今回は、２０２４年１１月２日の２２時半ごろ
新月となるので、今回の新月となる位置情報が
示唆する内容を、占星術的な視点でまとめます。
天空を１２分割した時に「蠍座」がある位置
厳密には蠍座９.３５度の位置で
月と太陽が重なることで新月になります。
ホロスコープを出してみれば、下記の黒枠で
囲んでいる場所についてに、太陽と月が
そのような関係になっていることがわかります。
新月＆満月という自然の流れを活用するとは？
さて今回も、新月＆満月のホロスコープから導ける
メッセージと、実生活でどう活用できそうか？
について、ご紹介していきます。
約５０００年前の古代ギリシャ時代から
脈々と受け継がれている占星術の世界観を利用して
新月＆満月という約１ヶ月ごとに繰り返す
自然のサイクルから、現代を生きる私たちに対して
フォーカスすべきポイントやテーマを
導き出すことができるのです。
新月は、新しく物事をスタートするシンボル
と言われています。
その理由は、新月から満月に向けた約２週間は
だんだんと月が大きくなっていく様子から
新しくスタートさせた物事が、段々と成熟し
成果につながっていくようなイメージが
想起できるからですね。
一方で、満月は振り返りや断捨離のシンボル。
満月から月が欠けて新月になっていく約２週間
満月の時点での成果を振り返り、そこからの
気づきや教訓を獲得することで、必要に応じて
断捨離を進めていく中で、新月という０の状態へ
進むイメージがあるからです。
「蠍座の位置にて新月」の意味とは何か？
今回は蠍座の位置で新月になるわけですが
「水のエレメント」と「固定サイン」
というものの組み合わせで、蠍座は
構成されていると考えられています。
占星術ホロスコープの１２星座（サイン）の意味や仕組みを解説します
「水のエレメント」とは、水滴にお互いに
くっつき合う様子から、愛情や癒し
共感や育てるなどの意味がうまれています。
さらに「固定サイン」は、物事を深めて
より確かなものにしたり、改善することで
間違いがないものにしていくような
安定化などを表すシンボルになっています。
この組み合わせで蠍座の意味がうまれますが
詳細を知りたい方は下記もご参照ください。
占星術ホロスコープで蠍座♏️を読み解くと何がわかる？【♏️＝深く濃く追求する研究者の象徴】
具体的なキーワードだけをピックアップすると
以下のような内容が当てはまります。
- 濃い人間関係、運命共同体、組織の結束力
- 深い絆、引き寄せる力、深く鋭い洞察力
- 隠れた本質を見抜く、神秘的
- オカルト、秘密主義
- 根回し力、不屈の精神力、徹底した集中力
- 執着力、粘着力、独占欲、嫉妬深い
今回は新月なので、自然のサイクルとしては
上記に挙げた蠍座テーマに関して
新しくはじめてみるのに適したタイミングが
訪れていると言えます。
例えば、関係を深めていきたい人と
１：１でとことん話をする機会を設けたり
自分が深めていきたい専門性を磨いてみたり。
スピリチュアルな話が好きであれば
そうした世界を探求してみるのもいいかも
しれませんよね。
何か気になるテーマに対して、集中して
深く掘り下げていく行動をスタートすると
いいのではないかなと思います。
私は引き続き、夢の世界など
目に見えない不思議な世界に関する本を
読んでみたり、ブログにまとめてみたり・・と
やっていきたいですね。
今回の新月という自然の流れに乗ることで
人間関係を深めたり、物事に対する洞察力を
磨いていくチャンスにもなるかなと思います。
サビアンシンボルを使って深読みすると分かることは？
さらに今回の新月ホロスコープを深読みすると
蠍座９.３５度、これは数え度数１０度で
新月になっていることが分かります。
ホロスコープは円形なので３６０度ありますが
この１度１度ずつに意味があると言われる
サビアンシンボルまで深読みすると
- 蠍座１０度：
親睦夕食会
A fellowship supper.
