード」は
大アルカナ22枚のうちの19番目。

大アルカナ22枚は、22種類のカードが
バラバラに存在しているのではなく
22種類が連続としてつながる世界観があり
0番目のカード「愚者」が旅をしている

考えてもらえると良いですね。

愚者(0番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

1つ前の月(18番目)のカードでは
遠い過去の記憶や夢など封印している領域へ
探し物を見つけることを示していました。

太陽のカードは、反対の価値観と協力したり
両立することを意味しています。

どうしてそのような意味になるかというと
16の「塔」で常識が崩れ
17の「星」で希望の星からのエネルギーを
受信して池に流しました。

そして、18の「月」では池の中にある
遠い過去を探究したり、ザリガニが上がって
くる様子が描かれていました。

そのザリガニが成長して子供になった
ということで、希望の未来を受信してから
生まれてきた子どもが描かれています。

つまり通常の世界の子どもと、常識が壊れた後の
希望の未来で生まれた子ども
反対の価値観がある子ども同士が
協力しあったり両立することが
このカードのキーワードになります。

具体的には

  • 異なるもの同士の共同創造
  • 反対の価値観を持つものを協力
  • 右脳も左脳も使う
  • 合理性と神秘性を合わせ持つ
  • ハイブリッド、デュアルライフ
  • 本当の意味での相手の意見を尊重

という意味があるのですが、まずこのような
キーワードを見て、どのように感じましたか?

直感的に、

  • 得意、好き
  • 苦手、嫌い
  • 自分らしい、なじみが無い

などの感想を持ったかもしれませんね。

人によってこのキーワードに対する感じ方は
様々だと思いますが、タロットカードは
自分自身がこの世界をどのように見ているのか?

カードを見て直感的に感じたことは
自分の内面をうつし出してくれる鏡の役割
を果たしています。

今回のカード「太陽」では、一見すると
噛み合わないものだったり、対立する意見など
仕事したり生活していると出てくるものです。

しかし、それらに対して、どちらかの意見で
押し通すのではなく、両立したり協力したり
第三の考えが出てきたり、勝負を超えた世界。

実は、普段は意識していない事柄について
このカードを起点に、自分の中を探索してみる
きっかけになるのがタロットカードの醍醐味
ではないか?と私的には考えています。

数の原理から読み取れることは?

ここまで、太陽のカードについて
キーワードをご説明してきましたが
そもそも、こうしたタロットカードが
いつごろ発祥したのでしょうか?

占星術のように古代が起源という説もあれば
中世ヨーロッパという説もあるなど様々で
よくわかっていないのが実情だそうです。

ただ現在では、16世紀ごろにフランスの
マルセイユで作られた「マルセイユ版」と
1910年にウエイト博士という人が
タロットに独自の解釈とシンボルを書き加えた
「ウエイト版」の2つが有名で、現代では
占いなどで活用されている感じですね。

私が好きで使っているマカロンタロットは
マルセイユ版とウエイト版の両方良いところを
採用して作っていると著者は言っていました。

さて今回ご紹介している「太陽」のカードは
19番目ということで、数の原理としては
1+9=10=1+0=1となります。

1の原理というと、タロットカードでは
3種類あります。

まず、1番目のカード(魔術師)が意味する
「準備不足かもしれないけど新しく始める」
というもの。

続いて、1から旅が始まり一旦のゴールとなる
10番目のカード(運命の輪)ですね。

これは「着地点・ゴール、転機」を意味します。

3つ目が今回の19「太陽」ですが
転機となった10の「運命の輪」から
11の「力」で裏のストーリーが始まり
太陽のカードで統合・両立される
ということですね。

どのカードが優れている・劣っている
という話ではなく、表と裏のストーリーが
今回ご紹介している「太陽」のカードで
統合・両立することがテーマになっています。

自分の「力」で運命をまわしはじめ
「塔」が崩落した後の世界で、希望を
「星」から受信して、生まれてきた子ども
ということで現実と理想が協力し合う
両立することを示しているわけですね。

絵柄から読み取れることは?

