今回は、私が健康や栄養のことを
学ばせてもらっているオーソモレキュラー療法を
国内で推進されている第一人者
溝口先生の書籍に関する内容です。
片渕家のように、お子さんがいらっしゃる
保護者の方は聞いたことある話かと思いますが
発達障害と診断される子どもたちが
どんどん増えている現状があります。
文科省HPにある「令和元年度 特別支援教育に関する調査の結果について」から抜粋しています
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/1402845_00004.htm
発達障害と一口でいっても
・ADHD(注意欠如・多動症)
・LD(学習障害)
・ASD(自閉スペクトラム症)
などに分けられるのですが
私は会社員時代に教育に関する
事業会社に勤めていたこともあり
増えている話はよく耳にしていました。
同時に、なんで増え続けているのか?
というのは疑問には思っていました。
当時は、それ以上調べたり
何かしたりってことはなかったのですが。
だけど、自分が結婚して子どもに恵まれて
保育園や小学校に行くようになった時
ずっと教室の中や外を動き回っている
子どもを目にすることが多かったので
やはり増えてきているのだなと実感しました。
また、発達障害に関わらず
小さい子どもが体調を崩すと
結果的に、自分たちの仕事予定などにも
総倒れ的に影響を及ぼしますよね。
そのような実体験から
どうしたら自分+家族はもちろん
日頃お世話になっている友人・知人が
元気に生活できるのだろうか?
というのが、私が健康のことを
学び始めた動機でもあります。
で、本を読んだり、セミナーに参加したり
冒頭ご紹介したオーソモレキュラーに
出会ったりしたのも、その1つですね。
サイン入りの本をプレゼントいただきました、溝口先生ありがとうございます。
当たり前のように感じる健康って
失ってはじめてその重要さに気がつきます。
そして健康を保つためには
毎日の生活習慣が何よりも大切です。
今回、ご紹介している本のテーマになっている
発達障害についても、一般的な診療では
薬や療育といった対処療法が中心になっています。
ところが、私たちの身体はもちろん
メンタルについても、食べたものでできているため
日々の食事を見直すことで改善していける話が
書かれています。
あ、もちろん、これは薬とか
そういうものの否定ではないですよ。
事実、薬を処方することで良くなっている
ケースもあると思っています。
しかし、ここではなるべく薬などに頼らず
毎日の生活習慣、特に食事に注意する
アプローチでも変わっていきますよ
ということです。
書籍の中では、たとえば血糖値に関する話
脳や体のエネルギー源になる「糖」が
血液中にどのくらいの濃度になっているか?
を示すものですが、これが急上昇&急降下すると
身体はもちろん、メンタルにも影響が出ます。
なので血糖を安定させる食材や
食べ方・食べる順序、そして子どもは特に
身体を作る時期でもあるので、間食である
おやつなどの考え方にも触れてあります。
また、感情を作り出している神経伝達物質は
ビタミンB群と呼ばれるものや鉄分が必要です。
ところが、両親が共働きで忙しかったり
スーパーやコンビニで、手軽に美味しく
食べることができるものが増えてきたことから
どうしても糖質を多く取りがちで、
結果的に、ビタミンなどその他の栄養素が
不足しがちになります。
この解決方法の1つとしては、肉など
タンパク質が豊富なものや、おかずを
たくさん食べるといいんですよね。
ウチの子ども達も焼肉大好きですが
ファーストフードでハンバーガー食べるより
こっちがおすすめです。
また、アレルギーが原因で
発達障害になるケースも多いため
このアレルギー症状がなぜ出るのか?
実は、「腸」が影響していて
「腸内環境」をしっかり整えることも
必要になってくるのです。
腸は、食べたものを消化して吸収する器官ですが
腸の状態が悪いと、充分に分解がされないまま
吸収されてしまい、これを異物として免疫が
過剰に攻撃してしまうことでアレルギーが
おきるわけですね。
なので、腸の状態を良くするためにも
小麦(グルテン)や乳製品(カゼイン)を
つまりパンや牛乳などをできるだけ
控えていくことが、子どもだけじゃなく
大人たちの健康のためにも必要になります。
本の中では、じゃあ具体的にどんなものを
食べさせると良いかな?ということで
写真付きでレシピなども紹介されています。
さらに食事の話だけではなく
発達障害がよくなるための運動のコツや
休憩の取り入れ方などにも言及されているので
毎日の生活習慣から改善していくための方法
として、とても参考になるなあと思い
ご紹介させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回のようなブログ記事をまた読んでみたい!
という方は、こちらからメンバー登録していただけると
嬉しいです。