今回は知り合いからオススメされた本で
自分の人生を充実したものにするためには
- このあたり大切にしないとだよね・・?
と改めて気づかされたものがあったので
そちらをご紹介して行きます。
なぜ読もうと思ったか?
知り合いからのおすすめとだから、というのも
ありましたが、著者のひすいこたろうさんは
以前から名前だけは知っていました。
名言セラピーなど、人が生きる上で
辛い気持ちになった時に、物事をこんな風に
考えたり捉えて見るといいんじゃない?
など気持ちが軽くなるためのヒントを
分かりやすい言葉で情報発信されている方です。
何冊も本を書かれているのも知っていたのですが
まだ著書をちゃんと読んだことがないかも・・?
という状態だったので、オススメされたことも
何かのご縁だな、と考え読ませていただきました。
どのような内容の本だったか?
アフリカのとある村に訪れた日本人が
日本人が元々持っていた
- 「幸せな人生を生きるために必要なこと」
を逆に教えてもらったり、気づかされる
というストーリーです。
現代の日本を生きる私たちは
スマホ片手に便利な生活をしている人が多い
と感じる一方で、何かと忙しくてバタバタして
常に気持ちに余裕がなかったり
生きている充実感が少ないかも・・と
感じる人が多いのではないでしょうか?
私も会社員時代は、なんかそんな感じだったと
記憶しています。苦笑
そんな私たちのために、ちょっと立ち止まって
本当に充実した人生を送っていく時に
こういうことを大切にしなくて良いの?
と、日本人がもともと持っていた日本人らしさや
精神性について、分かりやすくシンプルに
忘れていたことを思い出させてくれるような
心に響くようなものが多かったです。
私的には、先日読んで良かったなと思った
「モモ」とも通じる話だなと感じました。
ミヒャエル・エンデ「モモ」読んでみた【どのように時間を使うと豊かな人生になるのか?】
こちらはファンタジー小説なので
文書のトーンは全然違いますが
忙しい現代人が忘れがち、ないがしろにしがちな
ところに目を向けるためのきっかけを
与えてくれるものという意味で共通項があります。
もちろん私も会社員の経験が長かったこともあり
いきなり明日からそうした心にゆとりを持った
生活ができる・・とは思っていません。
しかし本来、人がゆとりを持って大切にすべきこと
とは、こういうところにあるよね・・?
というのを思い出すことは大切です。
そして、もし人間らしい生活をして豊かな人生を
送っていくことが理想と思うのであれば
今日からちょっとずつ、どうしていくと良いか?
を考えて行動すると良いのではないでしょうか。
そんなことを思わせてくれる内容だったのですが
中でも特に以下3点が私的には印象に残っており
気づきになったなと感じました。
印象に残った3つの気づき
- 無駄と思える自分が好きなことを大切にする
- 自分の本音を大切にする
- 自分の五感で感じることを大切にする
という3点ですね。
簡単に1つずつ詳細をご説明してみます。
無駄と思える自分が好きなことを大切にする
まず1点目ですが、私たちが生きていく中で
充実感を得られるのは、「今ここ」に気持ちを
集中して、自分が好きなものに取り組んでいる時。
例え、誰から評価されないような
無駄と思えることでも、自分が夢中になれるなら
大事にしましょうということです。
例えば、キャリアアップや収入を上げるために
一生懸命仕事を頑張ったり、セミナーに参加したり
などの努力はとても素晴らしいとは思います。
自分自身の純粋な好奇心で学ぶのであれば
良いでしょう。
けれども、もし例えばお金のためだけに
好きじゃないけれども仕方なく取り組んでいる・・
というのであれば、長くは続かないのでは
ないでしょうか。
それよりも。自分が好きで夢中になれるもの
キャリアアップとかお金になる・ならない、は
関係なくですね。
「今ここ」に集中できるような物事に取り組む方が
結果的には充実した時間を過ごせることになり
そうした時間が連続することで、やりがいや
生きがいにあふれる1日になるものと思います。
私も会社員を辞めてから、占星術やタロットに
出会いましたが、これをビジネスにしようなどとは
思っておらず、学んでいて楽しいな
もっと知りないなという気持ちでやっていました。
周囲の人から見れば、それはお金になるのか?
