こんにちは、片渕です。
先日の9月7日に乙女座にて新月をむかえ、新しいテーマとして注目しているのがリベラルアーツを学ぶこと。
>> 乙女座の新月【2021年9月7日9:52ごろ】地に足つけてちゃんと準備をはじめよう
なぜ注目しているかというと
いろいろな思い込みや常識から自分が自由になることができるから
です。
日本語に訳すと「教養」と言われたりもするのですが、なぜリベラルアーツが重要と感じているのか?
結論から言うと
【1】自分はどうしたいか?を持つことが大事な時代になっているから
【2】自分がしばられている常識から自由になれるから
です。
今回はそう感じる理由と、リベラルアーツの重要さがわかりやすく書かれた下記の書籍紹介も兼ねつつ、まとめてみました。
もしあなたが「自分はどうしたいか?がわからない・・」などと感じているようであれば、今回のブログや上記の本は参考になる話だと思いますので、ぜひ読んでみてください。
目次
【1】自分はどうしたいか?を持つことが大事な時代になっているから
私が子供の頃は、情報収集といえばTVや新聞・雑誌などのメディア経由が基本でした。
現代では、誰でも気軽にネットで情報を獲得でき、SNSなどで個人同士のやりとりも活発になる時代になりましたよね。
だけど逆に情報が多過ぎて、どれを信じたらいいのかよくわからない・・と感じることって私だけじゃないハズ。
テクノロジーの発展からVUCA時代ともいわれる昨今、未来予測を信じて行動しても不確かさは残ります。
V:Volatility(不安定)
U:Uncertainly(不確実)
C:Complexity(複雑)
A:Ambigunity(曖昧)
という現代を示すといわれる4つの言葉の頭文字。
そんな時に大事なのは、自分はどうしたいか?
自分なりの価値基準を持って、取捨選択することが大事かなと思っています。
「正解探し」というよりは、「共感探し」に近いかも。
占星術的にいえば、社会ルールや規範に重きを置く象徴でもある「山羊座(地のエレメント)」の時代から、同じ理念や価値観を持った仲間たちと共同創造する「水瓶座(風のエレメント)」の時代にシフトしている感じ。
200年以上続いてきた地の時代から、ちょうど2020年末から水瓶座で風の時代がスタートしたのも、偶然じゃないかもですよね。
>> 地の時代から風の時代へ|占星術的に解読してみた【結論:大事なことはいつの時代も変わらない】
例えば仕事。
会社に勤めてキャリアアップを目指すのも良いし、ジョブホッパーのように面白い仕事・会社を渡りあるく方法もある。
「仕事はお金のため」と割り切って、趣味に興じたライフスタイルを重視するのも、ありでしょう。
あるいは私のように独立して、法人・個人問わず好きなことを仕事にしてライフワーク的にやることもできます。
正解はいつも自分の中にある
仕事1つとっても、結局は自分がどういうワークスタイルが良いか?を決めない限り、答えが出ません。
仕事だけではなく、家族がいる人はパートナーシップや子育てにもいえますが
・自分がどうしたいか?
・どういう人たちとの考え・行動に共感できるか?
なんだと思っています。
自分の人生、こうしていきたいなあという自分なりの価値観があると、何も考えずに世論や周囲の空気に追従するだけの人生から脱却できるのかと。
でもそれ、どうやったらできるでしょうか?
その答えの1つとして、リベラルアーツがと思います。
「教養」などという日本語に訳されていることが多いので、
片渕
と私も思っていました。苦笑
ところがリベラルアーツの本来の意味は
良い意味で束縛から人を解放するための知識・知恵
ということなんですよね。
何かと比較すると自分の立ち位置がわかる
自分をしばっているもの、社会のルールとかそういうのもあるでしょう。
もっというと、
・世間で言われていること
・世の中の雰囲気や空気
・親や学校から教わってきたこと
こういうところから、自分なりの価値観とか信条みたいなことって、育まれていきますよね。
「しばる」というと、ちょっとネガティブな印象があるかもしれません。
社会の中でみんなでルール守って生活していくためには、好き勝手する人ばかりだと困るので、一定のルールで「しばる」ことは大切。
だけど、しばられすぎてしまって、自分の思い込みで可能性をしぼっていることもあるのではないかなと。
一度きりの人生なのに、もう一度生まれ変わったとしても、また同じ人生をいきたいと本気で言えるか?
