「書く瞑想」とも言われるジャーナリングですが、自分の頭の中にある
- 何となくごちゃごちゃしている事柄
- 何とも言えないモヤモヤした気持ち
こうしたものが現れたときに、私がおすすめしたい
方法の1つなので、今回はそちらをご紹介します。
頭の中にある「ごちゃごちゃ・・」を外に出してみる
先月までは無料で、今月からは有料でコーチングを
させてもらっているクライアントさんの中にも、
たくさんのタスクがあって
どこから手をつけたらいいか分からない・・
というテーマが話題に上がりました。
コーチングであれば、基本的には私から
「こうした方がいいですよ」
というような一方的なアドバイスや
コンサルのようなことはしませんが、
「どのような状況なのですか?」
と丁寧に質問して聞いてあげることで
様々なキーワードが出てきます。
コーチングは、単に質問しまくるというものではなく
意図を持って質問をするもの。
なので、質問に答えていくことで頭の中にあることを
相手(コーチ)に説明をしていくような形になります。
そのようにして、頭の中にごちゃごちゃしていた
タスクだったり、感情というものがどんどん外に
出てくるわけですね。
さらに、出てきたものに対して
「どうように整理していきたいのか?」
などという質問をすることで、やるべき事柄を
書き出してみたり、優先順位をつけてみたり。
そうした状態になってから、改めて他人に
相談できるプロセスを経て
- どうしたらいいか分からない・・
↓ - ここから取り組むと良さそう・・!
という所に持っていくことができます。
これは何もコーチングを受けなくても
セルフコーチングだったり、今回ご紹介する
ジャーナリングという方法を活用することで
実現可能です。
書き出すことで自分の頭の中を見ることができる
頭の中にあることを書き出してみるジャーナリング
ですが、最初はとにかく「書けない」状態に
なる人が多いのではないでしょうか。
普段私たちが目にする文書は
論理的なものもあれば、感情の赴くままに
自己表現をされたものがほとんどですよね。
書き出すとなると、そうした視点で自分が書いたものを
見てしまいがちですが、まず前提として
ジャーナリングで書き出したことは
誰かに見せるものではありません。
さらに、論理的にぐちゃぐちゃだったり
しっかりとした文書である必要もありません。
もし、最初から論理的に書き出せるのであれば
それはそれで頭の中で整理できている証拠。
お気に入りの手帳なメモにペンで書き出してもいいし
パソコンやスマホでメモに打ち込んでも良いでしょう。
- 頭の中にあるごちゃごちゃした感じ
- なんとなく大切と感じるようなキーワード
- 言葉にならないようなモヤモヤした気持ち
このあたりを手探りしながら、文字にしてみるという
プロセスが最初なのかなと思います。
実際にやってみるとわかるのですが
書き出してみた文書になっていない言葉たちを
ざっと眺めるだけで、様々なことの気がつけます。
「もしかしたらこのあたりが気になっていたのかも?」
など、自分のメモを見ながら、さらに頭の中で
浮かんできた言葉を書き続けていくことで
- こうしてみると良さそうかも・・しれない?
という具体な次の1歩が見つかりやすくなります。
ビジネスで活用するのであれば、
- まず書き出してみる
↓ - 整理して統合化してみる
↓ - 統合化したそれぞれの項目同士の構造をみる
ことで、優先順位をつけやすくもなります。
そうすることで
- 2番目のタスクはAさんに確認しようかな
- 4番目のタスクは1番目が決まらないと
動けないかな
など、自分で気づくこともできます。
会社組織の中では、1 on 1というリーダーと
1対1でディスカッションするシーンも多くなり
活用している人も多いでしょうから
ジャーナリングのように書き出すのではなく
- 支離滅裂でokなので、まず考えていることを
思いつきベースで口にしてみる
↓ - 壁打ち相手から、質問をしてもらう
↓ - 質問に答えることで、考えが整理される
という経験をしたことがある人も
多いのではないでしょうか。
人によっては、真面目なミーティングよりも
雑談をしたり、ワイガヤすることで
新しいインサイトが見つかったりもします。
その人自身が今一番やるべきことの答えは
何かの本を読んだりセミナーに参加して
気づくこともあるでしょう。
けれども、そうした外に答えがあるというよりは
自分の内側に答えがあるものです。
自分の内側にあるものは
自分の目で確認はできませんよね。
視覚は自分の外側にある情報をキャッチする器官の
1つなので、視覚を活用するのであれば
自分の内側にあるものをどんどん出してみて
ジャーナリングなども活用していく。
そうすることで
- どこから手をつけていいのか
分からない・・動けない・・
から脱出できるのかなと考えています。
ということで今回は、ジャーナリングを活用して
どこから手をつけたらいいか分からないタスクや
モヤモヤする気持ちをスッキリさせる方法を
ご紹介してみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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