ビジネスになるのか?働き盛りの年代にそんなこと
やっている時間はあるの?などと思われていたかも
しれません。
しかし、可処分時間の全てを、自分の
キャリアアップや事業開発だけに時間を使うのは
どうかな・・と私も思っていました。
もちろん毎月給料がもらえる安定した生活では
無くなったので、収入は必要なのは間違いないのです。
ただ、そうだとしても可処分時間の中で
どのくらいの活動は使えそうか?を計算して
無駄かもしれないけれど自分が好きと感じることに
取り組む時間は常に持っておくほうが
気持ちも安定して、やるべきことにも
取り組めていいのではないでしょうか。
本の中では
- 「効率だけ考えれば
生まれてすぐ死ねばいい」
とも書かれていました。
充実した人生を送るためのヒントは
実は「無駄と思われるようなもの」と
どのように付き合えるか?にあると感じます。
自分の本音を大切にする
2点目の「自分の本音を大切にする」という話
ですが、誰しも自分が本来持っている欲求や本音を
100%発揮して生きられたら理想でしょう。
けれども、他者と関わり合いながら
折り合いをつけて、社会生活を送っていますよね。
なので、仕事で関わり合いがある人たち
プライベートで関わりがある友人やパートナーなど
自分とは異なる価値観を持った人とも
コミュニケーションしていく必要があります。
しかし、だとしても自分の本音は
どこにあるのだろう?
この本にも書かれていましたが
自分でノートや手帳など書き出してみたり
本音が言えなかったことや、気持ちが
揺さぶられたことも認めてあげるのが大切
なのかなと思います。
頭の中にある事柄を書き出したりアウトプットできるようになると人生変わっていく話
例えば仕事では、チームで協力し合いながら
その部署や会社が目指すゴールに向けて
みんなで力を合わせて達成しようとしていく手前
自分の本音ばかり言っていては
仕事になりませんよね。
ただ、そうだとしても自分の本音では
どう思っているのか?
ここにフタをして淡々と過ごすばかりでは
充実した仕事時間にはならないでしょう。
なので、本音はこうだよね?ということを
まず自分の中で認めてあげることが大切です。
その上で、次の機会にそうしたことを
伝えてみようとチャレンジしてみたり
どうしたら理解してもらえるか?を考えて
行動しようとすることで、本音と折り合いを
つけながら現実的にできることに取り組む。
こうしたバランスを保ちながら仕事に望むことで
少しずつ仕事時間が充実したものに
なってくるのではないでしょうか。
本の中では、こうした自分の本音を丁寧に
お互いに伝え合うことが、仕事だけではなく
生活全体で平和に生きていくために
必要なことですよ?と教えてくれるのです。
自分の五感で感じていることを大切にする
最後の3点目ですが、こちらは仕事でも
プライベートでも、生活をしていると
あれ?と違和感を感じることってありますよね?
様々な物事を見たり聞いたりする中で
そうした自分の感情が揺れ動いたり
あれ?と思うことって多々あることでしょう。
できればそうした自分で五感で感じていることに
対して、無視するのではなく
- 「なぜそう感じたのか?」
- 「どこに反応したのかな?」
など、自分で書き出してみるといいですね。
逆に、美味しかった・嬉しかった・楽しかった
など、ポジティブな気持ちに対しても
自分の五感を通じて入ってきた情報なので
振り返ってみたり言葉にしてみるのは
オススメです。
そうすることで、自分が何に価値を感じていて
どういうことが嬉しいのか(嫌なのか)
自分をより深く知ることができます。
そうすると、じゃあ嬉しいと思うことを
増やすためには、今日これからどういうことを
もっとやっていくと良さそうか?
逆に言えば嫌なことを減らすために
今後はどのような選択をしていくと良さそうか?
など、具体的に考えることができますよね。
自分の五感で感じていることは、自分という
唯一無二の存在が五感というセンサーを通じた
自分へのフィードバックになります。
世間一般的に言われていることが、必ずしも
自分にとって「良いこと」「悪いこと」とは
限りませんからね。
なので、自分が充実した毎日を送るためには
自分が感じていることに対してもっと敏感になり
しっかりと見つめてあげることが
大切になるのでしょう。
本の中では例として、自分の五感に集中するとは
つまり、今ここにあるものにしっかり意識を向け
丁寧に生きていくことを伝えてくれています。
忙しい毎日の中でも、例えば食事での所作だけでも
丁寧に行うことで、食事という時間から
充実感を得られるものだなと思います。
ということで今回は
「今日、誰のために生きる?」
という本を読んでみての気づきを
まとめてみました。
もしあなたも気になるところがあれば
ぜひ手に取ってご覧ください。
最後になりますが、自分の理想を掲げ、より良い
充実した人生を作り上げることをテーマに
- 【親や学校・会社では教えてくれない】
一度きりの自分の人生を謳歌するための
3つのキーワード
と題してメンバーさん向けに
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アジェンダとしては以下の通りですが
- VUCA時代に必要なライフデザインとは?
- 理想の人生を生きる時に、攻略すべき障壁
- 一度きりの人生を謳歌するためのキーワード
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