というメッセージになるのですが
これはどういう意味になるでしょうか？
まず、親睦会ということで他人と食事をしつつ
親交を深めていく様子が見て取れると思います。
普段は違う領域で仕事をしたり、生活をする
人たちが夕食会を一緒にすることで
集まった人たちそれぞれの目標や課題を
共有しあったり、お互いに励ましあったりする
時間になることから、信頼できる人を見つけ
一緒に頑張っている仲間との交流を意味しています。
蠍座なので、濃い人間関係や絆を深める
というキーワードがありますが、まさに
蠍座１０度ではディナーを楽しみながら
お互いの関係性を深めているわけですね。
今回は新月になるので、自分が信頼できる人や
同じ理想を持って頑張っている仲間との
親睦を深めたり、交流をすることを
意識すると良いですよ、という意味になります。
また、サビアンシンボルの１０度というのは
数の原理でいえば、１＋０＝１となり
「１」の原理が働きます。
「１」とは物事をスタートしたり、新しく
アクションを起こすような意味がありますが
１から９を経ての「１０」となるため
まっさらな状態でのスタートというよりは
一通り経験した上で、やっぱりこれが
大切だよね、ということで再出発するような
意味になりますね。
また１０は偶数なので、向きとしては内側に
なるのですが、親睦会で出会ったり
親交を深めた仲間と一緒に、これからも
頑張っていこうと自分の中で誓ったり
意思を持って活動しようという気持ちが
現れていると思います。
ちなみにタロットカードでいえば、大アルカナ
１０番目は運命の輪のカード。
運命の輪（１０番目）のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。
こちらは着地点やゴール、ターニングポイント
という意味がありますが、一通り経験してみて
改めてこれが大切だよね、と気づく機会があり
新しい道へ進んでいく意味になりますが
数の原理から見るとサビアンシンボルも
タロットも共通していることがわかります。
どのような場面で具体的な影響が？
さて、このようなメッセージが日常生活において
目に見える「どこ」で影響が出てくるのか？
これをみるときは、ホロスコープのハウスに
着目することが読み解くことができます。
もう一度ホロスコープを見てみると上図の通り
月が４ハウスに滞在しています。
４ハウスは、基盤のハウスと言われ
家や家族はもちろん、自分にとって
ファミリー意識を持った仲間など
自分の礎となった人たちが集まっている場所
を示しています。
占星術ホロスコープの４ハウス【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】＆月・太陽・土星
今回は蠍座新月のタイミングなので
例えば、家族と一緒に外食などをして
お互いの近況を話してみたり。
今の自分の基礎を作ってくれた恩師や
仲間たちと久しぶりに親睦会をしてみたり。
自分が基盤になる場所や人というのは
それぞれあると思いますが、実際の家族でも
家族のように仲良くしている人たちでもOKなので
ディナーでもしながら親睦を深めていくという
自然の流れが来ているわけですね。
平たく言えば、大事な人と飲みにいきましょう
ご飯を食べましょう、ということに
なると思いますので、ぜひ１１月は
そのような人を誘ってみて、親睦を深めてみては
いかがでしょうか？
今回の新月から「あなた」という個人への影響
さて、ここまでは日本（東京）全体での
新月ホロスコープを使って解説してきました。
なので、日本国民全体に言える話を
お伝えしていることになるのですが
ここからはさらに、
- 今回の新月→自分への影響
を個別にリーディングする方法をご紹介します。
ケーススタディとして、私のホロスコープを
取り上げまして、以下のように
「私」のホロスコープを内側に
今回の新月のホロスコープを外側にして
「ハウス」を確認することで「私」への
メッセージを見ることができます。
上記のホロスコーからもわかるように
９ハウスの場所にて、月と太陽が重なります。
９ハウスは探索のハウスといわれ
抽象度高い内容を誰かに、書いたり話したり
教えたりするような場面や場所を示しています。
占星術ホロスコープの９ハウス【抽象的な内容を書いたり話したり教えたりする】＆月・太陽・土星
なので私のケースでいえば、マインドや価値観など
抽象度の高い領域で、お互いの考えを共有し合える
仲間と親睦を深めるのが良さそうですね。
また、９ハウスは冒険したり遠くへという意味が
あるので、海外などを意味するのですが
ちょうど来週から米国セドナに行くので
海外で出会う人たちと親睦を深める意味にも
なりそうです。
あなたもぜひ、ファミリー意識でつながっている
仲間と一緒に親睦を深めるような機会を新しく
作ってみて、自分の基盤を作ってくれたことに
感謝をしたり、また一緒に頑張ろうという
気持ちをチャージできるタイミングでもあるので
今回の新月の機会を活用してみませんか？
ということで今回は、２０２４年１１月１日の
蠍座新月からのメッセージを解説してみました。
もしあなたも、自分のホロスコープで
今回の牡羊座満月からの影響を見てみたい・・！
というご希望あれば、生年月日・生まれた時間と
生まれた場所を教えていただければ
ホロスコープを出して回答させていただきます。
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また新月＆満月も含め、占星術を自分の
ライフデザインに活かしていくことを
テーマにしたセミナー＆動画を
メンバーさん向けに公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは？
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ：実際にリーディングしよう
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