自分が目指したい理想の姿に向けて
目標設定したり具体的なアクションプランを考えて
行動していくことはとても大切です。
が、せっかく
- 今週はこれをやろう・・！
とタスクやToDoリストを決めたのに
なかなか思うように行動ができない
続かないということってありませんか？
あれほど理想を書き出したりイメージしたり
お手本にしたいロールモデルにも会ったり
目標を叶えるためのノウハウも勉強したのに。
肝心な行動が不足してしまうと、現実的には
なかなか理想の実現までに時間が
かかってしまうものですが、さてこういう時
どのようにすると良いのでしょうか？
色々な課題解決の方法はあると思いますし
最終的には自分にピッタリ合うものを
見つけていくしかないかなとは思うものの
私的には
- 「バケツに穴が空いていたらふさぎにいく」
ことをオススメしたいと思うので
今回はそのことについて書いています。
エネルギーを「貯める」ではなく「逃さない」という視点
パワースポットに行ったり
ポジティブな言葉やメッセージなどに触れると
- よし、自分もやってやるぞ・・！
と元気な気持ちにもなっていくものですよね。
そのようなエネルギーは、実際には見えませんが
何か行動したりする原動力になるものです。
ところが、残念ながら毎日の生活の中で
ちょっとしたことがあると、そっちに
気を取られてしまったり、せっかく行動しようと
思っていたけれど、些細な心配事を思い出して
しまって行動がストップ。
モヤモヤした気持ちになって
手が止まってしまうことってありますよね。
むしろ、
- 毎日忙しすぎて考える余裕がない・・！
くらいの方が、実はタスクの処理は
進むことがありますが、いずれにしても
行動量を上げていくために、どうやって
やる気にするか？というよりも
- どうやってエネルギーをにがさないか？
という視点も大切になります。
自分が元々持っているエネルギーを保ちながら
必要なところに全力で注いでいくイメージですが
私的にはエネルギー漏れしている点を
１つずつふさいでいくことが、必要な行動を
後押しする結果につながると考えています。
「ふさいでいく」といっても何も難しい話ではなく
日常生活の中でちょっと気になっていることを
そのままにせず、１つずつ具体的に
手を打っていくということですね。
自己基盤を強固にしていくためにも小さな穴からふさいでいく
例えば、部屋の中でスイッチが故障していたり
スマホの画面にヒビが入ってしまって
修理したいなと思っているけど放置していたり。
クローゼットの中や、部屋がちらごちゃっとして
家にいるとなんとなく気が重くなることって
ありますよね。
そうした些細なこと・・と思われるかも
しれませんが、自分の五感から入ってくるノイズ。
１つ１つは小さいことなのですが
気になることはノイズになるので、自分の
エネルギーがそちらの方から少しずつ
漏れていくものです。
なので、まずは部屋の片付けだったり
衣替えだったり、目に見えてが具体的なものから
対処していくといいですね。
それができたら次は、自分の習慣に
目を向けていくと良いと思います。
例えば、
- なんとなくスマホを見ていて
気がついたら３０分経過していた・・ - なんとなくお菓子やスイーツに手が伸びて
気がついたら１袋空いていた・・ - なんとなく夜になったらお酒を飲み始めて
ソファで寝落ちしていた・・
などですね。
もちろん、スマホがダメとか
スイーツやお酒がダメとか
そういう話ではありません。
自分がリラックスしたり、息抜きの時間は
必要ですし、人によってはそうした時間が
１日の楽しみであるという人もいるでしょうから
であれば、大切にするといいと思います。
ただ、もし自分がやりたいなと思っている行動が
うまく手につかなかったり、物事が具体的に
前に進んでいないような感覚があるのであれば
自分の小さな生活習慣を見直してみるのも
着眼点としては大切です。
特に「なんとなく」やってしまっていることは
習慣になっているわけですよね。
なので、もしその習慣が自分の理想と
照らし合わせたときに、
- ちょっと違うんだよな・・
と思うのであれば、そこに着目してみると
自分自身が変わっていくための
ヒントが隠されていたりもします。
小さな習慣を変えて積み重ねていく
なんとなく続けている習慣について
もし変えていきたいと思うのであれば
例えば「ダラダラっとスマホを見てしまうこと」
であれば、物理的にスマホを遠くに置いてみたり
クローゼットにしまってみたり・・など
具体的な手を打つことができるようになります。
そうすると誰しもが平等に与えられている
２４時間の中で、３０分という時間が
生み出せることになりますよね。
１日たったの３０分と思われるかも
しれませんんが、１ヶ月で換算すれば
１２時間ほど、半日まるまる余白が
できるようなものです。
なんとなく時間が溶けて流れ出ていたものを
ふさぐことで、新しくやりたいこと
それはストレッチとか健康につながること
かもしれません。
読みたかった本を１日３０分読む
というのもいいですよね。
何かそうした理想の生活習慣に向けて
流れ出ていた時間を取り戻して
別の行動を選択していくことで
少しずつ今までの自分から新しい自分へと
変化してくるのではないでしょうか。
コーチングのセッションでも、そうした
目に見える小さな生活習慣から
変化させていくことを扱うことも多いですが
鍵となるのは自分が気になっている些細なこと
小さなことなのかなと。
これらを放置せずスルーせず
具体的に解決していくことから始めてみると
良いのだろうと思っています。
その繰り返しが、やがては習慣になってきて
自分が本当にやりたかった行動を
後押しすることになるでしょう。
行動力が上がり、行動量も
増えてくると思います。
最後になりますが、このあたりの話で
１つおすすめの本があるのでご紹介なのですが
コーチングの世界では、
「パーソナルファウンデーション」
とも呼ばれますが、要するに自己基盤ですね。
ここを整えたり、強化していくことが
何よりも大切ですよ、という内容です。
ただ、この本は結構なボリュームがあるのと
書籍のタイトルが「人生改造宣言」という
硬そうなタイトルではありますが・・笑
内容としては、どれも当たり前のようなことが
書かているのですが、これを１つでも
本当に行動できると、少しずつ人生が変わると
私も思います。
私も初めてこの本を読んだのは２０年近くも
前になりますが、エネルギー漏れをふさいで
行動力を上げていくためのヒントが
たくさんあるので、ご紹介しました。
ということで今回は、行動したいけれども
なんだかうまく行動が続かないという人向けに
エネルギー漏れをふさいでいく提案でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
