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占星術ホロスコープの1ハウス【個性・アイデンティティ】&月・太陽・土星

今回は、自分のホロスコープを占星術で読み解いていったときに、1ハウスの意味についてまとめていこうと思います。

結論からいうと、1ハウスとは個性やアイデンティティ、という具体的な場面を示しています。

(例として、片渕のホロスコープで示しますね↓)

占星術では

10天体それぞれが示すテーマが
どのような性質があって(目に見えないもの、12サイン)
どのような具体的な場面で(目に見えるもの、12ハウス)
どのような影響を及ぼしているのか(=アスペクト)

というストーリーで、星からのメッセージをリーディングしていきます。

片渕

どんな舞台で?

に相当するハウスも理解できると、ホロスコープから導き出せるメッセージも、より具体的なものになってきます。

具体的な事例とともに1ハウスについて、まとめてみましたので、ぜひご覧ください〜。

ハウスとサインの違いは?


1ハウスの説明を進めていく時に、12星座を示すサインとの違いを対比させて行くとわかりやすいかなと考えています。

まず両者の違いを端的にいうと

・サイン:
目に見えない、あなたの欲求や性格など

> 占星術ホロスコープの12星座(サイン)の意味や仕組みを解説します

・ハウス:
目に見える、あなたの人生における具体的な舞台やシーン

>> 占星術ホロスコープの12ハウスの意味や仕組みを解説します

こういった違いがあります。

春分点から始まり、公転(太陽の周りを1年かけて回る)、外から見えない心理的な側面がサインですね。

ハウスは、東の地平線から始まり、自転(地球が1日かけて1回転)、外からも見える具体的な場所やシーンになります。

1ハウスの舞台≒個性やアイデンティティとは


1ハウスの始まりの線は、1ハウスのカスプと言います。

そして別名、アセンダントと呼ばれていて、あなたが付けている「仮面」を示しています。

これは、あなたが地球に生まれてきた瞬間に、東の地平線から上がってきていたサインで決まります。

出生した瞬間の初期衝動として、そのサインの星から受け取っていた仮面、ということですね。

そんなところから、1ハウスは

・個人の力のスタートライン
・自我、個性、アイデンティティ
・自然と繰り返す行動パターン

・周囲からの第一印象(本人は無自覚なことが多い)

