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占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる?【土星=常識・人生の落とし所の象徴】

今回は、自分のホロスコープを占星術で読み解いていったときに、土星はどういう意味になるのか?についてまとめています。

ホロスコープとは、自分が生まれた瞬間の生年月日・時間・場所から導き出される星の配置図のこと(片渕のホロスコープはこちら↓)


占星術では土星のみならず、その他太陽系の惑星10天体がどんな位置関係か?からメッセージを読み解いていきます。

太陽:人生目標・目的など
月:素の自分、出発点など
水星:知性、コミュニケーションなど
金星:美的センス、感性など
火星:活力、エネルギーなど
木星:豊かさ、発展など
土星:常識、人生の落とし所 など
天王星:革命的、理想の未来など
海王星:夢見、神秘など
冥王星:死と再生、限界突破など

10天体には、ざっくり上記のようなシンボルがありますが、今回は土星に関してまとめてみました。

占星術を使うと、土星からどのようなメッセージが読み取れて、自分の人生ストーリーにどのような指針を与えてくれるのか?

今回も、現代科学の常識を超えた占星術の世界から見た時に、新たな発見や面白い気づきがあるんじゃないかなと思っていますので、ぜひお読みください!

なぜ「土星=常識・人生の落とし所の象徴」と言われるのか?


土星は一般的には

木星の次に大きい惑星で、特徴的な輪があり、太陽の周りを約29年かけて1周する

と言われる惑星です。

占星術の世界では土星は、一言でいうと

常識、人生の落とし所 など

という意味が与えられています。

この理由として、5000年ほどの歴史がある占星術の中で

天王星は1781年に
海王星は1846年に
冥王星は1930年に

発見されているので、長らく土星は最後の天体として考えられていました。

土星より先の世界は未知なる外宇宙(死後の世界)ゆえ

土星が人生の終着点・落とし所

というようにリーディングしていたわけです。

占星術の世界では、土星より外側の3天体をトランスサタニアングループと呼んでいますが、人類全体のステージが上がった時、その象徴となるような天体たちが人類の歴史に「登場した」と考えられています。

また、

・土星の内側:現実・常識の世界
・土星の外側:現実・常識を超えた世界

なので、現実・常識とを隔てる宇宙の中での境界線になっていることから、

安定、保守的、ローカル性
責任感、義務、権威、ルール、制限するもの
絞る、人生の課題、忍耐、メンテナンス、定期点検

などのシンボルとも言われています。

土星の片渕

それ、現実的なの?常識的?

しっかり責任感持って、定期点検チェックやメンテナンスが入るイメージですよね。

ちなみに土星の1つ外側を回っている天王星は、「反」土星の意味があり

・革命的(←土星は安定・保守的)
・理想の未来(←土星は常識の現実世界)
・グローバル性(←土星はローカル性)

のシンボルになっているのですが、土星との対比で考えると面白いですよね。

土星は、「今・ここ」という現実世界の常識(時間・空間を共有している)を扱っています。

一方で天王星は「今・どこでも」という、時間が同じで空間が異なる世界を扱うので、まさにインターネットの世界ですね。

>> 占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】

さらに海王星は、時間も空間も制限がない「いつでも・どこでも」世界を扱うところから、夢とか幻想とか神秘性などのシンボルになります。

>> 占星術ホロスコープで海王星を読み解くと何がわかる?【海王星=夢見・神秘の象徴】

さて、話を土星に戻します。

占星術の世界観として、月で人生が始まり、太陽(のシンボル)で自分の人生目標・目的を定めて、土星が人生の着地点とすることから

【土星の年齢域】
56から70歳(のシンボル)

とも言われています。

天王星が発見される前までは、人生50年時代とも言われていたことからも、土星は人生最期の落とし所としてのシンボルということですね。

現代では、人生100年時代とも言われていることから、土星の年齢域だったとしてもまだまだ人生続いていくわけです。

なので土星テーマについてもその年齢じゃなきゃダメというわけではなく、そのテーマを輝かせる・学びはじめるスタート時期という意味合いがあります。

人は本来、一生学び続ける生物ですからね。

むしろ社会人になってからの学びが、人生の充実度を左右するんじゃないかなとも思っています。

>> 社会人としての自己投資は想像以上に大切で身近な人をも幸せにする

逆にネガティブに土星が働いてしまうと、自分の人生はこんなものだと決めつけて、安定・保守的になりがちだし、自分ルールや常識の中だけで物事を判断してしまいがちになるとも言えます。

一方で、自立した大人が心の安定感を手に入れるために、断捨離を進め、物質的なことだけではなく偏ったこだわりや価値観などを手放し、物事の本質を突き詰めたりシンプルにしていくこと。

こういった

制限して絞っていく、捨てていく

ことも土星が扱うテーマなので、やはり土星も輝かせるような人生ストーリーを生きていく方がいいですね。

特に、土星は太陽の周りを約29年かけて1周することから、29年周期で自分自身を定期点検してくれて、次の29年に必要なものへと絞っていくとも言われています。

このことを占星術では

サターンリターン

と呼んでいます。

土星(サターン)が自分の出生ホロスコープの位置から1周して戻ってくるのに29年かかるため、次の29年に向けてのメンテナンス・定期点検してくれるという意味ですね。

私もちょうど29歳の時に結婚したのですが

片渕

「自分」の人生を、どう充実させて生きようかな?

