こんにちは、片渕です。
先日、自分が「怪しい・・」と感じるものこそ、あれこれリサーチすると良いよというブログ記事を書いたばっかりなので、今回は大麻ビジネスについてです。
怪しい・・と自分が感じるものこそむしろ調べて勉強すべきだと思う3つ理由
片渕
ドラッグって芸能人が逮捕されたりしてるやつでしょ、、
そんなビジネスは怪しいとかじゃなくて違法でしょ?
くらいにしか思っていなかったのですが、、そう決めつけちゃうのは浅はかでした。
今回は、
(1)大麻ビジネスが、これからどんどん流行っていく理由について
(2)その中でも(もちろん国内も合法の)製品化されているCBDについて
(3)これから流行るトレンドに乗るメリットについて
の3点を書いてみようと思いますので、ぜひご覧ください。
大麻ビジネスが流行っていくと考えられている理由
まず最初に「大麻ビジネス」なんていう、どうみても怪しすぎるものが流行る話についてです。
結論からいうと、世界で大麻の合法化が進んでいるからなんですね。
合法化が進んでいる大麻、医療用と嗜好品用の2種類で利用されています。
例えばオランダは1976年の法改正あたりが基点になって、大麻含めた薬物に対して緩和的な政策をとるようになったようですね。
カナダは2001年に医療料、2018年からは嗜好品として合法化されたようです。
アメリカは2017年に半分の州に相当する29の州と首都ワシントンDCで医療用がokに。
2018年からは9つの州が、嗜好品としても利用できるようになってきています。
嗜好品というと、
・タバコ
・アルコール
・カフェイン(コーヒーなど)
・砂糖(スイーツなど)
などがありますかね。
どれも身近な存在で、個人が楽しむものとして利用するのは良いと思います。
ところが、ストレスたまると無性に欲しくなったり、中毒性があ利、たくさん取るのは健康によくないという側面もあるかな、と。
まあ、タバコは少量でも健康的にはNGですけどね。。
こうした嗜好品の市場は、コロナ禍もあってますます増えるんじゃないかと私は思っています。
その理由は、
(1)うつ病など、精神的に参ってしまう人たちがだんだんと増えている
(2)人は、安易な方に流れやすい生き物だから
ですね。
(1)については、以下の厚労省が出している統計でも顕著ですね。
(厚労省が出している資料より抜粋)
最近のニュースでも自殺者が増えている話も出ていますよね。。
また(2)については、私自身も含めてですけど、油断すると安易な方向に流されがちですよね人間って。
嗜好品には中毒性があるので、アルコール依存症なんていう言葉もありますが、自分で自制できないと依存してしまうことも。
さて、そんな嗜好品の市場に対して、大麻が合法化されると、まず大手企業が参入してくるでしょう。
そうすると、CMや広告などもバンバン出てくるので、多くの人が認知し購入者が増えるので、市場規模が急拡大します。
私が学生の頃、タバコを吸っている大人ってかっこいい的と感じてしまうようなCM・TVドラマ・映画・雑誌など、ありませんでしたか?
