こんにちは、片渕です。
コロナ禍でワークスタイルだけではなく、ライフスタイルも大きく変化した方もいると思います。
だけど、いつだって誰も予想できない世の中の環境変化は、突然起きうるものですよね。
VUCA時代とも言われる昨今ですし、外部環境がどう変わり、何が起きて自分のライフスタイルに影響を及ぼすか、予想して準備してもあまり意味がないかもしれません。
※VUCAとは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つの単語の頭文字から取った造語で、企業や個人のキャリアに影響を与える状況を表現する言葉として使われることが多いです。
それよりも、何が起きても自分が主導権を持ち続け、充実した毎日につながること、やっていきたいですよね。
いろいろな方法があるとは思いますが、今回は
「自分が尊敬できる人」
に着目してみます。
尊敬できる人の特徴を分析し、そこからヒントをもらっていく方法をご紹介していきたいと思います。
尊敬できる人≒憧れの存在であり目標としたい理想の自分
突然ですが、1つ質問です。
「あなたが尊敬できる人って、誰ですか?」
と聞かれて、パッと著名人や友人などの顔が浮かぶ人もいれば、
「尊敬できる人かあ、そうだな誰かいるかな?」
と考え始めた人もいるかもしれません。
小学校卒業時の作文のテーマとして書かされたり、学生時代にアルバイトや新卒就活の面接で聞かれことがある質問かもしれません。
基本的には尊敬できる人とは、
・今の自分にとっては無理だけど、憧れの存在
・自分が目標としたい人や、理想の自分を体現している人
となりますかね。
「尊敬する人≒100%あの人のようになりたい・・!」
とはならないでしょう。
けれども、例えば
「今は部署は違うけれど、バリバリ仕事できるだけではなく、人としても尊敬できるあの先輩かっこいいなあ」
などと仕事の面で憧れを感じることもあるでしょう。
「結婚13周年迎えて子供も2人いて毎日バタバタ・・なハズだけど、お互いのことを今でも大切にしつつ、でも基本的には干渉し過ぎずの距離感が保てていて素敵な家族」
とプライベートな面に、尊敬の眼差しをむけたことがある人もいるでしょう。
人によってはもしかしたら反面教師という意味で
「あの部署にいる会社の先輩のようには、なりたくない・・」
と、具体的な顔と名前を思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
尊敬する人を漠然と思うだけでは…現実は何も変わらない
ここで1つ提案なのが、そうした尊敬する人たちのことを考えて
「すごいなー」
「いいなー」
「うらやましいなー」
で終わらせてしまうだけでは、とてももったいない。
次のアクションまでつなげてみませんか?と私は思っています。
「やだなー」
「あんな風には、なりたくないなー」
「あれは、無いなー」
と反面教師から嫌悪感を感じた時も同様です。
なぜそのような提案をするかというと、尊敬する人って、全員が同じ人を思い浮かべませんよね。
人によって尊敬する人(反面教師な人)は異なる部分があります。
これは、自分が(大事にしている価値観を持って)世の中を見渡した時に、「この人いいなあー」と鏡のように反射して「尊敬する人」を実感しているからです。
自分の内面を深堀りしている状態ですね。
尊敬する人って誰?という話をしていたときに
「Aさん、いいよね!?」
と友人に話したとしても、共感はされるでしょうけれども、友人は友人なりの価値観があり、尊敬する人が違う可能性も普通にありえます。
人の数だけ尊敬する人はいると思いますが、1つ確実に言えることは
「すごいなー」
「いいなー」
「うらやましいなー」
と感じるだけでは、基本的にはあなたの現実は何も変わりません。
もし、もっとより良い毎日にしていきたい!と望むのであれば、今までとは異なる考えや行動をとる必要があるでしょう。
「すごいなー」
「いいなー」
「うらやましいなー」
そう感じるということは、自分の価値観が反応している証拠。
このトリガを有効活用し、これまで選択してこなかった新しい行動を、今日から選択してみてはどうでしょう?
