自ら考え行動できる子を育てるために親が大切にしたいこと

会社員時代の半分くらいのキャリアが人事に所属していたこともあり、新人から定年退職直前の様々な年齢幅の社員と話す機会がとても多くありました。

もちろん相手から見れば、片渕という人事の人と相談しているので、人事労務関連の話だったり、人材育成や組織開発の話だったりすることが中心でした。

ところが、それらの相談が一通り終わると、まあ雑談というか話のテーマがプライベートなところに及ぶケースも多かったんですね。

社員Aさん
いやー、それにしてもさ、ウチの子ってもう中学生なんだけど全然勉強しなくてゲームばっかりなのよねー、このままで大丈夫なのか不安・・

というような、自分自身の子育てに関する相談というか、どうやったら子どもとコミュニケーションとれて勉強やってくれるのかを気にしている話もしばしばありました。

片渕

え、進研ゼミとかやってみたらいいんじゃないですか?笑 家庭学習を基本にしているわけだし自分で勉強する楽しさとか自分で考え行動できる力をつけるのに良いと思いますけど・・

なんて返したりもしていたのも懐かしい記憶です。

子育ての悩みは多種多様あるでしょうけれども、子どもが勉強しない!のような悩みは結局

勉強しないと、それなりの大学・就職先に入れなくて、大人になっても経済的に自立できずニートになってしまったら不幸になってしまうのでは

という前提があるように思えます。

経済的に自立というのはとても大事なのは間違い無いですよね、生活にするにはある程度のお金は必要になりますし。

ただ、経済的自立だけしていたとしても、

・働きすぎで体調崩してしまっている・・

・家族いるのに家では寝るだけの生活で子どもの顔を見るのは休日だけ・・

という会社員が世の中多く散見され、それは本人も周囲の人たちも心底望む姿なのかな・・とも感じます。

私的には、やっぱり日々幸福感を生活の中で感じながらも、仕事やその他活動に従事できている状態が理想では無いかと思うんですよねー。

日本の学習指導要領には「生きる力」として示されていますけれども、 
  


出典:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/index.htm

  
やっぱり将来どうなるかわからない時代だからこそ、「自ら考え行動していく」ことで幸せに生きていけるのかというのがポイントな気がしています。

実際に、会社の中でも言われたことだけをやる社員よりも、自分の頭で考え行動できるマインドを持った人が活躍もしていますし、仕事外の活動も充実している傾向にありましたし。

そこで今回は、「自ら考え行動していく」子どもを育てていくために、親子コミュニケーションでどんなことに注意していくと良いか?について書いてみようと思います。

片渕家も7歳・3歳の子どもがいるので、まさにオンタイムで自分にもあてはまる話ですし、「お前はちゃんとできているのかよ?」と言われると怪しいところもだいぶありますが・・・苦笑

でも目指すところはやっぱりここだよね、という仮説はありまして。

結論からいうと、自律した子どもに育てたければ、親はその機会を奪わず、どれだけ子どもに「自ら考え行動していく」ことを信頼して見守るかがポイントではないかと考えています。

注意
自分が所属していた会社には教育に関して様々な情報発信や商品・サービスを展開していますが、本ブログ記事はあくまでも私的な子育て経験や各種セミナー書籍その他実体験に基づく考察が中心です。

そのため結果的に考え方が似通っているところもあれば異なるところもあると思いますが、ご了承ください。

子どもの人生の主導権は子どもが握る

・勉強全然しないし、進研ゼミもためてばっかりだから、もう塾に行かせるしかない・・!

・ずっとゲームばっかり、youtubeばっかり見ているので取り上げてケンカになった・・・!

親子関係のコミュニケーションの悩みの種の1つとして、勉強に関することは大きなテーマですよね。

親としては、勉強できないと将来、大学や就職などに困ってしまう・・親心としてはそれを回避するためにも子どもの教育に投資したり、勉強しない行動を是正する働きかけやコミュニケーションをするものだと思います。

ところが、子どもにしてみてば、まだ経験もしたことが無い大学・就職といった大人の話は、いくら説明しても理解できないもの。

小学生
なんで経験もしたことがない10年以上も先の大人の話なのに、今楽しいことを取り上げようとするの親は?

