自分と相手は違う価値観を持っているので、仕事であれ家庭内であれ
・自分と違う考えの人のことも、しっかり受け入れていくことが大切です
というような、違いを認めて受け入れることが大事ですねーとは、よく目にするしよく聞く話ではないでしょうか?
「違いを認めて、受け入れる」と言葉にするのは簡単ですが、、実際にソレできるのか?と言われると・・難しいなあと思う人が多いかもしれませんね。
私は大学生の時に(理系だったのですが)一般教養の科目を取らないといけなかったので、心理学のゼミに参加したことがあったのですが、その時に「他者受容は大事」みたいな話を聞いたんです。
でも、ですよ
片渕(20歳ごろ)
と当時は思っていましたが、あなたも「受け入れるの大事」とか言われるとそんな風に思ったことありませんか??
受け入れるということは、対人関係であれば苦手な人のことも受け入れる(我慢する)しかない・・のでしょうか。
私はその後に社会人生活を送る中で、「受け入れる」とは我慢では無く、部屋の片付けと同じように心の整理整頓の話なんだなと気づくことができました。
今回の記事は、あなたがもし「受け入れる≒我慢する」と認識していて「正直、それは辛いなー」と思っているのであれば、ここからの話はお役に立つ内容と思います。
また、対人関係のみならず自分の弱みとかダメなところについて
そういうのも含めて自分なんだから受け入れていきましょう、あるがままでいいんですよ!
と言われても、なんだかしっくり来ないなー我慢しろってことかい?と感じる人にも当てはまる話ですので、お読みいただけると嬉しいです!
目次
受け入れるコトと我慢するコトの違い
さて、まずは似ているように思われる「受け入れる」と「我慢する」の違いについてですが、わかりやすいのは「我慢」でしょう。
片渕
というような、相手のことは大切にしているけど自分を大切にしていない状況ですね。
自分自身の湧き出る気持ちを自分で押さえつけて、ネガティブな気持ちを残しつつ耐え忍ぶような・・。
これは人間関係だけに限った話では無く
片渕
といったことにも当てはまります。
生きていればそんなこともあるよーと言いたくなるかもしれませんが、、でも我慢は1つでも減らし、受け入れることを1つでも増やしたほうが結局は幸福感を感じられる生き方になると思うのは私だけではないハズです。
「受け入れる」が本当に意味していることは?
一方で「受け入れる」ですが、
・気持ちを押し殺して自分の中に力で抑え込む・・
・納得していないけど無理やり自分に言い聞かせる・・
ということでは無いと考えています。
受け入れるとは、対象となる人や物事を評価も何もせずそのまま置いておく、なんじゃないかなと。
私はこれを人に説明するときによく例え話で出すのは
片渕
と説明したりします。
ゴミ箱フォルダってw いったい何?
どういうことかというと、まず自分が納得していなかったり、気持ちを押さえ込んで服従するようなことって極力減らした方がよいと思っています。
その理由は、自分の価値を、自分で低く見積もっていることにつながるから。
でも毎日の仕事や生活の中で、納得してないけどやらないといけないこと、服従するような気持ちになってしまうことありますよね?
そこで登場するのが、我慢ではなく受け入れることの真の意味を理解しておくことで、わかりやすくいうとゴミ箱フォルダに入れるってことなんです。
・これは到底自分には受け入れられない話だが・・一旦は自分の中にあるゴミ箱フォルダに投げ込んでおく
・うわー信じられない!こんなことをするヤツっているの!?ホントに嫌!・・な人として自分の中にあるゴミ箱フォルダに格納
反発してケンカしたり、あるいは逆に自分を押し殺して我慢したり、ではなくて。
どちらでもない「受け入れる」とは、
片渕
という状態でOKのことなんだと思います。
え、ゴミ箱に入れることが何か意味あるの?と思われたかもしれませんが、この効果について続けて説明していきますね。
ゴミ箱に入ったゴミは捨てないと一生消えないのでは?
ゴミ箱で例えた「受け入れる」の話ですが、お伝えしたいことは「視点を変えよう」ということなのですが
・それは違う!と戦ったり、自分を押し殺して我慢したりするのでは無く、あるがままの状態にしておく
・でも唯一無二の大切な自分の頭や心に納めるほどの価値はない(と自分では思っている)わけなので、置き場所はゴミ箱でと認識しておく
こうすることでもちろん状況は何も変わらない・・のですが、自分の中ではその「受け入れる」対象と心理的に距離ができるし、感情と切り離すことができるわけです。
もちろん、ゴミ箱に入ったゴミは捨てない限りは消えないのですが・・それは自分の部屋の整理整頓や、スマホやパソコンのデータの話です。
ゴミ箱に入れるとは心の中での整理や分別
自分の心にあるゴミ箱は、ネガティブな感情も無くゴミだなーと認識した物たちなので、冷静に観察できたり、自分の気持ちに余裕が生まれるようになります。
それがゴミを具体的に問題解決していき、ひいては幸福感を1つでも感じられるようになる出発点なのです。
・ゴミたちに冷静になって向き合えるので、感情的にならず冷静に他人とも相談もできるし、解決策を具体的に探し始めることもできる
・ゴミを消し去るために、どうしたらその環境から離れていこうか?も具体的に考えられるし、行動もスタートさせやすくなる
という気持ちになれればしめたものですねー。
部屋の片付けと同じように、ごちゃっとしている空間をどうしたら良いかというと、まずは必要(自分の部屋に納めてOK)か不要(ゴミ箱行き)かを分別することですよね。
それと同様に、心の中で飛び交う感情やなんとも言えないモヤモヤした気持ち・・を一旦落ち着かせることですね。
心を整理整頓するくらいのイメージで、ムッとくる事柄を一旦ゴミ箱フォルダに入れてそのままフタしておく・・くらいに扱ってみることをオススメしたいです。
ゴミと感じている心もまた今の自分自身である事実
また、ゴミと感じていたことも、時間がたつと自分の認識の甘さだったり、その時の気分で瞬間的にイラっとしてしまい反発して受け入れられなかっただけ、と気づくケースもありますから。
戦って勝者になってしまうとそこから学ぶこともないでしょうし、敗者のように我慢するだけでは自分の存在価値を下げたり復讐してやる・・!という気持ちにもなりかねません。
そうでは無くて、本当の意味で受け入れることができれば、具体的に次に進めやすいですし、1つでも乗り越えることができれば自分の成長や達成感などにもつながりますよ。
受け入れられないなーと感じた時は、ぜひ「ゴミ箱にいれておく」くらいの気持ち、視点を変えてみるという発想で向き合ってみてください。
きっとこれまでとは違った結果になると思いますよ。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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