わたしたちは何にしばられているのか??
これを知る意味でも、いったん自分を客観的に見るためにも、例えば過去の時代と比較したり、他の国と比較してみたり。
今とは違う「常識」を知識として知っておくことは、「しばられている」ことの気が付く1つの方法ですよね。
自分や他者を深く的確に理解する武器になる
のがリベラルアーツという著者の主張も、確かにそうだなと感じます。
【2】自分がしばられている常識から自由になれるから
例えば昭和の時代に主流だった、年功序列という考え。
現代でも、そういう考えが残っている会社はあると思いますが、私より上の世代の人は年功序列は当たり前の世界だったと思います。
しかし、過去の歴史や他の国とも比較すると、戦後の復興からの経済成長・人口も右肩上がりという人類史上珍しい状況だったことがわかります。
よって、その時代に生きている人にとっては当たり前の常識は、世界からみると非常識ということがたくさんありますよね。
もちろん、その時代に生きている人にとってみれば、時代の流れやルールにのっていくことは重要でしょう。
だけど、世界をみても過去をみても、今の時代が特殊なんだということに気がつけるかどうか?
「知っている・知らない」の違いで、何に「しばられている」かがわかります。
計測・証明できる科学でしばられている現代
過去と比較すると現代は文明が発達し、特にテクノロジーの進化が顕著になっているのはまちがいないですよね。
文明の恩恵に預かって、毎日の生活が便利になっているのも事実です。
ところが今日の時点で科学的に証明されているものが全て、といえるでしょうか?
まだまだこれから新発見がある可能性は、普通にありえますよね。
例えば、人は死んだらどうなるのか?
あれこれ諸説はあるでしょうけれども、現代では計測する技術がないので、何ともいえないのかなと。
私が好きなものの1つに占星術があるのですが、昔は国王が政治など国の方針を決める指針にしたり、医療にも使われていました。
片渕
と私も思っていたのですが、占星術は5000年も以上も続いて現代に語り継がれています。
その人の生年月日や時間、生まれた緯度・軽度の情報からホロスコープを作成し、そこからリーディングする占星術。
私も占星術のセッションをさせていただいて、
片渕
現代科学の常識からすると占星術なんて・・と思いがちですが、もしかしたらその考えが「常識」にしばられているのかも。
どんな時代でも使えるのがリベラルアーツの強み
100年・1000年前も使えたもの、そして100年後・1000年後も使えるもの。
それがリベラルアーツなのかなと思っています。
哲学や古典、宗教・歴史からの教訓、ことわざや占星術もそうでしょう。
昔から言い伝えられている事柄を、
片渕
会社組織のリーダーとして大事なこと、チームスポーツで成果を出すときに大事なことなども普遍だったりします。
100年後、人類に変わってAIを搭載したロボットが主流の社会になっているかもしれません。
しかし、人類が生存しているのであれば、著者が書籍の中で述べているような「知的な基礎体力」はいつの時代でも大事になりますね。
その時代・その瞬間にしか役に立たないことにしばられることなく、振り回されることなく、いつの時代でも自分の人生の操縦席に自分をしっかりのせること。
一度きりの人生を自分でしっかり舵取りをするためにも、リベラルアーツという基礎体力を育んでみたいなと思います。
ということで、今回は「自由になるための技術 リベラルアーツ」を読んでみた所感ということで、まとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今回のようなブログ記事をまた読んでみたい!という方は、こちらからクルー登録していただけると嬉しいです。