のシンボルと言われています。

地球に生まれた時に受け取った仮面は、一生涯どんなことをやるにしても第一印象として認識される、本人のキャラクターのようなもの。

仮面なので、本人としては無自覚と言われます。

ところが、幼少期から大人そして晩年まで、人生のどの場面でもその仮面で生活をしているため、この場面に限定で、という話ではないのです。

アセンダントの12種類の仮面


アセンダントの仮面は、サインが12種類あるので、仮面も12種類あると考えられています。

牡羊座:
イノベーター、開拓者、戦士の仮面

>> 占星術ホロスコープで牡羊座♈️を読み解くと何がわかる?【♈️=開拓者・イノベーターの象徴】

牡牛座:
頑固なオーガニックレストランのシェフの仮面

>> 占星術ホロスコープで牡牛座♉️を読み解くと何がわかる?【♉️=マイペースの象徴】

双子座:
メッセンジャー、情報通の仮面

>> 占星術ホロスコープで双子座♊️を読み解くと何がわかる?【♊️=フットワーク軽い好奇心旺盛な人の象徴】

蟹座:
母親、母性、保育士さんの仮面

>> 占星術ホロスコープで蟹座♋️を読み解くと何がわかる?【♋️=守り育てていく母親の象徴】

獅子座:
ライオン、王者の仮面

>> 占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる?【♌️=個性を見せる演出家の象徴】

乙女座:
秘書、縁の下の力持ちの仮面

>> 占星術ホロスコープで乙女座♍️を読み解くと何がわかる?【♍️=実務家・秘書の象徴】

天秤座:
外交官、ネゴシエーター、交渉人の仮面

>> 占星術ホロスコープで天秤座♎️を読み解くと何がわかる?【♎️=プロデューサーの象徴】

蠍座:
探偵、研究者の仮面

>> 占星術ホロスコープで蠍座♏️を読み解くと何がわかる?【♏️=深く濃く追求する研究者の象徴】

射手座:
冒険家、トレジャーハンターの仮面

>> 占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる?【♐️=冒険家の象徴】

山羊座:
実業家、官僚、野心的な努力家の仮面

>> 占星術ホロスコープで山羊座♑️を読み解くと何がわかる?【♑️=努力家の象徴】

水瓶座:
未来人、発明家の仮面

>> 占星術ホロスコープで水瓶座♒️を読み解くと何がわかる?【♒️=普遍的な理想の未来を求める革命家の象徴】

魚座:
マーメイド、ファンタジーの仮面

>> 占星術ホロスコープで魚座♓️を読み解くと何がわかる?【♓️=福祉・奉仕精神の象徴】

という感じで、それぞれのサインのシンボルが、それぞれ個人の仮面として表現されていますよね。

また、なぜその仮面を持ってこの世に生まれたのか?

その理由やエネルギーが流れる先をリーディングする場合は、アセンダントの支配星がいるハウス。

ここに注目すると良いと言われています。

後ほど、私の事例などケーススタディのところで、具体的にご紹介してみますね。

1ハウスに適したサイン=牡羊座


1ハウスを考えるとき、牡羊座のシンボルを思い出すと理解しやすいと思っています

その理由は、牡羊座は開拓者・イノベーターの象徴ということで、自分の個性を発揮して、自分の道を突き進んでいきたいという欲求をしてしています。

>> 占星術ホロスコープで牡羊座♈️を読み解くと何がわかる?【♈️=開拓者・イノベーターの象徴】

これを、人生の目に見える具体的な舞台として考えると、1ハウスの舞台にも似ているのです。

1ハウスは日の出の時間でもあり、太陽がこれから登っていくタイミングでもあり生命力が強い場所、ということが言えます。

ちなみに昼生まれだと10ハウスなど、社会の頂点を示すシンボル付近となるので、意識が社会的成功に向かっている。

>> 占星術ホロスコープの10ハウス【社会活動・社会的ステイタス】&月・太陽・土星

夕方生まれは太陽が沈む西側になるので、7ハウスなど他者を受容できるようになるため、他人を理解したり対人関係に意識が向いていると言えます。

>> 占星術ホロスコープの7ハウス【他者・パートナー・引き寄せやすい相手】&月・太陽・土星

夜中生まれは、家とか魂の故郷などがルーツになるので、4ハウスなど共同体や深い心理的なところ、家族などを大切にするようなことがテーマとして持っています。

>> 占星術ホロスコープの4ハウス【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】&月・太陽・土星

1ハウスのケーススタディ【月・太陽・土星】


続いて、1ハウスに関して、

【1】片渕のホロスコープ
【2】月→太陽→土星の人生ストーリー

の2つをケーススタディとして、1ハウスの理解深めていけたらと思います。

【1】片渕のホロスコープの1ハウス


まずは片渕のホロスコープで1ハウスまわりをリーディングしてみたいと思います。

・アセンダント(1ハウスのカスプ、1ハウスの始まり)は山羊座
・月星座が水瓶座

この2点が特徴ありますよね。

アセンダントが山羊座

アセンダントが山羊座ということは、実業家・官僚の仮面をかぶっているということになります。

ということは、

幼少期:真面目そうで、学級委員とかやっていそうな子供

大人:会社員として、普通に生活しているイメージ

晩年:定年退職後は、仕事や趣味など楽しんでそうなイメージ

という感じでしょうか。笑

そしてなぜ、そうした仮面をかぶってこの世に誕生してきたのか?

