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占星術ホロスコープを使ってパートナーとの相性をリーディングする方法

今回は、自分とパートナー(恋人・結婚相手など)のホロスコープを占星術で読み解いていったときに、二人の相性をリーディングしていく手法についてまとめていこうと思います。

結論からいうと、2人のホロスコープを作成し、重ねてみた時の特徴をみていくやり方になります。

占星術では、ホロスコープを作成した後で

10天体それぞれが示すテーマが
どのような性質があって(目に見えないもの、12サイン)
どのような具体的な場面で(目に見えるもの、12ハウス)
どのような影響を及ぼしているのか(=アスペクト)

というストーリーで、星からのメッセージをリーディングしていくのですが、今回は私と永遠の25歳(妻)の事例でやってみました。

以下は、「左」が私の、「右」が永遠の25歳のホロスコープです。

「永遠の25歳」という年はとらない設定ではありますが、、生まれた年は伏せておきます。笑

今回の手法は、夫婦というパートナーだけではなく、恋愛、ビジネスでJVする相手、親子関係も同様なリーディング方法になります。

誰かとの相性をみたい人は、今回の内容を参考にしていただけると嬉しいです。

パートナーがお互いに与えている影響の読み方

恋人や夫婦など一緒にいる時間が長く、お互いの価値観やプライベートな面を共有しているような相手に対しては、相手のホロスコープの特徴から影響を受けていると考えることができます。

自分はどんな影響を相手から受けているのか?

これを知るために二人のホロスコープを重ね、自分のホロスコープが内側、パートナー(相手)のホロスコープを外側に置くことで、相手から自分はどのような影響を受けているのか?をリーディングすることができるのです。

2つのホロスコープを重ねた図は、ダブルチャートと呼ばれているものです。

逆に、下記のように、パートナー(相手)のホロスコープを内側、自分のホロスコープを外側に置くことで、自分が相手にどのような影響を与えているのかも見ることができます。

永遠の25歳(妻)から自分(夫)が受ける影響

まずは、自分が妻から受ける影響をリーディングしてみます。

ホロスコープを重ねてみたところ、ポイントは優先順位が高い順に並べて、以下4つほどかなと思っています。

【1】月星座・水瓶座・1ハウスで0度の関係(コンジャクション):赤○
【2】天体がいない10ハウスに、妻から2つ天体が入っている:青○
【3】ノーアスペクトの太陽に、妻の天王星(射手座・10ハウス)が120度の関係(トライン):黒→
【4】8・9ハウスに、それぞれ妻から3つずつの天体が入っている:紫○

相性リーディングのうち、

・アスペクトで優先度が高い0度の関係(重なっている天体)
・自分のホロスコープには天体がいないハウスに天体が入ってくる
・太陽や月など、10天体のうち、比較的優先度が高い天体
・ホロスコープで顕著な特徴(1ハウスに2から3つ以上の天体)があるところ

こういったところに着目するといいですね。

自分一人ではそれほど優先度が高くなかったポイントに対して、パートナーの存在がいるからこそ、そこに意識が向いてくるという感じです。

【1】月星座・水瓶座・1ハウスで0度の関係(コンジャクション)


まずは、月星座の重なりについてですね、赤○で囲んでいるところになります。

月は、

素の自分、リラックスできるところ、プライベート

というシンボルがあります。

>> 占星術ホロスコープで月を読み解くと何がわかる?【月=素の自分の象徴と言われる理由】

これが同じ水瓶座であり、1ハウスという個性やアイデンティティにつながるところが同じであり、かつコンジャクション(厳密には4度ほどのズレ)という状況なので、

・普遍的な未来を追い求めて理想的な活動を行うような個性に、お互いが影響を与え合っている
・気を使わないリラックスできる所、素の自分やプライベートなところが似ている

