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占星術とは何か?その魅力を言語化してみた(学び始めて2ヶ月経過)

こんにちは、片渕です。

最近マイブーム?の怪しいもの探求シリーズですが、今回は最近突然に学び始めた「占星術」についてです。

占いなんて全く興味なかったし、占いと占星術の違いも正直あまりよく分かっていませんでした。

片渕

占いとかって、、非科学的なものでしょ?あんま興味ないな・・

だけど、学び始めてみたところ、太陽や星たちと地球との関係性や、古代哲学で信じられていた要素をミックスした、壮大な話から成り立つものが占星術でした。

自分は**座だから、、、
今日の運勢はこれ、ラッキーアイテムはこれ

などと扱われている占いは、占星術のほんの1部をわかりやすくカスタマイズしただけ。

自分が生まれた瞬間の星たちの配置(=ホロスコープ)から、自分へのメッセージを読み解く占星術。

まだまだ学び始めた段階ではありますが、毎日の生活や人生そのものに役立てられそうと思う占星術の魅力について、今回3つにまとめてみました。

「占い」って聞いてスルーしてきた人にこそ、思いもよらなかった発見があると思うので、ぜひお読みください。

(1)占星術は、5000年前から存在し将来AIが発達してもなくならない


占星術の1点目の魅力としては、5000年前から続いてきた歴史があり、かつ今後も無くならないと予想されている点です。

占星術を使った占星術師という職業は、人類最古の職業の1つと言われています。

5000年の歴史の中で、多くのものが生まれ、消え、別のものに変わってきたことでしょう。

占星術は世界中に点在する多くの人類が活用してきた・・・わけではなかったでしょう。

けれども、一部の人たちの中でずっと使われ続けてきた結果、5000年も続いてきたというのです。

どんなに時代が変わっても、一部の人には長く愛され、活用されているものには共通した魅力がありますよね。

例えば、、、

・クラシック音楽
・歴史上の偉人たちの言葉
・聖書、コーラン、論語

などもそうかなと思います。

趣味でクラシックを聴く人たち、少人数かも知れませんが確実にいますよね。

経営者や企業のリーダーシップ・コミュニケーションの研修やビジネス書にも、歴史上のリーダーたちの言葉が並んでいるのは珍しくありません。

実生活で、活用している人たちの数は多くはないかもしれない。

だけどどれだけ時代が変化したとしても、一部の人たちの心をずっと魅了したり、心の支えになっている結果、長く続いている。

近い将来AIがどれだけ発達しても、そうした一定の需要は無くならない感じがします。

みなさんご存知の、キングコング西野さんも、占星術師として有名な鏡さんという方との対談で、下記のように言っていました。


出典:https://uranaitv.jp/content/436374

星と自分がつながっているような感覚、心のあり方ひとつで現実にまで影響が及ぶような世界。

そのような複雑な思考は、人間しかできないものであり、占いのエンターテイメント性につながるもの。

この一見誤ったロジックとも言える思考回路は、AIが追いつけない部分でもある。

占星術は、太陽系の10惑星や星座の位置関係から、メッセージを読み解いていきます。

そのプロセスは、はっきり言って科学的な話ではありません。

例えば、

月は、素の自分やプライベートを表すシンボル

などと占星術では言われるわけですが、

片渕

いやいや、月って、、、
岩石の塊じゃん?

現代科学では、月は地球が誕生した46億年前ごろに
大きめの隕石が地球にぶつり、その破片が集まって
できたものである可能性が高い、となっています。

しかし、、

単なる非科学的な話だったらとっくに消えてもいいはず。

なのに今でも活用している一部の人たちがいる。

一体それはなぜ?

