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風の時代から考えるパートナーシップ進化論【結論:大切なことは変わらない】

たまにご連絡いただいて開催している占星術のセッション、女性の方からお声がけいただくことが多いのですが、

実は今度、離婚することになりまして。

と3名の方から、そのようなお話を伺うことがありました。

このブログを書いている2021年は、占星術でいう「風の時代」に突入した時期とも言われています。

そんな影響もあって?かもしれませんが、私は結婚してもうすぐ14年目に経験も踏まえ、ふと

・「風の時代」と言われていること
・パートナーシップで大事だなと思うこと

が共通しているなあ、と感じたのでまとめてみました。

結論だけ言うと、いつの時代でもパートナーシップで大事なことは変わらず、お互いが成長し続けることが重要かなと思っています。

結婚すると自動的に幸せ?離婚するとそうじゃない?という誤解


世の中的には、結婚はハレの舞台であり、パートナーと一緒に力を合わせて、理想の夫婦・家庭像を目指していく出発点になりますよね。

周りの家族・友人知人たちは、その門出で祝うことになるでしょうから、関わるみんながとても嬉しい気持ちにもなります。

ところが、結婚して何年か経過すると、残念ながら関係性が冷え切っている状況も散見されるのかなと。

・夫婦間で、ほとんど会話がない・・
・コロナで家にいるようになったけど、ぶっちゃけ家にいないで欲しい・・
・(相手が)怒ると手がつけられないから、従順そうに振る舞うしかない・・

私の身の回りだけ見渡しても、そうした話がチラホラあったりもします。

パートナーシップのあり方はそれぞれかとは思うので

片渕

結婚するって、そんなもんでしょ

と考えるのは自由です。

ただ、もしあなたが考えるパートナーシップの理想像と現実が異なるのであれば、具体的に何かを変えないと状況は変わらないと思います。

結婚=協働創造のスタート地点

結婚してから、お互いが良い関係を築く努力をする気がないなら、結婚しない方がいいかもよ?

上記の星さんの本にも書かれていた言葉ですが、結婚した瞬間は誰しも幸福感あふれる感じでしょう。

だけど、長く良い関係性を築くためには

結婚がスタートラインで、そこから一緒に良い関係性を協働して作っていく

ことが大切になるのは、ホントにそうだよなあと。

結婚は、ゴールじゃないってことですね。

自分も偉そうにそんなことを言っても、どこまでできているか・・というのはありますが。。苦笑

自戒を込めて、改めてとても大事なことの1つかなと思っています。

離婚=次なるステージのへ出発点


逆に、離婚について。

そこまでの合意形成に至るプロセスは様々でしょうけれども、関係性を解消して、次のステージに進む決意をする。

結婚してから、お互いに新しい経験や出会い、年を重ねて価値観の変化もあることでしょうし、自然な流れかなとも感じます。

現代の婚姻制度は、明治時代に作られたといわれる家制度からの名残などもあり、時代の流れにそぐわない点もあることは事実かなと。

音楽アーティスト達がグループを解散・発展的解消のような形をとるように、お互いが次のステージに向かう決断をすること。

当事者同士はとても大変だった状況もあるとは思いますが、周囲からあれこれ評価したりするものではないですよね。

パートナーだった相手や自分の意思を尊重しつつ、これからも応援し合える関係性であるといいのかなと思っています。

風の時代にパートナーシップが進化するために


2021年は、これまで続いていた「地の時代」が終わり、新しく「風の時代」がスタートしたというのを聞いたことがありませんか?

ちょうどコロナ禍の影響もあって、

・ソーシャルディスタンス
・テレワーク

という言葉も出てきましたが、「風の時代」のキーワードとして、人・物・お金・情報などについて

・分散させる、手放す、断捨離する
・風通しよくする、シェアする

など、「風」という物事を分離・分散させるようなキーワードが象徴する時代になると。

これまでの「地の時代」の象徴と言われていた

・資本主義社会
・1つの会社組織に終身雇用でずっと仕事する

など「地」に足をつけて固定するようなキーワードが古くて、時代遅れ的なニュアンスがあったり。

今回のテーマである、パートナーシップでいえば、

・関係性を手放す、断捨離するをチャンス
・特定の人とずっと一緒にいるというのは時代遅れ

という話をされる方もいるようですが、私は違うかなと思っています。

「風」も「地」も、どっちも大事


「風」や「地」という言葉は、元々は占星術の世界観でもある、古代ギリシャ時代の4元素説からきています。

MEMO

【4元素説とは?】
この世界は、「火」「地」「風」「水」の4つの要素(エレメント)で成り立っているという考え方のこと。

「風の時代」がスタートしたというのは、ちょうど2020年の12月に

・木星と土星が夜空を見上げた時に重なって見える位置関係に
・その位置が天空を12分割したときの「水瓶座」
・水瓶座は占星術の世界では「風」エレメント
・木星と土星が重なって見えるのは約20年に1度
・これから約200年は風エレメントの星座(水瓶座、双子座、天秤座)で約20年ごとに重なる

