- 「月にあと10万、いや5万でもいいので
増やすことができたら、子どもの習い事に
使ってあげたり、自分自身にもちょっと
オシャレなラウンジでゆっくり
できるんですけどね・・・」
セッションをしているとそのようにおっしゃる
クライアントさんもいるのですが、例えば
「収入を増やしたい・・!」
も含めて、自分の理想が具体的にあって
それを実現させていくことを考えた時
オススメしたいのはモデリング(真似)です。
尊敬できる人の特徴を分析するメリット【自分が充実した毎日をすごすためのヒントがある】
これは自分が理想だな・尊敬できるなと思う人
(ロールモデル)の言動を観察して
自分でも真似(モデリング)していこう
ということですね。
現代では、そうしたロールモデルを見つけたり
実際にコンタクトすることが、割と簡単に
できるようになりました。
書籍はもちろんのことブログやオンラインサロン
SNSなどを見れば、おおよそロールモデルの
考えや具体な行動がわかるようになるものです。
シンプルにそうした言動を真似するところから
少しずつ毎日の生活が変化していくとは思いますが
より効果的に進めるためにも、ロールモデルの
価値観までを深掘りしてみてはどうでしょう?
という提案が今回のブログの内容になります。
なぜ価値観まで深掘りする必要があるか?
価値観というレベルまで深掘りしていくことを
オススメする理由は、前例がない課題が
自分の目の前に登場しても、自分自身で解決
できるようになるからです。
価値観というのは、その人が持っている
「大切にしたいこと」「優先したいこと」の
集大成でもあり、その人らしさ
その人が持っている美意識とも言えるものです。
自分がモデリングをするロールモデルが
なぜそのような一挙手一投足を振る舞うのか?
といえば、当人が持っている価値観が根底にあり
その上で言葉・態度・行動などが表面的に現れて
他の人が見ることができるものです。
もし、見えるところだけをモデリングしていくと
ロールモデルの劣化コピーにしかなりません。
同じように振る舞えたとしても、なかなか
期待する成果が得られない可能性があります。
例えば、ロールモデルとする人の書籍を
たくさん読んだとしましょう。
ですが、書籍が書かれた時代背景や状況は
今と異なるでしょうし、言語化できる部分にも
限界があるため、表面的な字面をなぞるだけでは
モデリングできる範囲にも限界が来ます。
そのため、そうした表面的に見える言動の
奥にあるもの、つまりロールモデルがどのような
価値観を持って、物事を判断したり
優先順位をつけて、そのような言動を取るのか?
価値観と呼ばれるようなもっと深い部分を
押さえることで、本当にモデリングすべき
物事が見えてくるものです。
そうすると何が良いかといえば
これまでに経験していない事柄が
自分の目の前に登場したとしても、
- 「ロールモデルのAさんならどう考える?
・・・きっとこうするに違いない!」
などと自分の頭で考えて、必要な行動を
選択できるようになってきます。
あたかも、Aさんがいつも隣にいてくれて
自分が迷った時にアドバイスをもらえるような
感覚ですね。
これができるようになると、Aさんの表面的な
言動がうまれている背景も理解できるように
なるのはもちろんですが、Aさんの価値観が
インストールされてくるので、理想とするAさんが
持っている成功体質を自分のものとして
会得できるようになるのです。
価値観が変わると自走力も上がる
このように自分自身の価値観が
ロールモデルが持っている価値観のように
変化してくると、自分が取るべき言動が
自分で理解できるようになります。
モデリングというよりは、ロールモデルとの
答え合わせをするような感覚になり
どんどん理想を実現させるための行動力や
スピードも上がってくるようになるのです。
価値観が変わってくると、物事の優先順位の
付け方も変わってくるので、迷うことも
減ってくるでしょう。
例え失敗したと感じたとしても
そこからのリカバリーも早くなるでしょう。
もっと言えば、失敗だろうが成功だろうが
自分の経験したことを、Aさんの視点で
考えられるので、良い気づきを得られて
宝物のような教訓を作れるようになります。
そうすることで、
- 目標を作る
↓
行動してみる
↓
振り返ってみて軌道修正する
というプロセスも自分で回すことができようになり
自走力が上がってきます。
もし自走力が上がらないと、ロールモデルの言動
1つ1つを真似することしかできず
前例がないケースが登場すると
判断することもできません。
- 「こういう時はどうしますか・・?」
と逐一質問して答えを求め続けることに
なるでしょう。
そうするとロールモデルとの依存関係が
続いてしまい、振り回されてしまうような
感覚にもなってしまいます。
VUCA時代と言われる現代において
先行き不透明でどうなっていくかが予測できない中
自分でコンパスを持って、進むべき道を
探りながら冒険を進めていくことが必要に
なってきます。
モデリングするロールモデルと自分自身は
当然ながら育った家庭環境から性格・気質などは
異なりますよね。
それこそ生年月日や生まれた時間・場所から
作り出されるホロスコープを見れば
同じ形になる人は過去も含めて1人もいません。
なので、完全にトレースすることはできないので
まずは表面的な言動の観察から入り
どのような価値観を持っているのか?
このような視点でモデリングしていくことで
最終的にはロールモデルの価値観を
インストールすること目標に置いた方が良いでしょう。
そうすることで、これまで自分が選択しなかった
言動を選ぶことができるようになります。
冒頭のクライアントの話でも言えば
「収入を上げたい」
という理想を叶えるための言動も変化し
ロールモデルと同じような結果を
早く得られるようになってくるので
表面的な言動だけではなく価値観までも
モデリングすることをオススメしたいですね。
ということで今回は、モデリングをより
効果的に進めるためのポイントついて
まとめてみました。
最後になりますが、自分の理想のロールモデルを
モデリングしながら、より良い人生を
作り上げることをテーマに
- 【親や学校・会社では教えてくれない】
一度きりの自分の人生を謳歌するための
3つのキーワード
と題してメンバーさん向けに
セミナー資料&動画を公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- VUCA時代に必要なライフデザインとは?
- 理想の人生を生きる時に、攻略すべき障壁
- 一度きりの人生を謳歌するためのキーワード
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