その答えとしては「長く続いているもの」に共通する、時代がどう変化しようとも、一部の人の心を魅了するものが占星術にもあるからと私は思っています。


近い将来AIがどんどん発達し、今存在している仕事の多くはAIに変わっていくという話を聞いたことがある人は多いでしょう。

2045年ごろにはシンギュラリティが起きて、人類最後のAIが発明された後は、AIがAIを発明し続けるなんていう話も。

しかし、そうだとしても占星術が無くならない理由。

それは

生身の人間と対話をしたい、というニーズ

が無くならないから、なんだと思います。

人間より能力的にはAIが優れていたとしても、どれだけ精緻に星たちを分析し、メッセージを導き出したとしても。

「あなた」という、誰も同じ人生ストーリーを歩んでいない、AIと比較すると不完全かも知れない人(占星術師)と対話をしたい。

ニッチかも知れないが、そういうニーズは必ず残ると考えています。

これ、パートナーシップや子育てにも共通しているな、と思いました。

もっと
イケメン(美女)で
稼ぎも多くて
性格も良くて
ファッションセンスも良くて
非の打ち所がない

そんな人が現れたとしても、やっぱり長く連れ添った
今のパートナーと一緒にいたいという気持ち。

勉強もできて
スポーツもできて
性格も素直で
何をやらしても非の打ち所がないない

そんな子供がいたとしても、やっぱり自分の子供が一番愛おしいという気持ち。

長い時間を一緒に苦楽を共にした、唯一無二の人生ストーリーがある「あなた」だからこそ意味がある。

5000年も人々を魅了し続け、そして将来も無くならないのは、完璧に分析された最適解ではない。

占星術を使って占星術師が導き出すメッセージや対話に、大きな意味を感じる人がいるから。

人と対話するという、当たり前すぎるものが人の人生には必要だからこそ、占星術は過去から未来へと続いていくのだと思います。

(2)占星術は、現代科学や常識では説明できない領域も扱っている


占星術の魅力の2つ目は、現代科学や常識では、今のところ説明できないものについても扱っているという点です。

私は繰り返し、占星術は「非科学的ですよ」と書いていますが、それは現在の社会を生きる人たち、世間の常識から考えた場合です。

近い将来、新しい発見がもたらされ、今の常識は過去のものになるかも知れません。

もしかしたら・・・占星術のベースになっている古代哲学で考えられていた世界観の方が、現実世界に近かったという可能性も否定はできない。

MEMO

古代ギリシャ哲学の時代は、世の中は4つのエレメント(火、風、水、土)で構成されている、と考えられていました。

例えば占星術では、現代科学では基本的には否定的に見られるような

・夢の世界(=海王星のシンボル)
・死後の世界(=冥王星のシンボル)

さえも、常識の世界と同等に「あるもの」と扱っています。

そうした非科学的なものには、全く価値がないのでしょうか?

