先日、ワタナベ薫さんのオンラインサロン
通称「カオラボ」７月分が開催されたので
そこからの学びや気づきをまとめています。
ちなみに先月の６月分については
下記のような記事も書いておりますので
こちらもよろしければご覧ください。
ワタナベ薫さんのオンラインサロン（カオラボ）２０２５年６月に参加してみての気づき
オンラインサロン「カオラボ」ってなに？
ワタナベ薫さんが２０１８年ごろから？
スタートさせているオンラインサロンで
毎月、コーチングなど人材開発をベースにした
様々なテーマが設定されています。
各テーマに対して薫さんから事前にワークが出され
当日はその解説を聞いたり、参加者もオンラインで
アウトプットしてセルフワークする内容です。
２０２５年は以下のようなテーマで開催予定と
薫さんのブログにありましたので
そのままコピペさせていただいていますが
毎月１回あたり７０分くらいで、各テーマに
対してレクチャーあり、書き出しワークあり。
チャットで参加者様のアウトプットも
確認しながら、たくさんの気づきが得られ
自分の生活の中に落とし込めていく
プログラムになっていていいなと思っています。
ー2025年オンラインサロン・カオラボ年間テーマー
1月・2025年夢を叶える！手書きのススメ
→「手書き」がどれだけ良い影響があるのか？ 手書きで書いたことが叶えやすくする理由から、2025年の目標や夢を共に書き出してみましょう。
2月・最強のタイムマネジメント ～行動量を増やしていく～
→タイムマネジメントの目的は、多くの行動を効率よくこなすことにあります。これまでとは違った簡単なやり方でタスクをこなしていく方法について学びます。
3月・賢い人になる！これからの時代に必要な3つの力 ～分析力・俯瞰力・洞察力
→私たちは、情報から大きな影響を受け、それに振り回されたり一喜一憂したり・・・。偏った情報も多い中、感情的にならず、冷静に物事を見通す力は必須です。
4月・成功マインドを作る 決断力の鍛え方
→成功者の資質で一番顕著に表れているのは、この「決断力」。私たちも少しずつ決断力を身につけていきましょう。トレーニング方法を学びます。
5月・天才のノート術 マインドマップを学ぶ
→マインドマップ創始者のトニー・ブザンは、天才のノートの研究家でした。そして、能力を一番開発するノート術にたどり着いたのが、このマインドマップ。基礎的なことを学び、実践できるようにします。
6月・お金の勉強 ～作る・増やす・使う～
→お金に関する意識を高め、お金を作り、増える使い方をしながら楽しむことが人生の目的。増える使い方をしていきましょう。
7月・ブレない自分軸を構築する ～アドラー心理学より～
→アドラー心理学はとてもシンプルでわかりやすい心理学です。初歩的なことを学び、周りに振り回されない自分軸を構築していきましょう。
8月・これからの時代の最強の資産 人間力を高める（武士道の教えから）
→ 武士道の教えに多大なる影響を与えた仏教。日本人の美しい在り方について学び、誠実さを身につけるためのプログラムです。
9月・人生のサイクルを知る 最強の人生の創り方
→ 誕生日や生まれた時間を知らなくても、自分がバイオリズムの中にあってどの地点にいるのかを知り、どう行動したらいいのかを知ることができます。創始者はティム＆クリス・ハルボムの普遍の7つの周期からお伝えします。（マネー・クリニックトレーナー資格取得してます）
10月・負の影響を受けない 意識の使い方
→意識の使い方がすべて・・・と言っても過言ではないくらい、自分の意識の使い方がわかれば、ありとあらゆる負の感情を避け、意識を心地よさに持っていくことができます。
11月・仏教から学ぶ あらゆる悩みの解決方法
→ 仏教の基本的な教えをお伝えします。その精神こそが、私たちが人間としての成長を遂げるヒントを与えてくれます。
12月・小さな成果が大きな成長につながる振り返り術
→ コーチングでは振り返り作業を重要視しています。それにより、小さな成果をたくさん拾い、少しずつ自信を高めることになるからです。今年もみんなで振り返り作業しましょう！
７月の内容はどのようなものだったか？
今回の内容は、２０２５年７月の会で
- 自分軸の構築（アドラー心理学）
というテーマでレクチャーいただきました。
今回は「自分軸」の構築という、自分の価値観や
信念という軸を持って、他人や世間から
影響を受けて安易に流されることなく
主体的に物事を意思決定していくために
必要なことを学ぶ内容でした。
誰しもがスマホで簡単に情報を
取得できるようになりましたが、むしろ
情報過多であることや、個人に最適化した情報が
優先度高く表示される仕様の影響から
自分軸をしっかり持っていないと
安易に流されてしまう時代になっています。
「自分軸」の反対語としては
「他人軸」というもの、つまり他者や世間の
評価を見ながら生きていくのか。
他人が決めてしまう人生と、自分のことを
