こんにちは、片渕です。
2021年8月8日、22時50分ごろに、新月というタイミングになります。
占星術的にいうと、天空を12分割した時に「獅子座」がある位置、厳密には獅子座17度という位置で、太陽と月が重なります(=新月)
ホロスコープでみると下記ですね、新月なので実際の夜空では見えないかなと。
さて今回は、新月&満月の占星術的な意味などについて、よく言われている話や、実生活での活用方法などについて、ご紹介していきたいなと思います。
新月はスタートで満月は振り返り
占星術の世界では、新月&満月のサイクルを活用して、
・牡羊座の新月=牡羊座テーマをなにかスタートする
・牡羊座の満月=半年前にやったことを振り返る、手放していく
というような、新月に願いごとをするという願望実現法が流行っています。
今回は獅子座の新月というタイミング。
獅子座は火のエレメント×固定サインで、キーワードとしては、自己表現や自分の楽しみ。
>> 占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる?【♌️=個性を見せる演出家の象徴】
他人からどういう目で見られるか?というのは一旦おいて、自分が楽しいなあということを表現する、それをはじめるのに良いタイミングですよ、となりますね。
獅子座17度にはどんな意味が?
また、新月となるタイミングの獅子座17度、サビアンシンボルと呼ばれる360度それぞれに意味があるところまで深読みすると
A nonvested church choir.
ベストを着ていない聖歌隊
という意味があります。
聖歌隊の皆さんは普段であれば、ベストなどきっちり服装も準備して、本番にのぞむというスタイルになるでしょう。
ところが、獅子座の17度は、ベストを着ていない。
つまり、本番ではない何気ない日常の中で、気軽に讃美歌をお披露目したりするなど、毎日の生活の中での小さな楽しみ・表現を大事にする、という意味があります。
獅子座の新月におすすめなことは?
そのようなタイミングとなる今回の新月。
例えば、ブログやSNSなど、簡単にフォロワーさんに自己表現できるツールが整っているので、それらを使って何気ない自分の日常・楽しみを表現していくことをはじめるのもいいでしょう。
また、ダンスが好きであれば、そうしたものを習い始めて、自己表現をしていくなんてのもいいですね。
私は、SNSやブログなどについで、クルー向けニュースレターなんてものもはじめたりしましたが。笑
新月&満月という自然のサイクル的には、そうした自分が楽しいものを外に表現することをはじめる、いいタイミングとなりますので、あなたも何かトライしてみませんか??
アスペクトまでみると天王星が90度の関係に
それからアスペクトをみると、上記のように月に対して90度の関係性(スクエア)に天王星がいますよね。
スクエアは葛藤という意味があります。
>> 占星術ホロスコープのアスペクトとは何か?【天体同士の位置関係からのメッセージ】
また、天王星は、常識を超えて理想の未来を共同創造していくシンボル。
>> 占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】
よって、自分の楽しみや自己表現をすることに対して、本当はこういうことがしたいじゃないの?という自分の理想から、横やりが入る感じでしょうか。
うまく、自分の理想を取り入れて自己表現ができること、その葛藤を乗り越えることで1つ成長ができるタイミングが、今回の新月かなと思います。
新月&満月ではハウスはリーディングしない
新月&満月のホロスコープを東京という拠点で作成し、日本人のみ対象にしているのであれば、ハウスまでリーディングしても良いかなと思います。
今回であれば、4ハウス。
すなわち家とか家族、ファミリー意識でつながった仲間と、自己表現していくという感じですかね。
>> 占星術ホロスコープの4ハウスとは何か?【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】
ところが、海外などを含めると、住んでいる国によってハウスが異なってきます。
そうすると、今回のようにサイン(獅子座)やサビアンシンボル(獅子座17度)までが共通項となるので、サインのメッセージをリーディングするのが良さそうです。
約半年前にスタートさせたことを満月のタイミングで振り返る
新月の願望実現法の流れで生まれた発想ですが、今回は獅子座の新月でスタートしたことが、約半年後(2022年2月17日)に獅子座の満月をむかえます。
上記がその時のホロスコープですが、満月なので月と太陽が180度(オポジション)の関係になっていますよね。
月は獅子座の位置にあります。
新月でスタートしたことが、約半年後の満月で
・振り返りをしてみる
・手放していく
というサイクルで考えると、自然の流れに沿った形になるかなと思っています。
スパンとしても半年という期間になるので、ちょうど良いのかなと。
大人の事情でスタートした現代の暦(グレゴリオ暦)
ちなみに現代で使われている暦、グレゴリオ暦と言われていますが、明治6年からスタートしています。
それまでは、太陽太陰暦という、月の新月・満月のリズムをベースに、うるう月を導入して暦をカウントしていました。
ようするに1年が12ヶ月の年と、1年が13ヶ月の年があったということですね。
明治5年に官僚たちの給与システムが年俸制から月給制に変わることになり、明治6年がうるう月のタイミングだったため、このままでは13ヶ月分の給与を支払わなくてはいけない。
そこで急遽、明治5年の12月2日に太陽太陰暦をやめて、次の日(12月3日)を明治6年1月1日としグレゴリオ暦をスタートした、という話が有名ですね。笑
自然のサイクルと現代の暦のどっちも取り入れて考えてみる
そこから約140年続いているのが、現代の暦(グレゴリオ暦)となります。
ということで、現代の暦を使って、
片渕
と考え実行していくのも良いでしょう。
だけど、長い歴史の中では、月の満ち欠けを使っていた自然のサイクルがあるため、こちらも活用してみると面白いかもしれません。
ということで今回は、2021年8月8日、22時50分ごろに、新月というタイミングになるので、新月&満月のリズム活用法について、まとめてみました。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。
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