こんにちは、片渕です。
今回は、学校教育・義務教育の中で、もうちょっと重要視した方がいいんじゃないかな、と思う3つのことについてまとめています。
背景としては、自分が教育を受けて社会人になり、独立してあれこれやっている自分自身の経験、これまで出会った人たちの様子や、世の中の政治・経済・社会などの情勢から感じることなのですが
【1】リベラルアーツ的なこと
【2】コミュニケーションのこと
【3】経済やお金のこと
この3つですね、自分も若い頃からしっかり学んでいたらもっと人生変わっていたことでしょう。
そして、義務教育として確かにこれらのことは学習するのですが、もっと重要視した方がいいんじゃないの?と感じます。
もちろん、異論がある人もいるたくさんいることは承知しています。
が、以下の理由から、やはりこの3つって自分の人生を生きるためにも、より良い社会にするためにも重要なことじゃないかなと思っています。
【1】リベラルアーツ的なことが大事と思う理由
リベラルアーツというと、哲学・宗教とか、学校教育の教科でいうと倫理とか道徳とか、そういうところに近い印象がありますよね。
普通に日本語に訳すと、教養というような意味になると思いますが、教養につながる本を読んだり勉強しましょうという話ではないです。
・長年にわたって数値など偽装していたり、環境とか顧客の健康を軽視するような、経済至上主義的な企業
・社会的な責任・影響力がある立場の人が、「それ、ありえないでしょ」的な問題を起こす
世の中に大きな影響を与える企業や人の、質が劣化していると感じることって多くありませんか?
金メダルかんじゃうとか・・苦笑
もちろん、みんな聖人君子になれ、と言うつもりは全くありません。
だけど、例えば次の世代(子供とか)などに対して、最低限大人として恥ずかしくないかなそれ・・と思うことがたくさんあったりもします。
じゃあ、どうすれば良いか?という問いに対する答えの1つが、リベラルアーツかなと。
会社組織や、世間などの中での常識とか当たり前とされていること、その人が何気なくやっている大人としての立ち振る舞いは、どうなんだろうか?
時代を超えて、いつの時代でも普遍的にある人や組織のあるべき姿のようなものは、同じく時代を超えて影響を与え残ってきたものから学ぶべることが多いと思っています。
具体的には、文章だったり、音楽だったり、絵画などもそうかもしれません。
とはいえ、いきなり古典だったり哲学の本を読んだり・・というのは、ハードルが高いでしょう。
よって例えば、まずはリベラルアーツの大切さなどを、わかりやすく説明してくれている以下のような本から、まずはのぞいてみる感覚で見てみるのが良いかな、と思っています。
時代が変化しても普遍的に大事なことから、自分なりの哲学や美意識などはしっかりと育みたいものですよね。
>> 真善美や審美眼を養い美的センスを磨くと人生が豊かになる話
【2】コミュニケーションのことが大事と思う理由
続いて大事なことといえば、対人関係のコミュニケーション。
大人になって、仕事したり生活したり、ほとんどの人が他人とコミュニケーションしていまよね。
このコミュニケーションのトラブルで、悩んだり苦しんだりしている人がとても多いなと感じます。
職場だと、上司・部下などの、人間関係もそうでしょう。
プライベートで、結婚して家族や子供がいると、パートナーや子供とのコミュニケーションもあります。
いかに円滑に、他者とのコミュニケーションを取って人生を歩んでいくのか?
心理学などの学問的な話でなくて良いと思うのですが、他者と気持ちよく会話ができて、良好な関係が築けること。
何も、全員と仲良くしましょう、という話ではありません。
価値観や考え方の違う人たちもたくさんいるのですが、そうだとしてもある程度は一緒にやっていけることが、仕事などでは必要になりますよね。
そんな時、コミュニケーションの基礎となるようなこと。
これは知っている・知らないの世界かなと感じますが、学校や義務教育などでも学びつつ、社会に出て実践みたいな形になると良いのかなと思います。
コミュニケーションって当たり前すぎて、今さら何を学んだりする必要があるの?と感じられるかもしれません。
しかし、大人になってからの悩みのための1つ、間違いなくコミュニケーションに関わるものだと思いませんか?
私的には、カウンセリングやコーチングのような、対人関係やコミュニケーションで陥りやすいことについて、あれこれ知っておくだけでも、ずっと楽になるんじゃないかなと思っています。
コーチングであれば、最近読んだ本でとても良かった本がありますので、下記にご紹介しておきます。
>> 人生を変える!「コーチング脳」のつくり方【読んでみた結論:コミュニケーションはアート】
人生を変える!「コーチング脳」のつくり方 /ぱる出版/宮越大樹
もちろん本だけじゃなく、YouTubeやブログなど、あれこれ情報発信している人が多いと思うので、そこから学ぶのも良いでしょう。
お金や時間に余裕があれば、カウンセリングやコーチングなど学んでみても良いかもしれません、私も少し前ですが通っていたりもしました。
まずは知識として、大人コミュニケーションの基本は、知っておくと良いかなと考えています。
【3】経済やお金のことが大事と思う理由
最後は、経済やお金のことについてです。
学校の授業で、社会科とか公民?とかでやる話ではありますが、そういう国や社会のルールの話ではなく。
現実的に毎日生活するときのお金だったり、税金だったり、世の中(資本主義社会)の仕組みやルールは、もっと早く知っておいた方がいいかなと思います。
私は、学生時代の頃は理系だったし、ずっと会社員だったこともあり、経済やお金のことはほとんど知らずに、生きてきました。
片渕
源泉徴収?いっぱい税金取られる・・
消費税?どんどん増えるねえ・・
くらいな感じ。苦笑
今でこそ、会社員じゃなくなったこともあり、あれこれ学んだりしていますが、税金など生活に密接に関わる知識。
また、お金を稼ぐ=バイトする・会社で仕事する、という人がほとんどだと思います。
しかし、実はそうじゃない方法で収入を得ていく方法など、資本主義社会の中で言われるキャッシュフロー・クワドラントの話などはとても大切かなと。
もちろん、お金が世の中の全てではないし、毎日普通に生活できる分があれば良い、という考え方もあるでしょう。
ただ、世の中にはお金で解決できることが多いのも、また事実かなと思います。
お金がなくて生活に困ったり、将来が不安になったりする人が多いのも、実際問題としてあるでしょう。
よって、
・お金や経済の仕組みを学ぶ
・自分や家族が理想とする人生やライフスタイルを描く
・それにあわせてお金のことをちゃんと準備していく
このプロセスがとても大切と感じています。
じゃあ具体的にどこからはじめる?という時に、まずは参考になる以下のような本から学び、動画などでも学びながら、具体的な行動を積み上げていく方法が良いかなと思っています。
本当の自由を手に入れるお金の大学 /朝日新聞出版/両@リベ大学長
というか、こういうお金の内容って、社会に出たら基本的にはみんな切実な問題として出てくるのは間違いないですよね。
だからこそ、学校教育・義務教育というものがあるのであれば、そこでしっかり学んだり、擬似体験してみたり・・というのが、とても大事なんじゃないでしょうか。
ということで今回は、学校教育でもっと重要視した方がいいんじゃない?と思う3つの理由を書いてみました。
もちろん他にもあるでしょうし、異論ある!という方もいたかと思います。
私も今後5年、10年たてば違う内容が大事だなと感じることもあるでしょうけれども、まずはそれらを言語化し、今からでも学び実践できることはどんどんやっていきたいところですよね。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。
今回のようなブログ記事をまた読んでみたい!という方は、こちらからクルー登録していただけると嬉しいです。