自分で決める人生では、自己肯定感や
自己効力感も全然異なってくることでしょう。
今回はアドラー心理学での話も織り交ぜながら
自分軸の構築のために必要な考え方を
薫さんからレクチャーあり
ワークありという内容になっていました。
なぜ自分軸が構築できると人生が充実してくるのか？
社会生活を送る上で、仕事でもプライベートでも
私たちは日々大なり小なりの意思決定
繰り返しています。
たくさん選択肢がある中で
これをやる（やらない）の積み重ねで
１日がで出来上がり、さらにその積み重ねで
１週間・１ヶ月・１年・・と、人生が
出来上がっていくものです。
そうした時に、自分軸が無いとすると
他人の軸で物事を決めているわけですね。
自分の意見は言わず・言えず、他人の反応を
見ながら本心とは違う選択を取ることになると
やっぱり自己肯定感は下がってくるでしょうし
そのようなことを積み重ねていくと
一体誰の人生を生きているのか？とさえ
思ってしまうことでしょう。
もちろん他人軸のメリットもありまして
例えば失敗した時に自分のせいではなく
他人のせいにできる、という点ですね。
自分に責任がないという点では良さそうにも
見えるかもしれません。
しかし、失敗した結果は自分に跳ね返ってきて
しまうわけですし、他人への愚痴や不平不満だけが
募るばかりではないでしょうか。
カオラボの中では、エネルギーの枯渇という話も
出ていましたが、自分が持っているエネルギーを
ほとんど他人に持っていかれてしまうと
自分の足で立って生きているのかどうか
わからなくなってしまいそうです。
逆に、自分軸がしっかりできてくると
自分の基準で物事を選択できたり
決断できるようになります。
自分で納得して次に移れるので
たとえ失敗したとしても、誰かのせいに
することなく、自己責任で考える視点が
養えますよね。
そうすることの繰り返しで、自分の人生への
納得度も上がってくるでしょうし
失敗から学ぶことで、次により良い選択や
行動を選ぶことができるので
だんだんと自分の人生が充実して
楽しめるようになってきます。
アドラー心理学の原理から自分軸構築のためのヒントを学ぶ
今回はアドラー心理学からのエッセンスなども
織り交ぜながら、自分軸と構築していくために
どうしたら良いか？という話もありました。
例えば、自分軸の構築には自分の頭で考えて
選択して行動することが必要になるわけですが
日々の小さな選択の総和で
人生が作られているという考えがあります。
過去や周囲の環境は関係なく
今日これから私がどのような選択をするか？
これによって、いくらでも人生を変えていくことが
できるというものです。
「過去にこんなことがあったから・・」
「周囲の環境に恵まれていれば・・」
と私たちは言いがちですが
例えそうだったとしても
今日これからどうしていきたいか？
今この瞬間から、自分が選ぶ選択肢は
変えることができますよね。
これまでの人生にNoと言いたければ
Yesと言える選択を取り続けていくことが
大切になってくるのです。
そのように考えると、
「育った環境が・・」
「今の会社が・・」
などと過去や周囲の環境のせいにするのではなく
どのような状態が理想未来なのか？
それを描いて、必要な行動を１つずつ選ぶことで
理想に近づくことができるのですが
まさに「選ぶ」軸となるのが自分軸に
なるわけです。
また、アドラー心理学のエッセンスが
書かれている「嫌われる勇気」などでは
課題の分離というキーワードが登場します。
自分が対処すべき課題ではなく、他人の課題にまで
足を踏み込んで、ぐるぐるしてしまう人が
多いのですが、そうではなくで自分の課題に
集中しましょうというメッセージですね。
「子どもが勉強しない」「上司の機嫌が悪い」
などというケースに影響を受けることは
あるでしょう。
ただ、それらは基本的には相手の課題なので
必要以上に踏み込まないことがポイントで
自分の課題に集中することが大切になるのでは
ないでしょうか。
他者の言動に一喜一憂するのではなくて
自分が目指したい方向に向かって
主体的に行動していくことで、自分軸がどんどん
強化されたり磨きがかかってくるもの
と思っています。
薫さんからも、物事に条件反射的に
すぐ反応するのではなくて、選択的に
生きていくことが大切ですよね
という話もありました。
他者や日々の出来事と程よい距離感を保ち
自分軸を大切にしていくことが
充実した人生を送る上で大切になるのだろうと
今月のカオラボに取り組んでみて感じたのですが
いかがでしたでしょうか？
月に１回、様々なテーマを学べるので
興味ある方は、カオラボの募集は半年に１回
となるので、日々ブログをチェックしておくと
良いのかなと考えています。
ということで今回はカオラボで学んだことの
気づきなどをまとめてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
