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ソーラーリターン図(太陽回帰図)とは?誕生日から1年限定ホロスコープをリーディング

今回は、ソーラーリターン図(太陽回帰図)と言われる、誕生日から1年限定のホロスコープをリーディングしていきたいと思います。

基本的にホロスコープは、

・自分の生年月日
・うまれた時間と場所(緯度経度)

の情報から、過去も含めて唯一無二のホロスコープができあがり、それをリーディングしていくものです。

今回ご紹介するソーラーリターン図とは、出生してから「**歳」のホロスコープを作成し、自分自身の内面・体内時計の変化を見ていきます。

誕生日を迎え、新しい歳1年限定の目標などを考えるのにピッタリな手法なので、ご紹介していきますね。

ソーラーリターン図(太陽回帰図)にて内面・目的意識の変化をチェック

これまで、生まれた時のホロスコープ(出生ホロスコープ)や、自分の外側からの影響(2021年という時代の流れ、風の時代から)をリーディングしてきました。

>> 占星術ホロスコープで2021年をリーディング|日本や自分自身にとってはどんな1年になるのか?

>> 地の時代から風の時代へ|占星術的に解読してみた【結論:大事なことはいつの時代も変わらない】

出生ホロスコープが一番大事なのは、変わりありません。

しかし、当然ながら出生した時のホロスコープから、天体たちは時間の経過とともに移動しています。

特に、人生目的・目標のシンボルにもなっている太陽は、やはり重要な天体になるため、1年で1周するタイミングでチェックすることで、自分の内面の変化をみることができます。

実際に、私のホロスコープの例で、見ていきましょう。

出生ホロスコープとソーラーリターン図(太陽回帰図)の比較


左が私の出生ホロスコープで、太陽の位置が蟹座の28.17度にあるのが、わかるかと思います。

右が私の43歳のソーラーリターン図で、同じく太陽の位置が蟹座の28.17度にありますよね。

出生ホロスコープの太陽の位置(蟹座28.17度)に対して、ちょうど太陽が戻って(リターンして)きたホロスコープが右になるんですね。

私の誕生日は7月21日なのですが、太陽がリターンしてくるタイミングは毎年出生時間とは異なり、年によっては日付も前後するケースもあります。

ソーラーリターン図なので、太陽や、リラックスできるポイントとして月に関わるハウスなどを見ていくことで、新しく迎えた歳にどんな意味があるのか?1年の目標を考えるときに使える手法となります。

現在43歳の目標・テーマとリラックスポイント


さて早速、私の43歳のソーラーリターン図(太陽回帰図)をみていきたいと思います。

2021年7月21日の午前4時19分に、蟹座の28.17度に太陽がいますよね(上記)

そしてこのソーラーリターン図の特徴としては、

【太陽】
・1ハウス
・冥王星と180度の関係(オポジション)
・海王星と120度の関係(トライン)

というところとですね。

ソーラーリターン図なので、太陽がいるハウスやアスペクトに着目してリーディングしていきます。

私の出生ホロスコープは太陽が7ハウスにいるため、他者というのが人生目的のキーワードになっているのですが、43歳の1年限定で言えば1ハウス、つまり自分自身の個性やアイデンティティを大切にしましょうというメッセージですね。

>> 占星術ホロスコープの1ハウスとは何か?【個性・アイデンティティ】

また、冥王星と180度の関係から、徹底的に1ハウスのテーマをやるのであれば、限界突破のエネルギーが応援するよ、という感じになっています。

>> 占星術ホロスコープで冥王星を読み解くと何がわかる?【冥王星=死と再生・限界突破の象徴】

>> 占星術ホロスコープのアスペクトとは何か?【天体同士の位置関係からのメッセージ】

さらに、海王星が120度のトラインの関係から、発展の会話をしてきているということで、夢や神秘的な力、目に見せない世界から、個性やアイデンティティが磨かれるようなプラスのエネルギーも受信しそうです。