というような自分だけの視点で、自分のキャリアを考えていました。

しかし、、

結婚するとなると今度は

片渕

「家族」みんなの人生を、どう充実させて生きようかな?

という視点になり、色々な価値観や優先順位が変わったなという感じがしています。

今思うと、それがサターンリターンだったのかもしれません。

あなたも29歳前後に、そのようなことってありませんでしたか?

占星術の世界では、土星からリーディングできる内容があなたの人生の課題として登場すると言われています。

あなたの人生レベルを上げるために、大きな壁だったり、高いハードルとして設定されているとされているので、

苦手な人・物事

などとして、自分の目の前に現れます。

特に、年齢が若い時は、そうしたものから逃げたり、避けたりすることで、一時的には回避できたかもしれません。

だけど、より良い人生ストーリーを作り上げていくためにも、そうした土星からのメッセージを読みとき、苦手なことに対する向き合い方が変えると良いのだな、と実感しています。

さて、そんな土星に関して、いつものように具体的なホロスコープを使ってみると、どのようにリーディングするできるのでしょうか?

引き続き、読み解いてみたいと思います。

実際のホロスコープで土星をリーディングしてみると・・


ということで今回も、片渕のホロスコープでリーディングしてみたいと思います。

私のホロスコープ、再掲しますね↓

土星が獅子座の位置にあります。

占星術では、

10天体それぞれが示すテーマが
どのような性質があって(目に見えないもの、12サイン)
どのような具体的な場面で(目に見えるもの、12ハウス)
どのような影響を及ぼしているのか(=アスペクト)

というのが基本的なリーディング手法になるので、片渕のホロスコープでいうと

土星のテーマが
獅子座の性質を持っていて
7ハウスの場面にいる

となりますね。

獅子座は「火」エレメント×「固定」サイン。

獅子座の1つ前の星座である蟹座からの流れで

蟹座の水の中から火のように飛び出し「個性を見せるような演出家」が獅子座のシンボル

なんて言われていて

火のようにエネルギッシュな、演劇的な高揚感、ドラマチックさ、感動させるようなクリエイティブ・演出を好む

という意味があります。

>> 占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる?【♌️=個性を見せる演出家の象徴】

他者を喜ばせたり、他者からの高い評価が自分に跳ね返ってくることにエネルギーを感じるタイプ

ってことですね。

逆にネガティブに言えば、自分がいいと思うものではなく、他者の目線や評価を気にして活動するようなところもある・・と言えます。

土星は、自分の人生ステージを上げるために、ハードル高めに設定されて自分の前に登場してくるもの、と言われているので、土星×獅子座ということは

・(実際はどうあれ)演出的に自分をよく見せようとするような人に苦手意識を持つ

・他者にどう思われるか?ばかり気にしていて、自己主張や個性を発揮しない。他者にどう思われようとも自己主張しまくる人が苦手

という感じで、私の人生に登場してくるということですね。

じゃあ、具体的にどんな場所で登場してくるの?という舞台に関するところがハウスなのですが、7ハウスとなっています。

7ハウスのシンボルは

7ハウス=他者

となるので、文字通り他者として現れるのでしょう。

>> 占星術ホロスコープの7ハウス【他者・パートナー・引き寄せやすい相手】&月・太陽・土星

なので私の人生後半戦は、他者にどう思われようとも自分を魅力的に演出したり、自己主張し、自由に生きていることで、土星を輝かせられるかどうかがテーマかもしれません。

ちょっと前に流行った?ちょい不良オヤジ、みたいなのがゴールイメージかもしれませんので、10年後どうなっているか楽しみです。

今日から、雑誌「LEON」でも買って研究します。笑

土星をより深くリーディングしていくために・・

ということで今回は、占星術的にホロスコープを見た時の、「土星」を読み解いてみましたが、いかがでしたでしょうか?

自分のホロスコープを作ってみたい!という方は、以下のサイトにアクセスし

ホロスコープが無料で作成できるサイト

・自分の生年月日
・出生時間(できれば母子手帳などを確認して正確なものであればなお良い)
・出生場所(都道府県や市町村、できれば生まれた時の産院の住所がわかれば最高)

を入れると無料で簡単に作れますので、やってみてください。

また、最後になりますが
占星術を自分のライフデザインに
活かしていくことをテーマにした
セミナー&動画をメンバーさん向けに
公開しています。

アジェンダとしては以下の通りですが

  1. 占星術をライフデザインに活用するとは?
  2. 自分自身の設計図であるホロスコープ
  3. 人生におけるテーマを示す10天体
  4. 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
  5. 目に見える場面を示す12ハウス
  6. 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
  7. ケーススタディ:実際にリーディングしよう

もしご興味あれば、下記よりメンバー登録
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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