ワンド８の意味やメッセージを数の原理から解説＆コーチング的な活用について

今回は、７８枚で構成されるタロットカードのうち
小アルカナと呼ばれる５６枚のワンド８に関して
数の原理から見た時の意味やメッセージ
そしてコーチング的に日々どのように活用すると
良さそうか？を解説していきます。

タロットカードはたくさんの種類があり

「全部の意味を覚えきれない・・」

という課題を感じている人もいると思いますが
数の原理から考えると、大枠を外すことなく
意味やメッセージを導き出すことができます。

その上で、あなたの好きなデッキの絵柄から
意味をプラスしていくと、あなたにしかできない
豊かなタロットカードの活用につながりますよ。

ちなみに私は、マカロンタロットの絵柄が
好きなので、こちらを使っていきますね。

マカロンタロットで学ぶタロット占い

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加藤マカロン/ラクシュミー駒草出版 2015年01月

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最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。

小アルカナの世界観について

その前に、簡単に小アルカナ５６枚の世界観
についてご説明すると、火・地・風・水の
４つ世界ある、と想像してみてください。

ワンド（火）の世界
ペンタクル（地）の世界
ソード（風）の世界
カップ（水）の世界

その４つの世界に１０のイベントがあり
そして４人（ペイジ、ナイト、クイーン、キング）
が住んでいるというのが、小アルカナの全体像。

タロットカード【小アルカナ】全体像を数の原理から解説＆コーチング的な活用について

今回はワンド（火）の８についての
解説になりますが

「エレメント　×　数や住人」

でのリーディングを前提にすると、

５６枚のカード１つ１つの意味を
覚える必要がない
デッキによって異なる絵柄でも
カードの意味が偏ることがない
（そもそも絵柄が無いものもある）

というメリットがあるのでオススメです。

ワンド（火）の世界とは

続いて、ワンド（火）の世界についてですが
矢印で示すと上向き（↑ ↑）で
火はモノが燃えると上昇する様子から

情熱、向上心
精神性の高さ、抽象度が高いもの、独立心
アイディア、直感、創造的な活力
争いごと、競争、スポーツ
地に足がついてない、非現実的、独りよがり

などの意味がある世界になりますが
どのような印象を持ちましたか？

「自分のことだな・・！」

などと親近感を感じたのであれば
あなたは火の世界に強みがある人なのかも
しれませんね。

「ちょっと普段の自分とは違うかも・・」

ということであれば、火の世界をあまり経験
していないかもしれませんので
ワンドのカードが出た時は
積極的にトライしてみるといいでしょう。

占星術を知っているのであれば
同じく火のエレメントである
牡羊座、獅子座、射手座の３つのサインを
イメージしてもらえればと思います。

占星術ホロスコープで牡羊座♈️を読み解くと何がわかる？【♈️＝開拓者・イノベーターの象徴】

占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる？【♌️＝個性を見せる演出家の象徴】

占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる？【♐️＝冒険家の象徴】

ワンド８を数の原理から見ると

さて、そのようなワンドの世界において
１０のイベントがある中で、今回は「８」。

大アルカナであれば正義のカードが
８番目のカード。

正義（８番目）のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。

このカードには、対立していたものを冷静に
客観的にみることができる力を意味します。

エネルギーを一点に集中させたり
凝縮・備蓄することで圧力釜のように
力をためこむからこそ、爆発的な集中力や
高い洞察力があるイメージですね。

そのため、ワンド８のカードには

「火」を圧力釜のように溜め込む
溜まっているものを爆発させる精神性
火事場のバカ力
インパクトがあるお知らせ

というような、意味が出てきます。

「お知らせカード」ともいわれるワンド８
ですが、これは火のエネルギーが溜まって
爆発してインパクトがある出来事が
あるよ、というところから来ています。

８なので本来的な意味は溜め込んだり
集中させるからこその高いエネルギーを
示していますが、溜め込んだ点から
飛んできたものが「インパクトある知らせ」
になるわけですね。