続いて、絵柄から読み取れることについて
タロットカードの種類によって絵柄は異なりますが
太陽のカードはどうなっているでしょうか?

まず「裸の子ども」が1人描かれていますが
デッキによっては2人描かれているものも
あります。

2人描かれているものであれば、表と裏の
ストーリーそれぞれを経験した子どもたちが
両立・統合を示しているものになります。

マカロンタロットでは1人の子どもですが
「塔」が崩壊した後、「星」のカードにて
希望を受信して池に流している女性から
生まれた子どもとも考えられます。

また、「月」のカードにあった、池から
出てきていたザリガニが成長して
表と裏のストーリーを統合した象徴が
その子どもであるという話もあります。

マカロンタロットでは馬に乗った子どもは
手綱がありませんが、これは表と裏
意識と無意識のバランスが取れた状態なので
上手に乗れているということですね。

相反する価値観や出来事などから
両立できるためには?第三の視点はないか?
ということを探してみましょう

というメッセージになるのでしょう。

あなたは、この太陽のカードを見て
どんな印象がありますか?

そこから想起された事柄を考えてみること
そのものが、このカードから意味になると
私は考えています。

毎日の生活でどう活用する?

私は、「今日1日取り組むテーマは?」
などと考えながらタロットカード1枚を引く
やり方を継続して活用していますが
もし「太陽のカード」が出たら
どのように考えると良いでしょうか?

例えば、上述したキーワードのように

  • 対立しているAかBかではなく
    Cがないかを考えてみる
  • どちらを選ぶか?というトレードオフ
    ではなく、どちらも得るためには?
    という視点で考えてみる
  • 真逆の価値観や意見を取り込む
    としたら何ができるかを考えてみる

というタイミングともいえるでしょう。

選択肢の中から1つを選び出し
それを信じて進むような「戦車」の経験も
時には必要とは思いますが、
誰かに・何かに勝利するではなく
両立することの喜び・満足度を考えてみる
と良さそうですね。

私は上記のようなことを考えて行動する
1日にしていくと良いのかなと思います。

また、カードを引いた時に「正位置」もあれば
「逆位置」という反対向きで出現することも
あることでしょう。

逆位置の場合は、そのカードのキーワードを
「過剰」か「不足」ということで判断すると
扱いやすいと考えています。

なぜかというと、タロットの種類によっては
正位置・逆位置が存在しないものもあるため
そのカードのキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

とすると

  • 妥協案として第三のアイディアを選ぶ
  • 表面的に統合するも価値は低い

などの意味が読み取れるので
このあたり注意してみると良さそうです。

太陽のカードの理解を深めるために

カード1つ1つの意味を覚えていくよりは
大アルカナ22枚のストーリー全体像をおさえ
カード1枚引などをやって、日常に落とし込んで
活用していくことが、結果的に理解が深まると
考えています。

具体的には、カードの種類にもよりますが
まずはカードのキーワードからの印象や
絵柄からの印象から、どう感じたか?
どうメッセージを受け取ったか?

カードそのものに善悪・優劣は存在しないので
偶然でたカードを起点に、自分の内面を探り
あなた自身が感じたことをアウトプットする。

このことが太陽のカードの理解を深める
一番良い方法なので、ぜひこのカードを
見た時・知った時の第一印象をアウトプット
してみてください。

よろしければ、下記よりメンバー登録いただき
アウトプットしてみた内容を教えていただけたら
タロットの活用法などについて、お伝えしますね。

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ということで今回は、19番目の太陽のカード
について、意味やメッセージをまとめてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

他の大アルカナに関する記事もありますので
よろしければ下記もご参照ください。

愚者(0番目)魔術師(1番目)
女教皇(2番目)女帝(3番目)
皇帝(4番目)法王(5番目)
恋人(6番目)戦車(7番目)
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