ということから、言われています。

「地の時代」が終わったというのは、

・これまでの約200年は、地のエレメントの星座(牡牛座、乙女座、山羊座)で、約20年ごとに木星と土星が重なっていた

ということから来ているのですが、占星術の世界観や4元素説の話からしても

地の時代・地の要素は、古くて時代遅れ
風の時代・風の要素は、新しくて先進的

という意味はありません(※詳細を知りたい方は下記からどうぞ)

>> 地の時代から風の時代へ|占星術的に解読してみた【結論:大事なことはいつの時代も変わらない】

地のエレメント要素も、現代では必要なことですよね。

・大きな資本を持っている企業が、競合他社と競いながら、便利なサービスを安価だったり無料で使うことができるよう努力している
・会社や行政など組織の中で地に足をつけて、長く頑張っている人たちがいる

それはパートナーシップでも同じで、夫婦・家族関係が良好であり続けるために、地に足つけて、お金や仕事や生活のことをきっちりやっていくのはとても大切ですから。

目指すのは4つのエレメントを全部を使いこせること


私的には、「風」も「地」も、そして「火」も「水」も4つ全部使いこなせる状態が理想なのかなと思っています。

パートナーだからと言って、自分の所有物ではないですもんね。

4つの要素を、パートナーシップで使いこなすという意味では、次のような感じに考えていくとパートナーシップがどんどん進化していくのかなと。

【風の視点でパートナーシップを考えてみる】
・相手を必要以上に束縛しすぎない、風通しよくしておく
・自分の考え方の偏りを客観的にチェックしたり、フットワーク軽くあれこれトライしてみる

いつもずっと一緒である必要はなく、お互いがそれぞれ興味あることに、風通しよくあれこれチャレンジしている状態って大事なのかなと思います。

【地の視点でパートナーシップを考えてみる】
・夫婦、家族関係の基盤がしっかりするよう、お金のこと、仕事のこと、健康や生活のことをキッチリ考えておく
・理想の状態に向けて、現実的にしっかり努力し、積み重ねていく

社会生活をおくる上で、どんな時代でも大切になる仕事やお金のこと、そして健康や生活の基盤を整えること。

理想とのギャップがあれば、具体的にアクションしたり努力するなど、行動の積み重ねが必要になりますよね。

【火(モノが燃え上がっていくシンボル)の視点でパートナーシップを考えてみる】
・パートナー同士が考える理想を目指して、お互いがチャレンジ&冒険していく
・時には競い合いながら、エネルギッシュに活動していく

精神論ではありませんが、理想を目指すためにもお互いが自律したマインドを持っていること。

他責ではなく、自責でエネルギッシュに新しいことにチャレンジするような、火の要素も重要になります。

【水(くっつきあるシンボル)の視点でパートナーシップを考えてみる】
・何年経っても一緒にいる時間や、相手への感謝などを忘れない
・相手が必要としているのであれば、あれこれサポートしたり癒しとなる存在になる

結婚しなくても、1人でも幸せになれる時代と言われる中で、あえてパートナーと一緒にいるという選択肢を取るのであれば、相手への感謝などを忘れてはダメですよね。

また、なんでもかんでも相手に過干渉しすぎるのはよくないですが、ここぞという時に支え合えるような、水の要素も大切なのかなと。

風の時代の流れを味方につけてパートナーシップを進化させていく

結婚しても、しなくても、幸せな時代。

そんな中、あえてパートナーと結婚して一緒にいるという選択肢を取るのであれば、お互いがプラスに人生輝く方向になっていくと良いですよね。

風の時代というキーワードがあるからこそ、「風」だけじゃなく「地」「火」「水」という4つの視点で、パートナーシップを振り返る機会にすること。

これが、風の時代から考える、もっとパートナーシップ同士が進化していく方法論なのかなと。

自分が持って生まれた星を輝かせるためにも、パートナーという相手のためにも、いつもは考えないような視点でホリスティックにチェックしてみることで、お互いが進化するヒントが見つかるかもしれません。

時代がどう変わっても、パートナーという他者と良い関係性を築くために必要なことは変わらないと思うので、参考にしてもらえたら幸いです。

最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。

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