毎日生活していると様々なハードルに
直面することがあり、その都度課題となるものを
解決するために、アイディアを探したり
実行することになりますよね。
そうしたことの繰り返しが、これまでの
自分の考えや言動を見直すチャンスにもなります。
あるいは、これまで自分が保有していなかった
知識を獲得したり、採用してこなかった選択肢を
取ることで、物事が前に進むことが学べます。
- 「アイディアは移動距離に比例する」
という表現がありますが、毎日生活している
自分たちの日常から離れて、幅広い選択肢や
異なる環境を知っているか?経験しているか?
これはとても重要なことです。
例えば、海外旅行に行ったことがない人が
「日本が最高だな」
と思うのと、世界を旅してきた人が
「日本が最高だな」
の意味合いや、メッセージが異なりますよね。
とすると、どれだけ日常から移動できて
非日常の経験を積めるのか?は、創造的な
アイディアを出すためには大切なポイントです。
しかしこの「移動距離」は、何も物理的な距離
だけに限った話ではないと思っていますので
じゃあどのような移動がありうるのか。
このことについて今回は書いていきます。
国内移動だけではなく海外にも移動する
その前にまず、物理的な移動の有効性について。
なぜできるだけ移動すると良いか?の話をすれば
国内であっても、可能であれば自分が住んでいる
地域だけではなく、違った地域に移動することで
風景や気候、その土地ならではの習慣や歴史の
違いを感じることができるのではないでしょうか。
さらに海外まで足を伸ばせるのであれば
言語や生活習慣・商習慣やカルチャーなども
日本と違いますから、日本と比較してどちらが
良いか?悪いか?などといった相対比較ができる
情報を獲得することができますよね。
日本にも海外にも素晴らしいところもありますが
うーんちょっと残念、などと感じることも
あるでしょう。
そのような多くの情報や観点、経験をすることで
日本に住んでいて、私達が常識と感じる事柄は
実はローカル特有の常識であることに気づけます。
私も去年、コロナ禍で疎遠になっていた海外に
行く機会がありました。
ワタナベ薫さんのLAセミナー参加してきた【無茶振りするとコンフォートゾーンから抜け出せて新しい発見がある】
フィンランドでワーケーションしてきた【豊かな自然にあふれた世界&たくさんの問いをもらい内なる世界も旅した話】
もし日本の常識や価値観しか知らないければ
その範囲でしか問題解決のアイディアが出ません。
海外まで知っていることで、幅広い選択肢が
生まれてくることでしょうから
物理的にたくさんの移動がもたらすメリットは
たくさんあるのではないでしょうか。
もちろん海外ありき、ではないと思います。
先月は屋久島に行ってきて、改めて自然の豊かさ
自然と一体となる時間を楽しみましたが
普段の自宅でWi-Fiに囲まれた環境とは異なり
刺激にもなりました。
だからこそ、また仕事を頑張ろうかな
という気持ちにもなれますし、次はどこに
出かけようかな?と新しい移動先も
出かけたくなるものです。
自分の経験だけではなく他者の経験からヒントを得る
こうした物理的な移動も有効ではありますが
何か困った時などアイディアが欲しい時
自分自身の過去の経験や教訓だけではなく
他者が持つ経験やアドバイスを得ようと
相談先を移動させていくのも有効です。
セルフコーチングをすることで
自分の中から解決策を得ていくことも大切ですが
時には信頼できる他人に相談したり
アドバイスをもらったりすることも
あるではないでしょうか。
あるいは本やブログなど、直接は相手と
会わないけれども、自分が課題と感じている
領域においての専門家からのアドバイスや
知見というのは、自分が抱える課題を解決
してくれるヒントがたくさん見つかるものです。
自分の頭だけではなく、他人の頭や専門家の頭を
借りるという文脈で、人類の叡智にアクセスして
ヒントを獲得しようとする移動も
アクセス先への移動距離を大きくした方が
より幅広い視点から洞察することが可能です。
歴史や過去の偉人からも教訓を得る
アクセス先という意味では、今度は移動を
時間軸から考えると、過去から、歴史から
学ぶというのも大切な観点になります。
「歴史は繰り返す」という言葉もありますが
過去という歴史から教訓を学び、それを参考に
現代の課題を解決することもできます。
例えば、なぜ失敗したのか?という歴史上の
経験を知ることで、同じ失敗を繰り返さないよう
最善の注意を払いながら行動することも
できますよね。
過去の歴史は失敗の宝庫でもあり
人類が高い授業料を支払った教材とも言えます。
また、過去の人たちが物事をどのように考えて
取り組んでいたのか?
