今回は、ホロスコープを使って自分が所属している
会社との相性をリーディングしていく手法について
まとめていこうと思います。
先日は、パートナーとの相性のお話をしました。
>> 占星術ホロスコープを使ってパートナーとの相性をリーディングする方法
しかし、パートナーだけではなく
子供やペットなどとの相性も
ホロスコープを出すことで見ることができます。
そして会社員の人であれば所属している会社
起業家の人であれば自分の会社やJVパートナー
自分が気に入っている絵画などとの相性も
同じような考え方でリーディングすることができます。
2つのホロスコープを作成し
重ねてみた時の特徴をみていくやり方ですね。
占星術では、ホロスコープを作成した後で
10天体それぞれが示すテーマが
どのような性質があって(目に見えないもの、12サイン)
どのような具体的な場面で(目に見えるもの、12ハウス)
どのような影響を及ぼしているのか(=アスペクト)
というストーリーで、星からのメッセージを
リーディングしていくのですが、今回は私が
16年ほど勤めていた会社の事例で
やってみましたので、以下ご紹介します。
特に、思い入れがある「誰か」だったり
「会社」「物」との相性や、そうしたものから
自分が受けている影響をみてみたい場合は
今回の内容は参考になると思います。
会社から受ける影響の読み方
パートナーのような関係性と同じく
自分の人生の中で一緒にいる時間が長いものは
対象となる相手(今回は会社)のホロスコープの
特徴から影響を受けていると考えることができます。
自分はどんな影響を会社から受けているのか?
これを知るために二つのホロスコープを重ね
自分のホロスコープが内側
会社のホロスコープを外側に置くことで
会社から自分はどのような影響を受けているのか?
をリーディングすることができるのです。
どうやって会社のホロスコープを作るのか?
ということで、まず会社のホロスコープを
作るところからですね。
パートナーや子供など、対「人」であれば
出生時の生年月日や生まれた場所・時間の
情報から作ることができます。
実は、会社や絵画など、対「物」の場合も同じで
それらが生まれた日・時間・場所の情報から
作ることができるのです。
ということで会社のホームページをみてみると
創業年月日・場所の情報が出てきました。
出典:https://www.benesse.co.jp/benesseinfo/data.html
時間は・・登記した時間がわかればベストですが
まあそこまではわからないので始業時間の9時
としてみました。
これらの情報で、ベネッセのホロスコープを
作ってみると、以下になります。

会社の創業日・場所・時間から出したホロスコープです
せっかくなのでこの会社
ベネッセコーポレーションのホロスコープを
ざっとリーディングしてみます。
ベネッセはホロスコープからみるとどんな会社なのか?
大きな特徴として、以下3点がありそうですね。
【1】アセンダント(仮面)が魚座、ライジングスターが月
【2】MC(ベネッセの社会的な役割・立場)が射手座、カルミネート天体が金星
【3】会社の人生目的(存在意義)は、水瓶座
1点ずつ、もう少し解説してみます。
【1】アセンダント(仮面)が魚座、ライジングスターが月
まず、ホロスコープで一番重要と言われる
アセンダントですね。
アセンダントとは周囲の人から見た第一印象【自分が生まれたタイミングで選んだ仮面】
1ハウスと12ハウスの境界線で
会社が生まれた瞬間に、東の地平線から
昇ってきたサインになりますが、魚座ですね。
魚座は、福祉や奉仕の精神というシンボルで
「水エレメント」×「活動サイン」で
構成されていると考えられています。
聖なるものも俗なるものも、目に見せる世界も
目に見えない世界も、善も悪も全てが
ごちゃ混ぜMIXな世界が魚座です。
>> 占星術ホロスコープで魚座♓️を読み解くと何がわかる?【♓️=福祉・奉仕精神の象徴】
そんなところから、公共性の高いものの
シンボルになるわけですが、まさにベネッセは
多くの学校・家庭教育、地域や国単位の教育に
関わっていますね。
ベネッセグループ全体をみると介護や
これから健康とかそういう領域もやるのかな?
