先日とあるご縁をいただき
フリーペーパーを発行している出版社から
私がやっている占星術のことに関して
取材&撮影をしていただく機会がありました。
東京都心のステキなスタジオにて
モデルさん、ライターさん、カメラマンさん
などなどが集まり、いい感じにやって
もらいました。
今月後半くらいに世の中に出るようなので
完成が楽しみですね。
首都圏の地下鉄駅などに置かれたりするので
よろしければ手にとってみて
見ていただければと思います。
さて今回は、久しぶりに対面で
初対面の方々に自分のことを
説明する機会があったわけですが
そこでの気づきをまとめています。
普段の生活では、なかなか自分のことを
分かりやすく誰かに説明するシーンって
少ないのではないでしょうか?
日本であれば新年度の時期
新しいメンバーが職場に入ってきたり
保育園や小学校で新しく出会う保護者の方に
自分や自分の家族の話をすることはあるでしょう。
あるいは転職活動をするタイミングで
自分のこれまでの経歴を棚卸ししたり
文書にまとめたり、それこそ面接で
話をしたりするケースがありますよね。
私は会社員時代に、転職はしたことはありませんが
採用の仕事を長くやっていたこともあり
会社や自分自身のことを、学生から社会人の方に
話をする機会がたくさんありました。
思うに、自分自身のことって
意外と自分ではわかっていないものです。
もちろん、出身地や学歴、どんな会社で
どんな仕事をしているのか
というのは話すことができると思います。
ただ、自分が大事にしていることや価値観のようなこと
これを言語化するのは、なかなか難しでしょうし
多くの人は適当にはぐらかして
「まあ、ぼちぼちやってます」
「2人の小学生の子育てやってます」
などと、さらっと表面的に説明して
終わることもあるでしょう。
もちろん相手あってのコミュニケーションなので
TPOにもよるとは思いますが、私がお勧めしたいのは
できれば半年とか1年に1回くらいは
自分の経験や価値観などを棚卸しして
言語化したり文書にしてみるは良いのかなと
思っています。
その理由は2つあって
1つは、自分を客観的にみることで
次なる行動を冷静に考えることができるから。
もう1つは、意外と知らない自分の魅力に
気がつくことができるから、です。
1点目の「自分を客観視すること」について。
これは、自分と一番身近にいるのが
「自分」だからこそ難しいのかなとも思います。
まず自分の五感は、自分の外からの情報を中心に
認識するようにできていますよね。
目で周囲を見渡して
耳で周囲の音を察知して
鼻で周囲の匂い・香りを感じて
皮膚で肌触りや外気温を感じて
口で味を楽しんだりする
というように。
つまり、自分自身のこと
もっというと自分の考えや価値観は
意識しないと注目することができません。
私は会社員時代、人事が長かったこともあり
あれこれ相談を受けるケースが多かったのですが
その時に、転職するかどうかはさておき
自分の経歴や大事にしたい事柄などは
定期的に振り返っておくといいですよ
ということを伝えたことがあります。
これは仕事でのキャリアアップのために
という意味もありますが
自分がどんなところに価値を感じていて
何があったら幸せか?
何が譲れないことなのか?
社会人生活を送っていると必ずと言っていいほど
相反するなと感じる事柄が登場して
どっちか選ぶ?というケースに遭遇します。
その時に、自分が価値を感じている事柄の
優先順位はどうなっているか?
は、一旦は決めておいた方がいいかなと
思っています。
もちろん毎日たくさんの情報に触れ
様々なことを経験していくので
価値観や優先順位というのは
どんどん変わっていくこともあると思います。
でもまず、「今」はどう感じているのか?
これを言語化したり、それこそ職務経歴書など
他者に見せる前提の書類を作成することで
「やっぱり年収、お金だよな・・」
かもしれないし、
「お金も大事だけど、子どもとの時間も欲しい」
かもしれない。
「どんどん出世して、デキる人と思われたい」
かもしれないし
「仕事はまあぼちぼちでいいから
数年後にはこれをやっていきたいから
今はその修行の時期と考える」
かもしれない。
どれが正解で、どれが間違っている
ということはなく
それこそ自分でしか、答えを見つけることが
できません。
よって、唯一無二の自分を知っておく
というのは、とても価値があることと思うので
客観視するというのは、おすすめですね。
もう1点の、意外と知らない自分の魅力に
気がつけるという話。
こちらは、例えば先日の取材で
30分ほどのインタビューを受けたわけですが
なぜずっと会社員から、占いへ?
占い師ってたくさんいるけど、どう違うの?
みたいなことを聞かれるわけですね。
私は昔から自分の経験や価値観などは
定期的に棚卸ししたり
それこそブログでプロフィール書いたりまとめたり
ということを、わりとやってきたこともあり。
また、会社員を退職してから、現在は一応
法人社長という事実はあるものの
基本的には名もなき個人なわけなので
じゃあどうやって自分を外に打ち出していくのか?
これはブランディングともいえるし
マーケティングともいえると思いますが
機能的かつ感情的な価値の差別化要素は?
などを明確にしておくことが必要です。
いわゆるUSP的なものだったりもするのですが
現代ではSNSなど誰でも気軽に始めることもでき
USP的なアプローチというよりは
ホリスティックなアプローチが大事だなと。
つまり44歳である自分が
44年かけてきた自分のこれまで
という事柄そのものが差別化の要素になります。
これって絶対に、他の人では真似できませんよね。
そのあたりも踏まえ、どんなことをやっているか?
をお話させていただいたところ
「確かにその占いは、片渕さんしかできませんね」
と、最後にコメントをいただけたのは
自分の意図をお伝えすることができたのかも?
と感じました。
また、自分の魅力や価値となる要素
これは自分であれこれ準備していたとしても
相手からすると別な所に価値を感じてくれる
というケースも多々あります。
例えば、
- 占星術師をやっています、というよりも
占いをやっていますの方がわかりやすい - 法人の社長やっています、という方が
短期間で信頼も獲得しやすい
こんな感じですね。
また、
- 子育て経験の話を妻側からの視点で語れる
- 会社員としてのキャリアや
職場での人間関係の悩みなどに共感できる
そんなところから、話が盛り上がったり
自分自身に興味を持っていただけるケースが
とても多くありました。
つまり自分自身では当たり前すぎて
特に価値にはならないだろうなあと感じることが
意外と他者からすると価値に感じてもらえて
「それもうちょっと教えてください」
って話にもなりやすいです。
何よりも、何が相手にとって印象に残るのか?
これは多くの人とコミュニケーションを
とってみないとわからないので、自分のことを
分かりやすく説明できることで
意外と知らない自分の魅力に気がつけるな
とも思っています。
なので、いつでも自分の体験・エピソードは
ストックしておいたり、ブログやSNSが
好きであればそこで情報発信したりするのは
そのトレーニングにもなるので良いですね。
ということで今回は、自分のことを
分かりやすく初対面の人に説明できることの
価値について書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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