マカロンタロットの絵柄を見ると、複数の
ワンド（棒）が飛び込んでくるような様子が
描かれています。

火が集中していた結果、ワンドが
エネルギッシュに飛び出してきている
という感じですね。

とてつもない火のエネルギーが溜まっている
だからこその力やインパクトがワンド８の特徴
ということですね。

コーチング的に活用する場合

最後になりますが、例えばタロットカードの
「今日の１枚引き」などをした時に
このカードが登場した場合、どのように
活用すると良いでしょうか？

ポイントとしては、偶然出てきたこのカードから
問いをもらう、と考えると良いですね。

このカードが意味することと、自分自身の
今の関心ごとや、今日の予定などについて
タロットカードに聞いてみた結果
出てきたカードという感じですね。

なので、セルフコーチングのように活用する
イメージになります。

では、ここからは具体的に

「健康・仕事やキャリア・人間関係・お金」

の４つに関して、あなた自身が気になるテーマ
として設定した時に、ワンド８が登場した場合
どのようなことが読み取れるかを解説します。

また、カードが逆位置で登場するケースも
あるでしょうけれども、逆位置であればカードの
キーワードに対して「過剰or不足」という意味を
付加すると扱いやすくなります。

タロットデッキの種類によっては、そもそも
「逆位置」が存在しないものもあるため
カードの元々のキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。

健康関連をテーマ設定していた場合

健康関連であれば、自分のやる気を集中させ
黙々とトレーニングしたり、外にアピール
するようなことはないけれど、内に秘める
闘志を燃やしているイメージがあります。

また、高い洞察力や判断力も発揮するため
健康につながるための合理的な栄養や
食事選び、運動や睡眠などをどのように
していくと良いか？など理想に燃えて
物事を進めていく原動力にもなりそうですね。

ダイエットなどであれば、火事場のバカ力の
ように、とんでもない力を発揮して最後の
追い込みをしていくようなことだったり
何か健康関連での良いお知らせをキャッチ
することが、ワンド８からのメッセージです。

もし逆位置でカードが登場したのであれば、

情熱が内にこもりがちで、逆に
ストレスを身体の中に溜め混んでしまう
エネルギーを爆発させるあまり
やや強引に物事を進めてトラブルにも

という点には気をつけていきましょう。

仕事やキャリア関連をテーマ設定していた場合

続いて、仕事やキャリアであれば

仕事やプロジェクトにおける正念場ゆえ
メンバーみんながやるべきことに対して
高い集中力を発揮している
締切直前までに畳み掛けるようなパワーを
発揮しながら、仕事に取り組む日
将来のキャリアに対して自分の理想を
実現させるための情熱が内側から
フツフツとわいてくる状態

このような意味になりそうですね。

逆位置であれば

集中力もあるが、ストレスやうっぷんも
溜まっているので爆発しそうな状況
熱がこもりがちで、冷静さに欠けるような
言動が出てしまうことも

ということがあるかもしれませんので
注意が必要ですね。

人間関係をテーマ設定していた場合

では、人間関係でどのようになるかといえば

ライバルを意識して、自分の内側に
負けない気持ちや情熱が溜まっている
相手との関係性を改善すべく、自分ができる
事柄に集中して力を溜め込んでいく
パートナーとの関係性において
インパクトがあるお知らせが届く

このような意味になりそうですね。

逆位置であれば

ライバルに対する不満な気持ちや
ストレスを内側に溜め込みがち
溜め込むことばかりに目が行きがちで
相手に与える精神がおろそかになる
ことで相手との関係性が悪くなるかも

という点に注意しておくと良さそうです。

お金をテーマ設定していた場合

お金や金運などであれば

収入アップにつながる、これから取り組むこと
への集中力が上がってきている状態
副業で成果を出すように、一気に集中して
爆発的なエネルギーを溜めている
収入増につながるための深い洞察力や
精神性の高さなどに力を集中させている

このような意味になりそうですね。

逆位置であれば

集中しすぎるあまり周囲をみることができる
猪突猛進して失敗してしまう
極度に集中するあまりストレスも溜まり
お金は獲得できるが身体などに症状が出る

ということになるかもしれませんので
注意が必要ですね。

今日の一枚引き

【ワンド8正位置】

初めての登場、お知らせカードとも言われますが自分の情熱やエネルギーなどを貯めて一気に爆発させることで何か通知が来るを示しているので、どんな１日になるか？楽しみですが、まずは仕事などやることやってのを忘れないようにしたいものです#マカロンタロット pic.twitter.com/jLoJklkgzX

— 片渕健二 (@katafuchi_kenji) January 25, 2024