こんにちは、片渕です。
今回は2021年9月21日、8時55分ごろに満月というタイミングなので、星からのメッセージを読み解いていきます。
占星術的にいうと、天空を12分割した時に「魚座」がある位置に月がいて、180度反対の位置に太陽がいる(=満月)という状態。
ホロスコープでみると上記の通りで、ちょうど朝なので満月の瞬間は見るのは難しそうですが、夜になれば満月(=中秋の名月)が見られるかもですね。
魚座というと、福祉や奉仕精神の象徴と言われますが、今回の満月にはとても重要なメッセージが含まれていると感じているので、その理由をご紹介していきますね。
>> 占星術ホロスコープで魚座♓️を読み解くと何がわかる?【♓️=福祉・奉仕精神の象徴】
今回の魚座満月のメッセージとは?
魚座は、占星術の世界観では「水エレメント・柔軟サイン」とされています。
水という物事をくっつけるようなシンボルにプラスして、柔軟になんでもかんでも混ぜていく様子が魚座なのですよね。
そこから、聖なるものも俗なるものも、目に見える世界も目に見えない世界も、全てごちゃ混ぜに存在しているのが魚座の世界観。
社会的に立場が高い人から罪人まで、子供から老人まで分け隔てなく関わるということから、公共の福祉だったり奉仕精神のシンボルが魚座です。
魚座29度の秘められたメッセージ
ホロスコープは円の形をしており、サイン(星座)ごとに12分割されていますが、魚座も細かくみていくと1度ずつに意味があります。
サビアンシンボルと呼ばれるものなのですが、今回の満月は魚座の28.13度なので数え度数が29度となります。
魚座29度のサビアンシンボル:
A prism
プリズム
という意味があります。
プリズムとはガラスなどの透明な三角柱のこと。
これに光(透明)があたると、光を構成している波長が分散されて虹色に見えたりするものですが、果たしてどんなメッセージが隠されているのでしょうか?
ホロスコープ1周サイクルの最後の度数
そのメッセージの話の前に、ホロコープのサイクルに関する話を少しご紹介します。
ホロスコープは、自然の1年サイクルや、人の一生サイクルにとても似ています。
どういうことかというと、自然の1年サイクルとは
●春(牡羊座→牡牛座→双子座):
種をまいて芽が出てくる
●夏(蟹座→獅子座→乙女座):
水を含んで大きく成長する
●秋(天秤座→蠍座→射手座):
収穫する
●冬(山羊座→水瓶座→魚座):
乾燥させて長期保存する
となりますよね。
そして、人の一生サイクルというのは
●牡羊座→牡牛座→双子座:
人が誕生し、五感を認識し、知的好奇心を育む
●蟹座→獅子座→乙女座:
他人との関係性や自己主張などを学びつつ、社会デビューに必要なことを準備する
●天秤座→蠍座→射手座:
社会デビューし他人と渡り歩き、深く濃い人間関係や、情熱的に冒険するテーマを追求する
●山羊座→水瓶座→魚座:
社会活動の頂点を経てから、理想の未来を追求し、死後の世界を旅する
という感じで、1サイクルが終わるとまた次の命が生まれるというストーリーになっています。
占星術ホロスコープの12星座(サイン)の意味や仕組みを解説します
今回満月となる魚座29度は、混沌としたカオス状態の魚座から、さあいよいよ次の命が誕生という直前。
魚座の中にある目に見えない世界(光)から、目に見える具体な現実世界へ登場する時の変換点を象徴しているのがプリズム、というわけですね。
満月は振り返り/断捨離/片付けに最適なタイミング
新月&満月の願望達成法では、ざっくりいうと
●魚座の新月は、魚座テーマで何か物事をスタートしてみる
●魚座の満月は、魚座テーマの振り返り/断捨離/片付けをしてみる
という話になります。
よって今回の満月では魚座のような、ありとあらゆるものが集まっている状態を整理していくタイミングともいえます。
目に見えない世界からの学びを振り返る
魚座の特徴の1つに、目に見えないスピリチュアルな世界も含まれているということがあります。
なので私的にはスピリチュアル世界からの学びを、自分なりに振り返り・断捨離・片付けをしてみましょうということかなと感じています。
しかも魚座29度という位置での満月。
目に見えないものをプリズムを使って可視化→もうすぐくる次の命の誕生に向けていこうというメッセージですからね。
しっかり振り返り、そこから学びや気づきを活かして、現実世界でさらにレベルアップしていきたい。
もちろん、目に見えない世界やスピリチュアルを否定しましょうという意味ではありません。
これまでスピリチュアル世界を探索していたのであれば、魚座29度での満月という自然サイクルの流れで、必要に応じて整理整頓するベストなタイミングということです。
火星が180度の関係で応援している
しかも今回の満月のタイミングは、火星が180度の関係(オポジション)の位置にいます。
火星といえば、エネルギッシュさや活力の象徴。
>> 占星術ホロスコープで火星を読み解くと何がわかる?【火星=活力・エネルギーの象徴】
つまり、魚座満月の活動がしっかりできれば、エネルギーや活力がわいてくる。
エネルギッシュなシンボルの火星が応援してくれる、といってもよいでしょうね。
逆にオポジションの関係なので、魚座満月の活動ができなければ、エネルギーが下がってしまうこともありえます。
>> 占星術ホロスコープのアスペクトとは何か?【天体同士の位置関係からのメッセージ】
ようするにあなたの行動次第で、火星のエネルギッシュさを味方につけられるかどうかが決まるというホロスコープになっています。
ぜひ、魚座テーマの振り返りや片付けにトライしてみてください。
私の場合は何をするかというと・・?
そんな魚座満月のタイミングで自分は何をしようかな、ということを最後に参考までに書いておきますね。
私的には、現代の常識から外れている部分も多い占星術を振り返ってみたいなあと。
占星術は底なし沼のようにテーマが豊富だし、占星術のセッションをさせていただく度に、その不思議さに魅了はされています。
だけど、占星術を通じて感じたことを、現代を生きている毎日の生活の中でどう活かしていく?
そこにフォーカスした活動を魚座満月のタイミングでやっていきたいなと。
具体的には占星術の学びを整理整頓しつつ、ブログにアウトプットしたり、人に話してみたりですね。
そして約半年後の、2022年3日3日には魚座新月のタイミングがやってきます(ホロスコープは下記の通り)
その時には、占星術も含めた目に見せない不思議な世界に、また深く足を突っ込んでみようと思っています。
あなたももし、目に見せない世界などに日々興味があって探求されているのであれば、このタイミングで整理整頓してみるのも良いですね。
ということで今回は、魚座29度での満月からのメッセージをまとめてみました。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
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