そんなことはないですよね。

例えば、毎年正月だけ?神社でお参りをする人たちは多いと思います。

目に見えないけれど神様はいるのか・・

科学的に証明されたケースは私は知りませんが、少なくとも多くの人が、神社のお参りは意味があるものとしていますよね。

また、運がいい・悪い、というのも、運は目に見えず、定量的に測ることは難しそうですが、日常会話で使ったりもします。

それこそ運とか、気の流れ、人とのご縁というものを大事にする人は多いですよね。

そもそも宇宙全体まで視点を広げると、宇宙空間は星などが存在していますが、それ意外は基本的には何もなく真空であるとされています。

ところがそれでは宇宙全体の構造から見たときに、それでは説明がつかないこともわかっている。

だけど、現在科学で持っているセンサーでは、それらをデータとして把握することができない。

だけど何か物質やエネルギーにみたされている様子は確認できる。

そのため、目に見えない物質やエネルギーということで「ダークマター」「ダークエネルギー」と言われています。

目に見えない、何かはわからない。

だけど現代科学では計測できないだけで、もしかしたら機器の精度がもっと上がったり、計算処理速度がもっと上がれば「見える」かもしれない。

あるいは「見える・見えない」とは、また別次元の何かが、夢や死後の世界などを解明するヒントになる・・かも知れません。

データ解析できる物事については、AIは得意領域でしょうから人間を超えることはできそうですよね。

囲碁の世界チャンピョンがAIと対戦して負けた、なんていうニュースが以前話題にはなりました。

そもそも、電卓とかエクセルとか、あのスピードで計算することは人間はできない。

自動車とか飛行機とか、あの速度で移動することは人間は移動できませんから、

そういう意味では、テクノロジーは人間の稼働範囲を既に超えています。

そして現代科学でわかっていることが、世の中の全てではないですよね。

実際には有り得ない話かも知れませんが、古代から伝説として言われてきた要素(例えば夢とか死後の世界とか)も含め、占星術でストーリーを語ることができるのも、占星術の魅力の1つなんだと思います。

(3)占星術は、自分の人生ストーリーを輝かせるヒントが得られる


占星術の魅力3つ目は、過去も含めて世界に1人しかいない自分の人生ストーリーを輝かせるヒントに、気づくことができる点です。

占星術の具体的な活用法の1つに、自分がこの世の中に誕生した瞬間の、10天体の位置関係を表した図(=ホロスコープ)があります。


片渕のホロスコープ、こんな感じ↑でした。

自分のホロスコープは、過去も未来も含めて基本的には世界に1つしかない、と言われています。

その理由は、ホロスコープは出生した生年月日・時間・場所(緯度・経度)によって星の位置が決まるためです。

同じ歳で同じ日が誕生日というのは、知り合いにいるかもしれませんね。

だけど同じ時間に、さらに同じ場所で産まれた・・・というのってほとんどないですよね

双子だったとしても、産まれてきた時間が4分ちがうのであれば別のホロスコープになるので、基本的には自分にしかないホロスコープが出来上がる話になります。

占星術は、そうした世界に1つしかないホロスコープから、あなたならではの星からのメッセージを読んでいく。

もちろんそのメッセージ通りに生きれば幸せで、違う道であれば不幸、ということではありません。

5000年も続いてきた現代科学では説明できない占星術を通してみると、あなたの魅力はこういうところにありますよ。

プラスアルファ狙うのであれば、こういうことを意識すると良いですよ、という話なんだと思っています。

もちろん、

・血液型で占いであれば、4タイプ
・動物占いだったら、12タイプ

など、人間をタイプ分けして「あなたには、これが当てはまりますね」とラベリングする。

そして、自分のことを深掘りしたり、自分の運勢を見たり、相手との相性を占っていくことにも、一定のニーズはありそうですよね。

ただ占星術は、世界に1つしかないのホロスコープを扱うので「あなた」ならではメッセージを導き出していきます。

具体的には、天体・星座・ハウス・アスペクトと呼ばれる以下4つの要素

【10個の天体】
太陽、月、水星、・・、海王星、2006年に惑星から格下げされた冥王星、までの10天体

【12の星座】
牡羊座、牡牛座、・・・、水瓶座、魚座

【12のハウス】
星空を一定のルールに基づいて、12分割した部屋

【アスペクト】
10個の天体同士の角度

これら4つの要素、それぞれが意味するシンボルを組み合わせ

どんな神様(=10天体)が
どんな服(=12星座)を着て
どんな舞台(=12ハウス)で
どんな会話(=アスペクト)をしているか

というストーリーで、自分のホロスコープの星からのメッセージをリーディングをしていきます。

自分の人生(夢や死後の世界なども含め)ストーリーの中で

・過去に色々あった出来事の意味
・今のライフスタイル
・将来のこと

に対して、どんな時代であっても、自分の一生(を超えたもの)という人生ストーリーに面白い発見を見出せるのが占星術の魅力かなと思っています。

ということで、今回は占星術の魅力をまとめてみました。

今後、10天体や12星座、12ハウスやアスペクトについても、どんな意味やシンボルがあるのかもまとめてみようと思うので楽しみにしていてください。

最後に、初心者向けに漫画でわかりやすく、占星術を解説した本があるので、ご紹介しておきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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