これを知ることで、現代における私たちの
課題解決に活かせることもあります。
さらに言えば、生き方や価値観のようなものも
手本にすることも反面教師にすることも
できるでしょう。
何か将来に向けて、どのように人として
キャリアを積んでいくのか?
こうしたテーマに迷うようであれば
現代から過去へと移動する、つまり歴史から
学べんでいく移動距離を伸ばすことで
重要な示唆を獲得できることでしょう。
具体な世界から抽象度が高く目に見えない世界ものぞいてみる
最後になりますが、私が最近注力して
学んでいる領域にでもありますが
抽象度の高い目に見えない世界
スピリチュアルのような世界とも
いうべきなのでしょうか。
私たちは3次元で物理的な空間があり
時間の流れが過去→未来に流れる世界で
日々生活をしていますが、そうではない
世界への移動も大切と考えるようになりました。
なぜ、そのような非科学的な世界を考えたり
移動することが価値になりうるのか?
例えば寝ている時間は、一般的には心身の
休息時間であって、たまに夢を見るもの
くらいの認識の人がほとんどだと思います。
ところが日本の縄文時代では、夢告(むこく)
という、夢の中で神仏や霊的な存在から
メッセージを受け取って、個人の生活の指針に
活かしていくこともあったようです。
現代でいえばシャーマンのような
霊的な力を持って、霊界と交流やできる人の
イメージがありますが、昔は皆がそうした
力を持っていたような話ですね。
このような抽象度が高く、目に見えない世界が
どのように考えられているのか?を学ぶことで
現代の世界を生きる私たちに、個人の一生を
超えた視点を持って、一度きりの人生を
どう生きるのか?といった人生観のような
死生観のようなものを養えると思います。
抽象度高い世界は、科学では説明がつかない
領域なので、そうしたことを考えるのは
あまり意味がないのでは・・?
と私も以前はそのように考えていました。
スピリチュアルの世界は、否定はしないけれども
自分とは縁が遠い世界で、なんだかよくわからず
興味が持てないなあと。
ところが今回のテーマでもある「移動距離」
という視点で見れば、具体的な世界から
抽象度の高い世界への「移動」や「行き来」
というのはとても重要ではないか
と思うようになりました。
- 「本当にあるのかどうか?・・」
という視点ではなく、もし本当にあると
するならば、日本はもちろん海外では
そして歴史上ではそうした世界は
どのように考えられていたのか?
もしそうした世界があるのであれば
という立ち位置で現代を見つめてみることは
時代がどう変わろうとも、地理的な場所が
どこであろうとも、私達が普遍的に活用できる
ヒントがあるのではないでしょうか?
じゃあそうしたものって具体的には?と言えば
目に見えない世界も含めて宇宙全体の地図を
示していると言われるカバラの生命の樹の話。
生命の樹全体を旅するツールとして
タロットカードを活用したり、また身近に
霊的な世界へとアクセスしている夢の活用などが
あるようですね。
そうした学びと実生活への応用が
自分の精神性や人間力のようなものを磨く
ヒントにもなるのかなと考えております。
このあたりの話は、また別ブログでも
書いていきたいと思いますが、今回書いた
「移動距離」を意識して、たくさんの経験や
アイディアを積むことで、常識から自由に
なりつつ、常識をアップデートしていきたい
ものですね。
あなたもぜひ、まずは身近な事例で
できそうなことからトライしてみてください。
もし出かけることが好きであれば
知らない街や土地に、積極的に出かけてみる
という物理的な移動をしてみること。
読書など学びが好きであれば、過去の偉人から
学ぶという、情報のアクセス先を移動させること。
そうすることで自分の中で持っていた常識が
良い意味で相対比較することができるようになり
何か困ったことや課題に直面した時に
「こうすると良いかな?」
という解決方法が見つかりやすくなるので
おすすめです。
ということで今回は、創造的なアイディアは
移動距離に比例するのですが、物理的な移動
だけじゃないよね?という話でした。
最後になりますが、私は星読みしてた結果を
自分のライフデザインに活かしていくことを
テーマにしたセミナー&動画をメンバーさん向けに
公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは?
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ:実際にリーディングしよう
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