先日の話になりますが、人生初の淡路島に
行ってきたのですが、淡路島にある
日本で最も古い神社の1つとされる
伊弉諾(いざなぎ)神宮と
淡路島の南西側に位置する鳴門の渦潮を見て
色々考えさせられるな・・と思ったので
今回はそのことを書いています。
伊弉諾神宮にある「陽の道しるべ」
まず伊弉諾神宮にある「陽の道しるべ」という
モニュメントを見てきましたのですが、こちら。
これの何が凄いのか?を少し説明させてもらうと
- 冬至の日の出の方向には、那智大滝や
熊野那智大社があり、日没方向には
出雲大社や日御碕神社がある - 夏至の日の出の方向には、信濃の
諏訪大社があり、日没方向には
高千穂神社がある - 春分・秋分の日の日の出方向になる
真東には飛鳥藤原京や伊勢神宮があり
日没方向の真西には対馬海神(わたつみ)
神社がある
と、いずれも日本における太陽の通り道の
重要なポイント上に、これまた重要な神社が
多数存在しているというものです。
伊弉諾神宮から外の地域へ直線を引けば
どこかの神社には当たるでしょう。
けれども、これだけ重要かつ著名な神社と
ぶつかるのは単なる偶然にしては
出来過ぎではないか・・と感じるのも
無理はないですよね。
日本で最も古い神社だそうなので
昔の人は測量技術などもあまりなかった時代に
どうやってその位置に神社を作ったのか。
昔の人は何かしらの方法で
太陽の通り道をベースに神社を配置したのかなと
思うのですが、不思議なものがありますよね
古事記や日本書紀にも記載されていると言われる
伊弉諾神宮は、神話の中では
伊弉諾尊(イザナギノミコト)と
伊奘冉(イザナミノミコト)が
最初に生み出した島が淡路島ということで
日本創造に関する神話の中心的な場所が
ここ伊弉諾神宮ということのようです。
このようなものを間近に見ると、改めて
まだまだ日本の歴史の中でも
分からないことはたくさんあるし
昔の人たちが何かしらの天体測量技術を持って
神社を作っていったのかな?
と想像できますよね。
海外にもエジプトのピラミッドや
イギリスのストーンヘンジなど
現代の技術を持ってしても、どうやって
設計・建造したのか?と議論され続けている
建造物もあります。
ピラミッドについては、水の浮力を使って
重たい石を浮上させて積み重ねていった説が
現代では有力のようです。
昔は砂漠地域というよりはもっと水が潤沢にある
気候だったことから、このような話が
出ているみたいですね。
ストーンヘンジについては750kmほど離れた
地域からの岩と類似性があるので、ここから
運ばれた可能性が高いようです。
そうすると海上輸送されたと推察され
古代の人たちはそうした技術を持っていたとも
考えられているようです。
そのような海外の事例を見れば、日本国内でも
昔の人が高度な技術を持っていた可能性も
ありそうですよね。
何かこうした人智を超えたものに触れると
現代科学でわかっていることが全てではないし
何かもっと大きな存在を感じることができ
おごらず、謙虚になれるなと感じます。
世界一大きい渦潮が見られる鳴門海峡
もう1つ、淡路島の南西にある鳴門の渦潮も
見てきたのですが、近くの港から船で
1時間ほどのクルージング。
ちなみになぜ鳴門に渦潮ができるか
ご存知でしょうか?
これも地理的な要因が偶然重なって起きるのですが
渦潮クルージングのパンフレットが
わかりやすかったので、こちらを借ります。
太平洋側で満潮になって増えた海水が
淡路島をぐるっと回っている間に
今度は太平洋側が干潮になり、1メール以上の
落差が生まれることから、鳴門海峡に
早い流れが生まれるようです。
川の両端は浅いので、陸地や海底の摩擦から
水流が遅くなる所と、早い所の速度差から
渦が生まれているという原理です。
ここでできる渦の大きさは世界一出そうで
大きいもので30mくらいになるとか。
海外ではノルウェーやフランスなどでも
見られるそうですが、偶然に自然が作り出した
地形から、このような渦が定期的に
見られるのも不思議なものですよね。
先月に訪問した山口県の秋芳洞や
グランドキャニオンもそうでしたが
自然が長年かけて作り出した造形美を見ていると
恒久の時間の流れを感じますし
自然の偉大さや力強さを感じます。
特に日本は四季があり、地震や台風など
自然災害も多い地域なので、自然と共存しながら
生活していく風習が昔からあります。
自然に逆らったり、自然を支配するのではなく
自然の流れに沿ってどう対処していくか?
ということは、昔から日本にある姿なのかも
しれないなと思いました。
私は新月や満月など、自然のリズムや流れも
生活に取り入れるといいのでは?と
考えている人ではありますが、改めて
自然や、大いなる存在なども感じながら
現実的な努力や活動もやっていきたいですね。
ということで今回は、淡路島エリアを
ワーケーションした時の話をまとめてみました。
2025年も引き続き、山形蔵王の樹氷や
ニュージーランドにある氷河なども
見に行ってみようかなと思っているので
楽しみです。
さて最後になりますが、自然の流れや
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