先日、とある人とのコーチングセッションの中で
クライアントさんが実現したい理想の１つに
- 「著名なAさんが運営しているような
コミュニティを企画・運営していくこと」
という話をされていました。
じゃあ、その理想に向けて
今日からどうスタートしていくか？
ということをディスカッションするセッションを
進めていくのわけですが、よくある話としては
実現に向けて準備すべく、リサーチして
勉強して資格を取って、ステップを踏んで
１つずつクリアして・・
と階段を登っていくように、目指したい山の
頂上に向けて１歩ずつ進めていく方法です。
不完全でもいいのでまず形にする
確かに、それが本当に実行・継続できれば
いずれかは目標達成できるのかもしれません。
だけど、同時に途中で飽きてしまわないかな？
ということも私は感じます。
自分が実現したい理想未来は、壮大なもので
一生涯かけて努力してやっと達成できるもの
と考えていると、まずは小さく積み重ねて
コツコツやっていくしかない。
努力して少しずつ成長していく方法も
素晴らしいとは思うのですが、私的には
「理想未来」があるのであれば
小さくトライして、すぐにでも形にしてみる
アプローチが有効ではないか？
と考えています。
例えば仕事の中で、あなたが大きなプロジェクトや
新しいサービス開発をしてみたいな
という気持ちがあったとします。
でも現実的には、そうしたことに関われる機会は
希少で、誰にでもチャンスが訪れるわけでは
ありませんよね。
そうした時に、じゃあ転職してそういうチャンスを
もらえる場所にチャレンジしようというのも
１つの方法としてはありだと思います。
しかし、そのよう意思決定をしなくても
今任されている仕事やタスクの中で
これまでのやり方を改善して効率化を進めたり
新規性を生み出すことはできないか？
新しい方法を取り入れることで、予想外の
良い成果が得られることもあるかもしれません。
なので、ゴールから逆算してコツコツと
積み上げていくだけではなく、実際に今から
手のつけられる範囲の中で、自分がやりたいことを
小さく始められないか？
そういう視点を持って仕事をしてみると
これまで気が付かなかった発見があったり
普段とは異なる物の見方ができるようになります。
自分に取ってベストな機会は待っていても来ない
- 「機会がないから、できない・・」
と言いたくなるような気持ちはわかります。
しかし、自分に取ってベストな機会を
周囲の環境からお膳立てされて、目の前に
提供されて実現することってあまり無いのかな
と感じます。
むしろ「機会がないとできない」というのは
言い訳に近いのではないでしょうか。
自分が今持っている手持ちの業務の中でも
そのような発想で見直せることはないか？
実現できることがないか？
このような視点に立ち、実際に手足を動かして
トライしてみることは大切です。
冒頭のクライアントさんも、自身が参加している
コミュニティにて、メンバー向けに
セミナーを企画たり実際にファシリテーションを
する機会が訪れたようでした。
じゃあまずそこで、クライアントさんが理想と
考える企画、つまりAさんが主催しているものを
自分なりに形にしていこうとトライされています。
舞台となる規模の大小や、集まる人数規模の大小は
あるかもしれませんが、自身の中に「理想」が
あるのであれば、まずは身近で小さな機会の中で
小さく実現できないか？
そんな視点を持って、物事に取り組んでみると
いいでしょう。
形にするから次に目指す方向が見えてくる
そうすることで、実際にやってみてからの気づき
- 次はもうちょっとこのようにやってみたい
- 描いていた理想とはちょっと違った・・
などの発見があるものなのですね。
そうすると、自分から次の機会を見つけて
そこで理想を具現化してみようと行動に移せたり。
あるいは、自分が当初描いていた理想が
より一段と具体的になったりグレードアップして
いくのではないでしょうか。
努力することは素晴らしいのですが
努力だけに逃げることはせず
まずは形にしてみたり、世の中にお披露目をする。
そのような試行錯誤の繰り返しが、やがて
本当の自分の夢や理想を形にできる機会へと
昇華していくのかなと考えています。
ということで今回は、自分の夢や理想というのは
実は目の前にある小さな機会を利用することで
トライアンドエラーすることができるので
まずはやってみる姿勢を大切にしてみては
どうでしょうか？という提案でした。
最後になりますが、自分の夢や理想を形にする
プロセスにおいて、
- 【親や学校・会社では教えてくれない】
一度きりの自分の人生を謳歌するための
３つのキーワード
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アジェンダとしては以下の通りですが
- VUCA時代に必要なライフデザインとは？
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