>> 占星術ホロスコープで海王星を読み解くと何がわかる?【海王星=夢見・神秘の象徴】

それから今年のリラックスできるポイントとして、月をリーディングしてみると、

【月】
5ハウス

となっていました。

5ハウスは、自分の楽しみや自己表現のハウスとなっているので、自分が楽しいことをブログやSNSなど通じて、外に発信していくことでリラックスできるということですね。

>> 占星術ホロスコープの5ハウスとは何か?【自分の楽しみ・自己表現】

私の出生ホロスコープでの月は1ハウスなのですが、43歳の1年間限定でちょっと自己表現とかを意識してみると良さそうです。

以上、43歳のソーラーリターン図をリーディングしてみました。

せっかくなので、前後の歳のソーラーリターン図から、42歳(過去)→43歳(現在)→44歳(来年)の変化も見ていきたいと思います。

過去42歳の目標・テーマとリラックスポイント


上記が、私の42歳(ついこの前まで)のソーラーリターン図(太陽回帰図)となります。

2020年7月20日の午後22時31分に、蟹座の28.17度に太陽がいますよね。

実際の誕生日は7月21日なのですが、太陽が戻ってきたタイミングによっては、このように誕生日の1日くらいは前後することもあります。

そして特徴としては、

【太陽】
4ハウス
月が0度の関係(コンジャクション)
冥王星と土星が180度の関係(オポジション)

というところですね。

42歳だった1年間、ちょうどコロナ禍の影響もあり、仕事もプライベートでも、ずっと家にいたなあ感じていました。

ソーラーリターン図をみると、4ハウス=家・家族・ファミリー意識で繋がった仲間となるため、まさにそれを示唆していましたね。

>> 占星術ホロスコープの4ハウスとは何か?【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】

また、冥王星と土星が180度オポジションの関係でしたので、社会ルールや常識さなどにチェックされ、限界まで家にいろというメッセージだったのかも。

>> 占星術ホロスコープで冥王星を読み解くと何がわかる?【冥王星=死と再生・限界突破の象徴】

>> 占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる?【土星=常識・人生の落とし所の象徴】

【月】
4ハウス

さらにリラックスできるポイントの月も、4ハウスで太陽と0度の関係(コンジャクション)だったので、公私共に家でずっと仕事もプライベートもという1年であることが、42歳のソーラーリターン図からリーディングすることができます。

まさに、そんな1年だったなあと思える感じでだったので、ソーラーリターン図を作ってみて驚きでした。

来年44歳の目標・テーマとリラックスポイント


最後に、私の44歳(来年)のソーラーリターン図(太陽回帰図)となります。

2022年7月21日の午前10時ちょうどに、蟹座の28.17度に太陽がいますよね。

特徴としては、

【太陽】
10ハウス
水星と0度の関係(コンジャクション)
冥王星と180度の関係(オポジション)
海王星と120度の関係(トライン)
月と90度の関係(スクエア)

44歳の1年限定で言えば10ハウス、つまり社会という舞台での活動を大切にしましょうというメッセージですね。

>> 占星術ホロスコープの10ハウスとは何か?【社会活動・社会的ステイタス】

43歳に続き、冥王星オポジション・海王星トラインの関係は続きますが、水星が0度の関係になっています。

>> 占星術ホロスコープで水星を読み解くと何がわかる?【水星=知性やコミュニケーションの象徴】

43歳は個性やアイデンティティのためでしたが、44歳は知性やコミュニケーション能力を活かして、社会に向けて使うことが示唆されています。

加えて、月が90度スクエアの関係で横やりが入ってくる状況なので、素の自分(月)と人生目的(太陽)であれこれ悩むこともありそう。

>> 占星術ホロスコープのアスペクトとは何か?【天体同士の位置関係からのメッセージ】

ただしスクエアは、そうした葛藤を用意することで、新しいフィールドへジャンプさせる役割にもなるため、月すなわち自分の個性が感じることと、うまく折り合いをつけながら、社会活動をやっていくのが良さそうですね。

そしてリラックスできるポイントとして、月をリーディングしてみると、

【月】
8ハウス

となっていました。

8ハウスは、鍵付きの秘密の部屋なので、クローズドコミュニティやパートナーシップとの関係、ここがリラックスできるポイントになりそうですね。

>> 占星術ホロスコープの8ハウスとは何か?【鍵付きの秘密の部屋】

引き続き、そうしたクローズドな環境は大切に、やっていきたいところです。


ということで今回は、ソーラーリターン図(太陽回帰図)と言われる、誕生日から1年限定のホロスコープをリーディングしてみましたが、いかがでしたでしょうか?

新しく迎えた1年に対して、どんな目標をたてて1年過ごそうかな?と考えるのであれば、ソーラーリターン図(太陽回帰図)はピッタリな手法かなと考えています。

出生ホロスコープから「**」年経過したソーラーリターン図も、ちゃんと意味があってその形になっています。

星からのメッセージを味方につけて、誕生日からスタートする1年を有意義に過ごすためにも、占星術ホロスコープを活用すると面白いかなと考えています。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。

もし、「私のソーラーリターン図を読んでほしい」というリクエストありましたら、こちらご確認の上、お申し込みいただけますと幸いです。

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