具体的には、まずはあれこれ考えずに、尊敬する人の特徴を分解してみて
「とりあえず、マネしてみる」
「まずは、形から入っている」
のが良いかなと私的には思います。
「マネなんかしても、そんなすぐに尊敬できるような人と同じようなことできるわけないじゃん!」
と思われたかもしれませんが、もちろんその通りです。
自分が尊敬する人と、同じ次元で同じようなことがすぐできるようには、ならないでしょう。
真似してみるけどうまくいかない・・そこから初めて本当に必要なことがわかる
よく、漠然とインプットしたくて、とりあえず本を買ってみるものの、手付かずで積読状態で・・という人がいます。
向上心を持って、書籍から学んでいこうとしてAmazonで本を買っていく姿勢は評価できると思います。
が、やはり姿勢だけではなく、インプットから学んだことを現実世界で活かし、結果やアウトプットで実績を出せるのかが勝負。
実績といっても、仕事やビジネスに限った話ではないですよ。
「ダイエットしようといつも思っている・・んだけど、なかなかねえ、深夜のラーメンとポテトチップがやめられないんだよ」
という人は、気持ちはあっても行動できず、または行動しても継続できず、理想とは真逆の方向に向かう結果が出ることでしょう。
なので、お勧めしたいのは、まずは具体的な行動ありき、形から入ってやってみてから
「あれれ、スポーツジムに入会して、ジムで使うトレーニングウエアを買ってみるところまで行ったけど、今月は1回しかジムに行っていないぞ?」
という現実を目の当たりにする。
その上で、
・どうやったらジムって継続できのかな?モチベーションアップの方法や目標設定などを見直すべき?
・ジムに入会したのはスリムな身体を目指したいから。カロリー摂取と消費のバランスを考えると、食事や食生活で工夫できることないかな?
・見た目がスリムなだけではなく、健康的な身体でいられるためには、栄養はもちろん生活習慣をどうすると良い?
など、次々と今の自分が取り組むべきことがわかってくるのです。
ここで初めてインプットが必要にもなるし、インプットしただけでは何も変わらないので、実生活でやってみる。
この継続と改善の繰り返しのプロセスが、充実した毎日にもつながっていくし、過去を振り返っても
「あの時、あれをやっておけばよかったな・・」
と後悔することも少なくなることでしょう。
※ご参考まで…私が考える尊敬する人の特徴
ちなみに・・・参考になるかどうかわかりませんが、最後に自分が尊敬する人の特徴について書いてみようと思います。
いろんな分野でパッと名前と顔が思い浮かぶ人はいるのですが、共通している特徴は以下2点です。
(1)有言実行、そして継続している
(2)自分を満たし、周囲を応援し、世の中に価値提供している
まず(1)ですが、これは自戒も込めてですが、多くの人は理想は語るが実際の行動が伴わないことが多くはないですかね・・?
たまに単発で行動できることもあるかもしれませんが・・。
もちろん、ダイエットなどというような健康に限った話ではなく、職場や家族などとの人間関係も、キャリアについても同じ。
継続することって、実はとても地道だし、泥臭い。
そして、誰も見ていなければサボるのも簡単だし、継続できたとしても結果が出なければ、基本的には誰からも評価されないって感じじゃないですか?
でも人生に成功している人って、有言実行そして継続できている人が多いなあと思っています。
例えば、あまり野球に詳しくないので、間違っていたらスミマセンなのですが、イチロー選手は小学校の卒業作文に
1年のうち360日は激しい練習をしていました。
と書いていたという話もありますしね。
もちろんイチロー選手と同じ練習量をこなせたとしても、そうなれる保証はないのですが、少なくとも小学生の時にそのくらいの練習量が継続できますかね・・?
結果出していて自分が尊敬する人たちは、領域は異なるけれども圧倒的に「有言実行そして継続」していますね。
「あれこれ考える前に、まずやって見る」
「やってみてうまくいかなかったり、疑問が湧いてきたら初めてインプットする」
このくらいの順序で、行動重視でやっていく方がアウトプットの質も上がってくるのでしょう。
結果的に良いインプットにもつながるんじゃないかなと思っています。
そして(2)にもつながりますが、まずは自分がやってみたいことをとことんやってみる。
その上で、家族や仲間など、毎日自分を支えてくれる人を応援したり、必要だったらサポートしてあげること。
さらに余裕あれば、もっと広く世の中に発信して、困っている人をサポートしてあげられる、この順序が大事ですね。
一番身近にいる自分自身すら満たせていない、ご機嫌でもいられないのに、周囲の人たちとの関係性が良くないのに、世の中に価値提供なんかできるのでしょうか?
外面だけよく見せる方法はあるかもしれませんが、、勘がよい人はすぐ見抜くでしょう。
まずは自分が尊敬できる、そう思える人の特徴に注目してみて、具体的な行動を始めてみませんか??
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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