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山形から行く静けさに包まれる出羽三山へ|羽黒山と湯殿山で感じた“生まれ変わり”の時間

今回は、2025年10月に山形県にある出羽三山
羽黒山・月山・湯殿山のうち、羽黒山と湯殿山に
訪問してきた話をまとめています。

初日は山形在住の友人と一緒に、羽黒山の山頂まで
2446あると言われる石段を登りつつ
途中にある有名な五重塔などを見ながら。

2日目はレンタカーを借りて、湯殿山神社本宮まで
行ってきました。

出羽三山詣とは?

私も初めて知ったのですが、山形にある
出羽三山は、祖先の霊魂が鎮まる山
生命の糧を司どる山の神様や海の神様が
鎮まる山として信仰されています。

羽黒山が「現世」、月山が「前世」
湯殿山が「来世」を意味しているようで
最近私は目に見えない世界系の話も
気になっている所なので、実際にどのような
場所なのかな?と楽しみでした。

普段は忙しく仕事したりしていると
たまには自然が豊かな場所でゆっくりとした
時間を過ごしたくなるものです。

また、そうした場所の中で、聖域と言われる所に
実際に行って参拝してみることで
何か感じるものがあればと思って
足を運んでみました。

羽黒山の山頂まで2446段を登る

初日は山形市内近郊から車で1時間ちょっとで
羽黒山へ向かいました。

羽黒山の山頂まで車でも行けるようですが
せっかくなので羽黒山表参道の石段も
登ってみたかったですし、途中にある
五重塔も見てみたかったので、出羽三山神社の
鳥居前の駐車場に車を停めて
頂上までの2キロほどの道を歩くことに
しました。

歩き始めるとすぐに祓川が見えてきて
昔の参拝者はここで身を清めてから
山道を登ったそうですが、私は近くの
滝の前でお参り。

その後、立派な五重塔も見学できます。

水のせせらぎを聞きながら、占星術のベースにも
なっている4元素に加えて「空」も加えた
5つの層を表現している五重塔。

天と地をを結ぶ役割があるのですが
そうしたものに思いを馳せながら
ここから本格的な石段登りがスタートします。

1段1段はとても低く作られているので
簡単に登ることはできるのですが、何しろ
2446段もあります。

普段から散歩や運動習慣がない人には
ちょっとキツい石段だなと感じました。

道中は天気にも恵まれ、杉の香りに包まれる
澄んだ空気でしたが、所々の石段は濡れていて
滑りやすくなっていたので、落ち着いて
慎重に歩いていきました。

現世を表しているという羽黒山
いわゆる人生と同じで、基本的には登り坂を
1歩1歩登っていく中で、途中では
下り坂もあり、休憩所の茶屋などで
ゆっくりすることもできます。

そしてまた、石段を登っていくことで山頂に
到着できるようになっていまして、だいたい
1時間ちょっとくらいかかったと思います。

山頂には休憩所や売店などもあり
ここで一服してからまた石段を降りて
いきましたが、登りと反対方向なので
違った景色を楽しみながら、帰りも
滑らないように慎重に歩いていきました。

山頂にある三神合祭殿は国の重要文化財指定

帰りは1時間弱で無事、戻ることができましたが
やはり帰りの方が膝や腰に負荷がかかるなと
感じたので、難しい人はバスなどに
乗った方が無難かもしれませんね。

駐車場からは、また車に乗って山形市内へと
戻って1日目は終了となりました。

清浄神秘の世界にある湯殿山

2日目は、レンタカーを借りて
山形市内近郊から湯殿山へ1時間ちょっと
移動したのですが、高速道路を過ぎて
湯殿山ICから少し行くと有料道路となり
その道を少し行くと大きな駐車場があります。

一般車はそこまでしか行けず
そこから湯殿山本宮に行くためには
専用のバスに乗る必要がありました。

歩いても一応行けるようですが
駐車場から本宮までは徒歩30分ほど
ということで、バスだと5分ほどで
行けるようなので、バスを選択して
本宮まで行きます。

ここから先は「語るなかれ」「聞くなかれ」と
戒められた清浄神秘の世界なので
現地にあったパンフレット以上のことは
書きませんが、本宮に到着して参拝する人は
全員裸足になりお祓いを受けてからではないと
お参りができない神聖な場所となっていました。

写真などはNGの場所なので、こうした世界観が
好きな人はぜひ実際に訪問してみて欲しいのですが
来世を表す湯殿山のエネルギーをビシバシと
感じることができるエリアでした。

帰りは、駐車場近くにある温泉にも入り
ここは御神湯風呂と呼ばれるのですが
雰囲気のある空間での温泉ということで
とても良かったです。

御神湯風呂も体験

湯殿山は場所的にもそうですが、言葉や写真で
表現できないものや、実際に現地で体感しないと
分からないものってあるな・・と
改めて感じましたね。

物理的に訪問できる所って時間もお金も
かかるわけなので、1つ1つ吟味しながら
優先順位をつけながらにはなりますが
だからこそ湯殿山のような、実際に訪問した人
しか分からないもの、感じられないもののは
とても貴重で、近い将来また訪問してみたい
場所となりました。

山形市内に戻る途中で月山湖にも訪問

時間の関係で、今回は月山の山頂には
行けませんでしたが、湯殿山から山形市内に
戻る途中に、月山湖があります。

ここでは高さが112mにもなる
噴水が有名ということで見てきました。

ちょうど噴水が見られる所にある
休憩所もあるのですが、ここで売っている
ずんだ餅がとても美味しかったですね。

その後、そのままレンタカーを走らせて
山形駅戻り、夕方の新幹線で
東京に向かうことができました。

やはり東京とは違う、山形の自然や
神秘的な空間の中に身を置けたのは
とても癒される時間になりました。

また別の機会に、今度は月山の山頂まで
ハイキングしてみて、出羽三山詣を
コンプリートしてみたいなと思っています。

ということで今回は、出羽三山のうち
羽黒山と湯殿山をまわってみての話を
まとめてみました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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