民間企業ではあるけれども、多くの人が関わる
公共性高い内容を事業活動として活動していく
様子が伺えますね。
さらに、アセンダントの近辺にある天体を
ライジングスターというのですが
ライジングスターとは何か?占星術ホロスコープから読み取れるメッセージを解説します。
これが月なので、構成要員となる社員の個性が
見え隠れするような企画やサービスなどを
展開しそうです。
16年この会社にいた身としては
片渕
と思える話がたくさんホロスコープから
リーディングできるので、驚きです。笑
【2】MC(ベネッセの社会的な役割・立場)が射手座、カルミネート天体が金星
続いてMCを読んでいきたいと思います。
9・10ハウスの境界線のサインです。
天職に出会う方法【占星術ホロスコープのMC+具体な行動を継続していくことがポイント】
人であれば天職などのシンボルになりますが
会社であれば社会的な役割や立場のようなもの
になりますね。
ベネッセの場合は射手座なので
「火のエレメント」×「活動サイン」ということで
冒険家のシンボル。
抽象度高い内容(哲学や宗教)に対して
冒険家のように火花を散らしながら
追い求めていくような感じでしょうか。
占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる?【♐️=冒険家の象徴】
さらにMC付近にいる天体をカルミネート天体
というのですが、これが金星になっています。
カルミネート天体とは?MC天職を深読みするときの具体的な活用について
会社や社員などの感性・美的センスが
大きな影響を与える感じですね。
占星術ホロスコープで金星を読み解くと何がわかる?【金星=美や感性の象徴】
ベネッセは、ラテン語で「よく生きる」
英語だと「well being」という意味があり
確かに抽象度が高いですね。
出典:https://www.benesse.co.jp/brand/about/philosophy/
「よく生きる」と追い求めて冒険していくような
事業活動・社会的な役割があるわけですね。
さらにビジネスという数字やロジックというより
感性や美的センスが大きい影響を与える
というリーディングができますね。
これも、納得という感じがします。
【3】会社の人生目的(存在意義)は、水瓶座
最後に、人生目的のシンボルと言われる
太陽の位置に着目してみます。
会社であれば、会社が存在している目的や
存在意義となりますでしょうか。
占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる?【太陽=人生目標・目的の象徴】
ベネッセの場合は、太陽が水瓶座の位置に
ありますね。
水瓶座は、「風エレメント」×「固定サイン」
ということで、理想の未来を追い求めて
革命的な共同創造活動をしているシンボル
になります。
会社が掲げる理想や理念を追求して
創造的な事業活動をしていくようなことが
会社の存在意義になっているという話ですね。
占星術ホロスコープで水瓶座♒️を読み解くと何がわかる?【♒️=普遍的な理想の未来を求める革命家の象徴】
事業領域の教育1つとっても、国の方針を鑑み
学校や子供たちに必要なサービスを
創造するようなことをやっていますよね。
教育に限らず介護など、企業理念の
「よく生きる」を追求することが存在意義
ということで、これもぴったりだなあと感じます。
ベネッセから自分はどんな影響を受けていたのか?