健康被害はともかく、、嗜好品の1つであるタバコの売り上げを上げたいのであれば、世の中の風潮として、
タバコ≒イケてる・かっこいい
などという空気を醸成しないと、ですからね。
また、合法化されるというのは、ようするにアングラな地下組織?が違法に運用しているわけですよね。
違法なので犯罪となるため、見つかると逮捕されたりするわけですが、、裏を返すとそれだけ世界中にニーズはあるということです。
米国で合法化が進んだ2018年には、コカ・コーラ社は大麻成分の入った飲料の開発を検討しているニュースが出たり、ハイネケンはアルコールの代わりに大麻成分が入った飲料を発売したりしています。
2017年にはWHO(世界保健機関)からも安全性は問題ないという話で出て、医療分野での研究が加速しているようです。
また、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)は大麻成分を禁止薬物リストから外したので、スポーツ選手なども利用できるようになってきました。
そんなこんなで、市場規模は2021年には3.4兆円、2026年には5.4兆円までに拡大するという予測もあり、ゴールドラッシュをもじり、”グリーンラッシュ”とも言われているようですね。
新しく金が発掘される地域が発見されると、一攫千金を狙ってみんなが採掘し始めたところから生まれた言葉です。
大麻≒葉っぱ=グリーンというところから、グリーンラッシュなんて言われています。
そんなグリーンラッシュの最中、私のような一般市民がまず利用できるのは「嗜好品の大麻成分」になりますが、そこでのキーワードとして「CBD」と「THC」の2つ成分が話題になっています。
製品化されているCBDとは
CBDはカンナビジオールといって、大麻の成熟した茎と種子から採れる成分で、日本国内で合法的に利用ができるものですね。
一方のTHC(テトラヒドロカンナビオール)は、花や葉から採れる成分で、精神作用が強くTHCの利用は法律違反となっています。
海外では、微量成分のTHC利用を合法にしている国もあるようですが・・、このあたりは国によって考え方が多少異なる地域もありますよね、アルコールもOKになる年齢も国によって違いますから。
ただ、現時点では日本ではTHC成分が含まれた製品は違法ですので、注意が必要です。
よって、CBDが国内はもちろん海外でも一般消費者向けに広がり、CBDが含まれる飲食物が販売されていたりします。
健康食品関連、飲料関連、サプリメント関連、アロマ関連、化粧品関連、、と食品・化粧品・製薬会社や商社などでCBD流通に関わる商流が大きくなりそうです。
現在ですと、基本的には海外からの製品を業者が輸入してくるプロセスを取ると思うのですが、海外では微量なTHCが混在している商品もあるので、日本国内で安心して利用するには厚労省の「大麻非該当性確認」が必要です。
ちなみに国内での利用という意味で、実は日本は古くから大麻を利用していました。
神社の神主が手に持って、頭の上で振ってくれるお祓いする棒がありますが、あれも大麻です。
しめ縄などにも利用されるなど、昔から神聖なものとして大麻が使われてきた歴史があるのですが、特に戦後の政策から大麻栽培などの罰則が強化されてきました。
また「麻酔」が医療用に使われていますが、「(大)麻に酔う」精神作用で痛みを感じなくさせるところから来ているようです。
いずれにしても使い方次第だとは思いますが、怪しい販売サイトから製品を購入して、THC入っていて違法だった・・とならないよう、消費者としては注意していきたいところですね。
これから流行るトレンドに乗るメリットについて
ということで、早速CBD製品を使ってみました〜、スプレーとクリームですねこれ。
リフレッシュしたい時などに使うと良いそうですが・・
基本ストレスフリーな生活している私には、あまり使用実感がありませんでした・・正直な感想ですみません笑
CBDは、タバコやアルコール、コーヒーや砂糖など、摂取後にわかりやすく体調の変化を自覚するものではないので、まあそんなものかもしれませんね。
ただ、アーリーアダプター的に製品使ってみたり、いろいろリサーチした感じからすると、これからCBDが流行っていくトレンドに、どう乗っかっていくと自分たちにメリットあるかな?と考えてみました。
まず一般消費者視点で言うと、そうしたCBD製品・飲食品などは増えていくし、今だったら著名インフルエンサーや、ヒカキンさんなどyoutuberなども取り扱ってくることになると思います。
なので、そうした製品を扱う会社の業績は伸びると思うので、そうした会社への転職・キャリアアップというのは1つ手ですよね。
また先ほどの厚労省の資料などからも、健康ブームの最中ではありますが、心理学などメンタルケア領域も需要が増えそうですので、そうした心理カウンセラー的な仕事も需要が拡大しそうです。
さらに個人投資家視点で言えば、大手の製薬会社・飲料や食品業界の株を買うとかって話になりますかね。
事業家視点で言えば、そうしたCBDが含まれた製品やサプリメントや化粧品を開発したり、メーカーとコラボしたり、製品比較サイトを作りネット広告やアフィリエイトを組み合わせるなどすると、伸びしろがありそうです。
ということで今回は、大麻ビジネスがこれから伸びると思う理由や、CBDについて、またそうしたトレンドからの恩恵についてまとめてみました。
一見すると怪しさ(違法性)MAXに感じる大麻ビジネスですが、いろいろリサーチすると、違った角度から世の中が見えてきますし、新しい発見や気づきがありますよね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。