VUCA時代とも言われ、未来のことを精知に
予測してもどうなっているかわからない。
だから、まずは目の前のことに集中することが
大切だと思っています。
ですが、将来のことを考えるでも意味がないか?
と聞かれると、いやむしろ将来「これから」を
どうしたいかを決めることからはじめるべき
とも思います。
もうすぐ今年も半年が経過するタイミング
年初に立てた今年の目標は何だったかな?
という人もいるかもしれませんね。苦笑
私的には、現在日本で使われている1月1日から
1年がスタートするグレゴリオ歴でも
占星術のように、春分の日からスタートする
1年でも、誕生日を起点に1年でもいいので
好きなものを選び、目標設定すると良いでしょう。
1年という長いスパンじゃなくても
会社組織などでは3ヶ月(クォーター)や
1ヶ月単位で目標設定がされているし
新月→満月というサイクルでもいいですね。
自分がしっくりくる「はじまり」を採用して
未来のことを計画立てたり考えたりするのは
とても楽しいものですから。
何よりも、自分にとっての「これから」
理想の未来を決めると、自分にとっての
「これまで」という過去もまた決まるので
今日からどうしたいか?の意思決定は
自分の人生を決める重要なものだと思います
本当に過去は変えられないか??
- 自分と未来は変えられる
- 他人と過去は変えられない
とよく言われます。
なので、自分ができることに集中し
変えることができる自分の未来を見ながら
毎日の生活を送っていくことが
大切になるわけですね。
他人や世間など、自分では基本的には
変えることができないし、それこそ過去なんて
既に起きてしまったことなので
変えることはできない、と思うことでしょう。
ところが、自分が
「こうしよう!」
と決めた瞬間から、自分のこれまでの
過去の経験も「見え方」が変わったり
認識が変わることが起きます。
例えば5年前まで、私は16年近く
会社員を経験してきました。
人事の経験が長かったので、この経験を活かして
法人向けに人事の仕事をするのは
これまでの経験を発揮していると言えるでしょう。
逆にいうと、それ以外の仕事となると
会社員時代の経験は、役に立たないはずです。
ところが、個人向けにコーチングや
占星術のセッションをやろうと決めると
人事の仕事経験の中でも
- 社員とのキャリア相談にのる経験や
プライベートな面も含めた人生相談
こういった経験が活きてくることになります。
会社員時代での、人に物事を論理的に説明したり
わかりやすく伝える経験も同じかもしれません。
また、自分自身のプライベートで子育てしてきた
経験も、コーチングや占星術のセッションで
子育ての話になると体験談もシェアしつつ
活かすことができます。
むしろ、仕事だけじゃないライフスタイルや
過去の人生経験そのものが、唯一無二の自分の
ブランドになってくるのです。
- 「長らくコーチングしてきました」
- 「10年間、占星術やってきました」
という人の方がキャリアが長く、その道の
経験値が豊富なことは間違い無いでしょう。
ところが、
「これから自分はこれをやる!」
と意思を持って未来を考えるとすると
これまでの何気ない過去の経験も
違った見方ができます。
経験した事実は変わらないのですが
事実への見方や解釈が変わるから、ですね。
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」
の話ではありませんが、これからを決めると
過去の点が並び変わるような感覚ですね。
そのように考えると、私たちが毎日生活したり
仕事している経験そのもので無駄なことは
実は1つもなく、自分が
「これからどうしたいか?」
を決めることで、必要なものが
自然とつながってくるわけです。
ざっくりでOKなので意思を持って未来を描く
ちなみに片渕家の話でいうと
先日は小学校平日休みのところを狙って
沖縄にてワーケーションしてきました。
私が会社員を退職した5年前から
やりたかったことの1つとして
ライフスタイルの自由度を上げたい
というものがありました。
会社員って基本的には土日とゴールデンウィークと
正月くらいしか休みがなく、もちろん有給休暇は
あるけれどもなかなか自由には消化しきれない
という人が多かいのでは無いでしょうか。
現在では法律も変わり、有休消化も推進する方向に
なってはいますが、基本的には会社や組織の都合に
合わせて休みを取るような形になるでしょう。
私は、別に仕事そのものは嫌というよりは
むしろ好きなので、ずっとやってられます。笑
ただ、仕事と同じくらい、自分の好きなことや
興味あることも、もう少しやれたらいいなと考え
働き方を変えると決めました。
そうすると過去の出来事や経験の中から
実現に必要なものを探し出します。
足りないものがあれば、新しく学ぼうかな
という気持ちにもなります。
今年から学んでいたコーチングもまさにそれ。
過去にこれまでやっていたことが
コーチングの視点で整理され
意味づけが変化していきます。
将来のことはどうなるか?
こればかりは誰にもわかりません。
しかし少し抽象度を上げて
- こういうライフスタイルを送りたい
- 仕事を通じて社会に影響を与えたい
などと計画を立てたり構想することで
今これからの言動も変わるでしょうし
過去これまでの経験も違って見えるでしょう。
結局、「今日これからどうしていきたい?」
次第で、未来はもちろんですが
過去も変わってきます。
将来が見えない時代だからこそ、ぜひ
「こうしてみたい」
という夢やビジョンのようなもの
個人レベルにおいても大切にしていきたい
ものですね。
ということで今回は、自分の未来を決めると
今はもちろんですが、過去も変化してくるよ
という話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。