さて本題の、自分は会社からどんな影響を
受けていたのか?について、見ていきたい
と思います。
どうやって確認するか?といいますと
自分のホロスコープを内側に
会社のホロスコープを外側に置いてみて
外(会社)→内(自分)への影響を
チェックします(以下が重ねたホロスコープ)
特徴としては、
【1】会社の冥王星(限界突破)のエネルギーが、自分の土星(常識さ)&水星(知性)に影響あり
【2】会社の太陽(存在意義)が、自分の月・1ハウス(個性やアイデンティティ)に影響あり
【3】会社の天王星(アイディア・発明)が、自分の太陽(人生目的)に影響あり
この3つの影響が大きいとリーディングできますね。
それぞれ、簡単に解説をしていきます。
【1】会社の冥王星(限界突破)のエネルギーが、自分の土星(常識さ)&水星(知性)に影響あり
まず冥王星ですね。
破壊と再生・限界突破のシンボルになりますが
一番影響力が大きい天体でもありますし
ここに着目します。
占星術ホロスコープで冥王星を読み解くと何がわかる?【冥王星=死と再生・限界突破の象徴】
会社からのそうした強大なエネルギーが
自分の土星(常識さ)&水星(知性)に
ダイレクトに影響がある位置関係ですよね。
会社から徹底的に、土星シンボルでもある
常識さや社会ルールに対して要求される。
>> 占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる?【土星=常識・人生の落とし所の象徴】
また、水星シンボルでもある
「知性やコミュニケーション能力」を
徹底的に限界突破するまで要求される感じ
ということですね。笑
>> 占星術ホロスコープで水星を読み解くと何がわかる?【水星=知性やコミュニケーションの象徴】
確かに、教材企画の仕事をしたり
人事の仕事をしていた時も、会社の資産として
大きな工場があったり技術があったり・・
というのではなく、社員の企画力や
人間力で勝負という一面もあったかなあと。
常識さや知性・コミュニケーション能力を
徹底的に鍛えられたのが、会社員時代であるのは
間違いないので、これもピッタリですね。
【2】会社の太陽(存在意義)が、自分の月・1ハウス(個性やアイデンティティ)に影響あり
続いて、会社の太陽、すなわち存在意義が
私の月(個性やアイデンティティ)に影響を
与えている話です。
占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる?【太陽=人生目標・目的の象徴】
占星術ホロスコープで月を読み解くと何がわかる?【月=素の自分の象徴と言われる理由】
会社の企業理念でもある「よく生きる」
人によっては宗教っぽいというか抽象度高くて
曖昧のような印象があるかもしれません。
ただ、人々がよく生きるための必要なことを
事業化したり、企画・サービス開発していく方針
そのような会社の姿勢は、確かに自分の個性に
影響を受けています。
ビジネスだったら相手からお金をもらう
というのがありますが、まず目の前のお客様が
困っていたり課題と思っていることを
解決すること。
その対価として結果的にお金が入ってくる
という流れになるのですよね。
言葉にすると当たり前な話では
ありますですけれども。
そうした基本姿勢のようなところは
長く会社にいたからというのもありますが
社会人としての個性を育むことにつながったと
言える感じがしています。
【3】会社の天王星(アイディア・発明)が、自分の太陽(人生目的)に影響あり
最後に、会社の天王星ですね。
天王星は、革命などの意味がありますが
もう少し端的にいうと発明やアイディアを
出していく、というシンボルになります。
占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】
会社から、常に新しい発明やアイディアを
要求されるような職場環境だった
という感じですかね。
確かに、私も会社員時代を振り返ってみると
規模の大小はありますが
- 当時としては新しいデジタルを使った企画や
新しい着眼点をベースにした冊子を作る - 新しい事業や企画をうみだす人を作る
プロジェクトを担当する - 新時代のリーダーを育てたり輩出する仕
組みを、考え実行する
というような、所属していた部署は異なりますが
常に新しいものを仕事として要求されることが
多かったな、と感じます。
自分の新しいものをうみだす力が鍛えられた
会社員時代にもなりました。
新しいワークスタイル・ライフスタイルを求めて
結果的には会社員から独立する形にもなりました。
振り返ってみると、ホロスコープが示唆している
ことが多かったですし、うまれ持った星からの
メッセージ通りに社会人生活を送っていた
という感じですね。
ということで今回は、ホロスコープを使って
会社との相性をリーディングする方法として
私のケースをご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
会社との相性など含め、自分のホロスコープを
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内容としては、以下のようなものなのですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは?
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ:実際にリーディングしてみよう
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