ということがリーディングできますね。

>> 占星術ホロスコープで水瓶座♒️を読み解くと何がわかる?【♒️=普遍的な理想の未来を求める革命家の象徴】

>> 占星術ホロスコープの1ハウスとは何か?【個性・アイデンティティ】

パートナーという、長い時間を家というプライベート空間で一緒にいることを考えると、似たもの同士が家の中にいるリラックスした関係ということになるかと思います。

【2】天体がいない10ハウスに、妻から2つ天体が入っている


続いて青○のところですね、私のホロスコープでは10ハウスに天体がいません。

ところが、妻のホロスコープと重ねてみると、

・天王星、射手座
・火星、射手座

2つの天体が、10ハウスにいる形になっています。

これは、元々は私のホロスコープ上では、10ハウス(社会)活動はそこまで意識が集まっていなかったのですが、妻とパートナーになることで10ハウス活動が刺激されている状況。

妻の、理想の未来を求めてエネルギッシュに冒険するような活動が、私も社会という舞台で力を発揮してみようと思うことにつながっているのでしょう。

>> 占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】

>> 占星術ホロスコープで火星を読み解くと何がわかる?【火星=活力・エネルギーの象徴】

>> 占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる?【♐️=冒険家の象徴】

【3】ノーアスペクトの太陽に、妻の天王星(射手座・10ハウス)が120度の関係(トライン)


黒矢印で示したものですね、私のホロスコープでは、太陽はノーアスペクトでした。

ところが妻のホロスコープを重ねてみると、妻の天王星と120度の関係になっています。

120度の関係は、発展の関係といわれています。

>> 占星術ホロスコープのアスペクトとは何か?【天体同士の位置関係からのメッセージ】

妻の理想の未来を求めて冒険するような活動が、私の太陽(蟹座・7ハウス)を発展させてくれるということですね。

確かに、私が現在独立して活動しているのも、妻が先に会社員を退職してその活動を見ていたから、というのは大きいです。

太陽という自分自身の人生目的・人生目標となるところを、発展させてくれるきっかけになったのは間違いですね。

>> 占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる?【太陽=人生目標・目的の象徴】

【4】8・9ハウスに、それぞれ妻から3つずつの天体が入っている


最後に、私のホロスコープの8と9ハウス。

もともと、どちらのハウスにも天体が入ってはいたのですが、妻のホロスコープから、それぞれ天体が3つずつ上乗せされる感じになっていますよね、紫○で囲んだところです。

8ハウスという鍵付きの秘密の部屋での活動や、9ハウスという抽象度高い内容を書いたり話したり教えたりする活動。

>> 占星術ホロスコープの8ハウスとは何か?【鍵付きの秘密の部屋】

>> 占星術ホロスコープの9ハウスとは何か?【抽象的な内容を書いたり話したり教えたりする】

ここに妻からの影響力がプラスされ、より強力に、自分の人生における優先度が高くなっているといえるかなと思っています。

妻の存在があるからこそ、3つの天体が入っていた8ハウス、1つの天体が入っていた9ハウス活動それぞれが、もっと強化されたり自分の人生の中での重要度が上がっている状態ですね。

自分(夫)が永遠の25歳(妻)に与えている影響

続いて、これまでとは反対に、自分が妻に与えている影響をリーディングしてみます。

具体的には、妻のホロスコープを中心に置いて、自分のホロスコープをそれにあるように重ねてみるということですね。

ホロスコープを重ねてみたところ、ポイントは優先順位が高い順に並べて、以下3つほどかなと思っています。

【1】月星座・水瓶座・1ハウスで0度の関係(コンジャクション):赤○
【2】妻の木星に対して私の天王星が、水星に対して冥王星がほぼピッタリ重なっている:青○
【3】天体がいなかった6ハウスに2つ、7ハウスには4つの天体が入っている:紫○

