今回は、自分のホロスコープを占星術で読み解いていったときに、冥王星はどういう意味になるのか?についてまとめています。
ホロスコープとは、自分が生まれた瞬間の生年月日・時間・場所から導き出される星の配置図のこと(片渕のホロスコープはこちら↓)
占星術では冥王星のみならず、その他太陽系の惑星10天体がどんな位置関係か?からメッセージを読み解いていきます。
月:素の自分、出発点など
水星:知性、コミュニケーションなど
金星:美的センス、感性など
火星:活力、エネルギーなど
木星:豊かさ、発展など
土星:常識、人生の落とし所 など
天王星:革命的、理想の未来など
海王星:夢見、神秘など
冥王星:死と再生、限界突破など
10天体には、ざっくり上記のようなシンボルがありますが、今回は冥王星に関してまとめてみました。
占星術を使うと、冥王星からどのようなメッセージが読み取れて、自分の人生ストーリーにどのような指針を与えてくれるのか?
今回も、現代科学の常識を超えた占星術の世界から見た時に、新たな発見や面白い気づきがあるんじゃないかなと思っていますので、ぜひお読みください!
なぜ「冥王星=死と再生・限界突破の象徴」と言われるのか?
冥王星は一般的には
1930年に発見された、太陽系の一番外側を周る天体と考えられていたが、2006年に準惑星となる
と言われています。
2000年ごろから、太陽系内で新しく発見された複数の天体たちが冥王星のような小さな惑星だったこともあり、「惑星の定義」が天文学者たちで議論された結果、「太陽系の惑星」から外れたという経緯があります。
そんな冥王星ですが、占星術の世界では一言でいうと
死と再生、限界突破など
という意味が与えられていますが、この理由としては、冥王星発見時の時代背景からきています。
1930年ごろの出来事といえば
・第二次世界大戦
・原爆など核兵器
・関東大震災
など、破壊と再生、死などを彷彿させるようなインパクトがあったものと重なるところから来ています。
また、そうした時代を象徴する天体として、冥王星が発見されたとも考えられています。
・「土星の常識を超えて改革・発明」シンボルの天王星
がありましたが、冥王星は根本から破壊して再生するというのが特徴的です。
例えば2008年に、冥王星が射手座から山羊座の位置に移動したのですが、リーマンショックがおきた年でした。
山羊座は、国・社会・会社などの組織や基盤などのシンボルですが、リーマンブラザーズという会社が破綻しただけではなく、資本主義社会の中では大きな金融インパクトになりましたよね。
また、2020年1月は冥王星と土星が重なり、新型コロナウイルスのニュースで騒がしくなってきた時期でした。
コロナ禍の影響で、世界中のライフスタイル、ワークスタイルなどの常識や社会基盤(=土星のシンボル)を破壊と再生が行われた、ともいえますよね。
もちろん
冥王星が重なる=災いがおきる
という意味ではありません。
例えば、
・オリンピックで世界新記録が出る
・人類が初めて月や火星に降り立つ
というようなこれまでの常識を打ち破るという意味にもなります。
そのようなシンボルが冥王星にあることから
・極端、異常、限界突破
・根本から徹底的に変える、大改革、起死回生
などの象徴とも言われます。
また、太陽系の惑星から外れた冥王星ではありますが、むしろ我々が生きている太陽系外の宇宙とのつながりの意味合いが強くなったことから
死後の世界(のシンボル)
とも言われています。
さて、そんな冥王星に関して、いつものように具体的なホロスコープを使ってみると、どのようにリーディングするできるのでしょうか?
引き続き、読み解いてみたいと思います。
実際のホロスコープで冥王星をリーディングしてみると・・
ということで今回も、片渕のホロスコープでリーディングしてみたいと思います。
私のホロスコープ、再掲しますね↓
冥王星が天秤座の位置にあります。
占星術では、
どのような性質があって(目に見えないもの、12サイン)
どのような具体的な場面で(目に見えるもの、12ハウス)
どのような影響を及ぼしているのか(=アスペクト)
というのが基本的なリーディング手法になるので、片渕のホロスコープでいうと
天秤座の性質を持っていて
8ハウスという場面にいる
となりますね。
天秤座は「風」エレメント×「活動」サイン。
いろんな人と風通しよくコミュニケーションし渡り合える「プロデューサー」のシンボル
なんて言われていて、
・見識が広く、理性でスマートに判断していく
・時代の流れや周囲から客観的に見た美・センス
などという意味があります。
>> 占星術ホロスコープで天秤座♎️を読み解くと何がわかる?【♎️=プロデューサーの象徴】
ちなみに牡牛座は
という意味があり、同じ「美」でも意味合いが星座によって異なるので面白いですよね。
>> 占星術ホロスコープで牡牛座♉️を読み解くと何がわかる?【♉️=マイペースの象徴】
逆に天秤座をネガティブに言えば、外面だけ良い、八方美人、見栄っ張り、他者に振り回されやすい・・などのシンボルとなります。
私の場合、というよりは冥王星は太陽の周りを248年もかけて移動する天体であることから、1つの星座に20年ほど滞在するので、私と同じ世代の人たちは、みんなが冥王星×天秤座となっています。
そのため、個人単位での影響を見るにはどんな場面で冥王星のエネルギーを受信するか?すなわちハウスでリーディングするのですが、私は8ハウスとなっています。
8ハウスのシンボルは
と言われて
・特定の人と深く関わる場所・物事、すなわち家族や祖先から共有されたり引き継がれるモノ・技術・伝統・財産など
・限られた人だけが入ることができるクローズドなコミュニティ、深い絆や濃い人間関係
などが8ハウスのシンボルですね。
>> 占星術ホロスコープの8ハウス【鍵付きの秘密の部屋】&月・太陽・土星
クローズドな環境の中で出会う、濃い人たちをプロデュースしまくるカリスマとして、冥王星のエネルギーを受信したり力を発揮するとリーディングできますかね。
クローズドな環境での何が起きてどんな出会いがあるのか、とても楽しみです。笑
冥王星をより深くリーディングしていくために・・
ということで今回は、占星術的にホロスコープを見た時の、「冥王星」を読み解いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
自分のホロスコープを作ってみたい!という方は、以下のサイトにアクセスし
・出生時間(できれば母子手帳などを確認して正確なものであればなお良い)
・出生場所(都道府県や市町村、できれば生まれた時の産院の住所がわかれば最高)
を入れると無料で簡単に作れますので、やってみてください。
また、最後になりますが
占星術を自分のライフデザインに
活かしていくことをテーマにした
セミナー&動画をメンバーさん向けに
公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは?
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ:実際にリーディングしよう
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