その理由を探る時は、アセンダントのサイン(私の場合であれば山羊座)の支配星、つまり私の場合は土星がいるハウスをチェックすると良いです。

私の場合、土星は7ハウスにいますよね。

7ハウスは

他者

のハウスを言われているため、これらを統合すると

実業家の仮面をつけてきて生まれた理由は、他者のために・他者貢献のために

とリーディングができます。

エネルギーの流れる先が良い状態だと、アセンダントの仮面も輝くと言われています。

つまり私の場合は、他者貢献につながる活動ができればできるほど、自分自身のアセンダント・一生涯身につけている仮面も輝いてくる、ということですね。

他者貢献、がんばっていきたいと思います。笑

月星座が水瓶座

それから、月が水瓶座で、1ハウスという舞台にいます。

それぞれ、このようなシンボルがあります

以上のことから、

本当はもっとこういうことが理想なんだよなあ(世間一般的な常識ではなく)と素の自分が思うこと、感じることを同じ理想・価値観を持った仲間たちと共同創造することが自分らしさ

その活動が他者貢献につながるのであれば自分の仮面も輝くし、結局それが自分自身のアイデンティティ・生きがいにつながっていく

このようなメッセージが1ハウスから導かれるのかなと思っています。

素の自分が感じていることは、大事にしてみないといけませんね。笑

【2】月・太陽・土星が1ハウス


続いて、人生ストーリーにおいて重要となってくる3つの天体である

月(誕生)

太陽(人生目的)

土星(人生の落とし所)

本当は10天体それぞれ意味があり、10の天体それぞれに役割はありますが、人の一生という意味では、

誕生して(月)

人生目的を果たすために社会活動をして(太陽)

最終的にどこに終着点が来るのか(土星)

がより重要となるので、この3天体が1ハウスにいるケースについて、見ていきたいと思います。

月星座が1ハウス

月はその人の個性や素の自分を表しているため、1ハウスにいる天体は、その性質をそのまま持っているイメージ。

月は親しみやすさだったり、人から影響を受けやすいともリーディングできる0-7歳の年齢域です。

なので、例えば天秤座サインであれば、天性の対人関係能力を持っているとも言えます。

蟹座サインであれば優しいお母さんという印象が、その人のキャラクターとしてわかりやすく出ている、と言えます。

>> 占星術ホロスコープで月を読み解くと何がわかる?【月=素の自分の象徴と言われる理由】

太陽星座が1ハウス

太陽は人生目的のシンボルでもあるため、例えば射手座であれば、自分の人生は冒険家として生きていく!と宣言をして生まれてきたようなものですね。

太陽は、自分の人生コンセプト・目的を示すようなシンボルなので、太陽の年齢域(26-35歳)を中心に、自分で努力してどんどん出していくものかなと。

ただ、行き過ぎると、自己中心的になりがちだったり、個性が強すぎると出てしまう可能性もあるため、注意が必要です。

>> 占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる?【太陽=人生目標・目的の象徴】

土星星座が1ハウス

常識や規律というものが土星のシンボルなので、自分自身の対して厳しく、高いハードルを掲げているとリーディングすることができます。

ただ、基盤や安定という意味も土星にあるため、晩年の生活は自分そのものを安定・強固なものに整えていける人である、ともいえますね。

>> 占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる?【土星=常識・人生の落とし所の象徴】

1ハウスをより深くリーディングするために


ということで今回は、占星術的にホロスコープを見た時の、1ハウスを読み解いてみました。

いかがでしたでしょうか?

自分のホロスコープを作ってリーディングしてみたい!という方は、以下のサイトにアクセスし

ホロスコープが無料で作成できるサイト

・自分の生年月日
・出生時間(できれば母子手帳などを確認して正確なものであればなお良い)
・出生場所(都道府県や市町村、できれば生まれた時の産院の住所がわかれば最高)

を入れると無料で簡単に作れますので、やってみてください。

片渕にリーディングしてもらいたい!というオーダーがあれば、SNSなどつかがっている方は直接ご連絡してもらってもokですし、こちらのご提供中のメニューからお気軽にご連絡ください。

また、占星術もうちょっと深く勉強してみたくなった!という方は、以下の本などが良いかなと思っていますので、ご覧ください〜。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

お隣の2ハウスについても知りたい!という方は、下記からご覧ください。

>> 占星術ホロスコープの2ハウスとは何か?【所有・継承・お金を稼ぐ】

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