【1】については、先ほど解説した通りですね。

妻も月星座・水瓶座・1ハウスでしたので、プライベートな部分や素の自分といったところは、お互いに影響受けつつリラックスしている状態なのかなと考えています。

よって、残り2点について、少し解説をしていきます。

【2】妻の木星と水星に対して、私の天王星と冥王星がほぼピッタリ重なっている:青○


妻の木星(射手座・9ハウス)に対して、私の天王星がほぼ同じ位置にありますよね。

拡大・繁栄し海外などへどんどん冒険していくことや、抽象度高い内容を書いたり話したり教えたりする活動に対して、私の理想の未来を求めて革命していくような活動が後押しをしていくようです。

自分のホロスコープにある星たちは、基本的には自分で輝かせていくものですが、パートナーシップという相手の人生にもプラスの影響を与えていくことができるため、より良い関係性を継続するためにも、がんばっていきたいところです。

>> 占星術ホロスコープで木星を読み解くと何がわかる?【木星=豊かさ・発展の象徴】

>> 占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる?【♐️=冒険家の象徴】

>> 占星術ホロスコープの9ハウスとは何か?【抽象的な内容を書いたり話したり教えたりする】

>> 占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】

それから妻の水星(天秤座・8ハウス)に対して、私の冥王星がほぼ同じ位置にありますよね。

鍵付きの秘密の部屋活動にて、他者の人生をプロデュースしていくような知性やコミュニケーション能力に対して、私からの限界突破のエネルギーが流れ込み、より積極的に活動を支援していく流れになりそうです。

>> 占星術ホロスコープで水星を読み解くと何がわかる?【水星=知性やコミュニケーションの象徴】

>> 占星術ホロスコープで天秤座♎️を読み解くと何がわかる?【♎️=プロデューサーの象徴】

>> 占星術ホロスコープの8ハウスとは何か?【鍵付きの秘密の部屋】

>> 占星術ホロスコープで冥王星を読み解くと何がわかる?【冥王星=死と再生・限界突破の象徴】

【3】天体がいなかった6ハウスに2つ、7ハウスには4つの天体が入っている:紫○


最後に、天体がいなかった6ハウスに関して、私の太陽と木星の2つの天体が入っています。

6ハウスは調節のハウスと言われていますが、社会生活を送るときに必要となってくる項目あれこれに対して、きっちり準備したり、自分自身を調整するようなイメージですね。

>> 占星術ホロスコープの6ハウスとは何か?【社会生活に適応できるよう調節】

私の人生目的、拡大・繁栄というものが、そうした準備活動もしっかりやらないといけないなあと気づくきっかけ・存在になっているということですね。

>> 占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる?【太陽=人生目標・目的の象徴】

>> 占星術ホロスコープで木星を読み解くと何がわかる?【木星=豊かさ・発展の象徴】

もう1つの7ハウス、もともとは太陽と金星という2つの天体が入っていましたが、私のホロスコープを重なると、プラス4つ天体が入ることになります。

7ハウスは他者のハウスと言われていて、不特定多数の人と出会ったり、関わり合ったりするところですね。

>> 占星術ホロスコープの7ハウスとは何か?【他者・パートナー・引き寄せやすい相手】

私からの影響もプラスして、より多種多様な人との出会うきっかけになったり、対人関係能力が磨かれたりするなど、他者との交流がさらにさかんになり、妻の7ハウス活動がもっと活性化しそうな感じです。

ということで、今回は、自分とパートナーのホロスコープを占星術で読み解いていったときに、二人の相性をリーディングしていく手法や、具体例として片渕家のものを取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか?

重ね合わせてみることで、自分1人のホロスコープでは出てこなかったメッセージが導き出せたり、お互いがお互いにどのように影響を与えているのか?を理解するだけでも、パートナーシップのコミュニケーションが円滑になって良いかなと思っています。

また、最後になりますが
パートナーシップ含めて、占星術を
自分のライフデザインに活かしていくことを
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メンバーさん向けに公開しています。

アジェンダとしては以下の通りですが

  1. 占星術をライフデザインに活用するとは?
  2. 自分自身の設計図であるホロスコープ
  3. 人生におけるテーマを示す10天体
  4. 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
  5. 目に見える場面を示す12ハウス
  6. 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
  7. ケーススタディ:実際にリーディングしよう

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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