と子どもは思っているのではないでしょうか。

こうした親からの期待と、今を生きる子どもが見えている世界が違うので、コミュニケーションが難しくなりますよね。

そのためには、まずどこからはじめたら良いでしょうか?
  

勉強ができることは選択肢を増やす手段の1つ

私的には、まず親としては本来、子どもに将来どうなって欲しいのか?という最終的なゴールを考えてみることが必要と思います。

勉強する・しないの前に、やっぱり子どもが大人になって、今とは違う社会環境になっていたとしても、自分の力で幸せに生きていって欲しいと多くの親は望んでいるのではないでしょうか。

とすると、文科省の「生きる力」ではないですけど、「自ら考えて行動する力」を育てることに注力した方が良いですよね。

大人
その力を身につけさせるために勉強含め、習い事とか教育にお金をかけてやらせてるわけだから、やらなければ叱るのは当然だと思うけれど?

という反論が聞こえてきそうですが、でも「子どもが自ら考え行動」できるようになるためには、子どもの時から「自ら考え行動」を繰り返すしかないと思います。

もちろん勉強ができれば、今の教育の仕組みの中でいうと、取れる進路の選択肢は広くなるでしょう。

だけどもっと大事なのは、子どもが自分の人生をしっかり生きること。

子どものために・・と親が子どもの人生の主導権を奪い、子どもにあれこれさせることは、子どもの「自ら考え行動」するせっかくの機会を奪うことになりますよね。

勉強しなかったとしても、ずっとゲームばっかりしていても放置しろってこと?

などと不安や心配な気持ちを抱くのはとても共感できるのですが、、大切なのはそのような状態だったとしても信頼して見守ることです。
  

無関心ではなく最大の関心と信頼を持って接する

放置のような無関心でいろというとは真逆で、子どものやっていることには最大限の関心を持つし、相談があったらいつでも乗るし、しつけのようなことは伝える必要があると思います。

親として子どもへの期待もあるでしょうから、そうしたことも伝えるのは良いですね。

でも、最終的には子どもが夢中になってやっていることを見守り、その結果で起きる子どもの人生全てを見守るという、信頼を基本にしたコミュニケーションが取れることが大切です。

ここでいう信頼とは、たとえ成功しても失敗しても、無条件であなたのことを一人の人間として信じているし、尊敬しているし、大切だという気持ちは変わらないから安心して大丈夫、というスタンスでいることです。
  

親であるあなた自身の人生はあなたが主導権を握る

つい、親が子どもに介入し、障害を予め取り除き、安全安心と思われるレールの上を歩かせてあげたくなります。

また、子どもだから未熟だよね、という前提で関わりがちですよね。

でも、それではいつまでたっても「自分で考え行動」する機会が奪われ、親の人生を子どもが生きていることになり兼ねないです。

子どもが考えて行動して、結果失敗したとしても、その試行錯誤そのものが「自ら考え行動する力」を磨いていくことにつながりますから。

教育という名目であれこれ介入したくなる気持ちは理解できるのですが、親も自分の人生を生きて自分自身の人生の主導権をしっかり握れているか?は、自問自答してみると良いですね。

要は、お互いに好きなことをとことんやり、お互いを無条件に信頼しあうことが大切です。

親子という上下関係ではなく、横の関係でいること。

必要があれば、人生経験豊富である親の方からアドバイスをすることもあるかもしれませんが、基本的には子ども自身や子どもの気持ちを尊重してあげたいですね。
  

一見すると教育を放棄するの?と思われるかもしれませんが、「自ら考え行動する力」を育む教育ができるかどうかは、実は親であるあなた次第ということです。

親が生きてきた環境や人生と、子どもがこれから生きる環境と人生は違うもの。

子どもを信じて、信頼してという環境を作れれば、子どもは安心して行動できるでしょう。

将来親がいなくなっても環境がどう変化しようとも、自ら考え行動し続けられるよう、無条件で信頼できる器を持った親でありたいなと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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