今回は、自分のホロスコープを占星術で読み解いていったときに、乙女座サインの意味についてまとめていこうと思います。
ホロスコープとは、自分が生まれた瞬間の生年月日・時間・場所から導き出される星の配置図のこと。
よく見ると360度の円は、30度ずつのサインに区切られていますよね。
（例として、片渕のホロスコープをあげておきます↓）
乙女座のシンボルから、どんなことが読み解いていけるのか？
自分自身が生まれ持った星からのメッセージを読み解けると、新しい発見や面白い気づきがあるんじゃないかなと思っていますので、ぜひお読みください！
なぜ「乙女座♍️＝実務家・秘書の象徴」と言われるのか？
乙女座は、古代哲学で言われる４つのエレメント（火・風・水・地）では地のエレメント、３つのクオリティ（活動・固定・柔軟）では柔軟サインの組み合わせ、でできています。
全部で１２あるサインのうち、春のサインとして牡羊座・牡牛座・双子座ときましたが、これまでは個人の能力的なところを扱ってきました。
・牡羊座で、誕生
・牡牛座で、自分の五感を使って現実世界や自分の身体を認識
・双子座で、自分の知的好奇心に応じて夢中になる
という話ですね。
>> 占星術ホロスコープの12星座（サイン）の意味や仕組みを解説します
そして夏のサインとして蟹座からスタートし、獅子座そして今回の乙女座と来るわけですが、他者との情緒的な要素の育成を扱っていきます。
乙女座の次にくる天秤座からは、社会にデビューして他者と関わりながら仕事や生活をしていくテーマになっていくのですが、その１つ前のサインが乙女座になります。
つまり乙女座では
社会デビューしてもうまくやっていけるよう、自分自身の総点検・チェックをしていく
ことになるので
・実務能力、専門性、秘書的な力、要求に応えるレスポンス力
・几帳面、細部にハマる気質、事務処理能力
・健康管理、整理整頓、適応力
・警戒心、防衛力、訓練する、調整する、免疫や医療
・完璧主義、批判精神、全体を見逃す、木を見て森を見ず
などが、乙女座サインのキーワード。
乙女座は地エレメントということで、しっかりと五感を使ってあれこれ点検・準備しているイメージですね。
かつ柔軟サインなので、社会デビューして状況変化にしっかり対応できるのかどうか？を見ている感じ。
ちなみに、地のエレメントですが、活動サインごとに比較すると
牡牛座♉️（地×固定サイン）：
自分の５感を大切に「マイペースで、他者に振り回されない人」のシンボル
>> 占星術ホロスコープで牡牛座♉️を読み解くと何がわかる？【♉️＝マイペースの象徴】
乙女座♍️（地×柔軟サイン）：
自分の５感を使って、柔軟に状況変化できるよう点検・準備をしていく「秘書」のシンボル
山羊座♑️（地×活動サイン）：
地に足をつけて着実に、現実世界で社会活動（仕事など）をしっかり行う「努力家」のシンボル
>> 占星術ホロスコープで山羊座♑️を読み解くと何がわかる？【♑️＝努力家の象徴】
こういった違いがあるので、同じ地のエレメントでもそれぞれのサインが持っているシンボルが違いますよね。
また、サインを深く理解していく時はサビアンシンボルをみていくのも面白いで、ご紹介していきます。
サビアンシンボルとは？
ホロスコープは３６０度の円の形をしていますが、その１度１度に意味が与えられているものがサビアンシンボルと呼ばれています。
つまり乙女座でも、乙女座１度〜乙女座３０度まで、それぞれ違ったメッセージが込められているのです。
マニアックな占星術の世界の話ですね。笑
さて、ここでは乙女座のスタート地点でもあり、乙女座の象徴となる、乙女座１度のサビアンシンボルのみを紹介しますね。
乙女座１度：
A man’s head.
男の頭
これだけ、だと何のことだかわからないと思うので、補足しますね。
絵に書かれている男性の頭、の輪郭が自分の視覚から情報が入り、
片渕
と認識するように、自分の外にあるものを観察し、客観的に判断している状態を示しています。
乙女座は地のエレメント・柔軟サインなので、「これは男性の頭」「これは＊＊である」などと五感を使って認識した情報を分析したり判断しているわけですね。
そうすることで、社会デビューする直前の、最後の自己点検をしているシンボルが、乙女座になります。
乙女座サインを支える天体（支配星）＝水星
なお、乙女座など１２サインそれぞれを守る役割がある天体を支配星と言うのですが
乙女座＝水星
が割り当てられています。
水星といえば、知性やコミュニケーションの象徴と言われています。
社会デビューして仕事したり生活していく前に、
不足はないか？
準備は大丈夫か？
総力を上げて点検する乙女座サインを支えていくところで、水星シンボルが影響しているわけですね。
>> 占星術ホロスコープで水星を読み解くと何がわかる？【水星＝知性やコミュニケーションの象徴】
さて、そんな乙女座ですが、では具体的なホロスコープを使ってリーディングをしてみると、どのようなメッセージを導くことができるのでしょうか？
ということで片渕のホロスコープと、人生ストーリーの中で重要と言われる
月（誕生）
↓
太陽（人生目的）
↓
土星（人生の落とし所）
の３天体が乙女座のケース、この２つについて見ていきたいと思います。
実際のホロスコープで乙女座♍️まわりをリーディングしてみると・・
まずは片渕のホロスコープで乙女座まわりをリーディングしてみたいと思います。
私のホロスコープ、再掲しますね↓
乙女座に、金星と火星の天体がいます。
占星術では、
どのような性質があって（目に見えないもの、１２サイン）
どのような具体的な場面で（目に見えるもの、１２ハウス）
どのような影響を及ぼしているのか（＝アスペクト）
というのが基本的なリーディング手法になるので、片渕のホロスコープでいうと乙女座にいる天体は金星と火星、ということになりますね。
１０ある天体と、１２あるサインという数量関係なので、１サインに２天体入っているということは、
あなたの人生で乙女座のテーマは重要ですよ
というメッセージになります。
じゃあ、乙女座的なシンボルは、どのように自分の人生の舞台で発揮するのか？というと
ここをみるといいですね。
片渕の場合は金星も火星も８ハウスになりますね。
８ハウスは、
のシンボルとなります。
>> 占星術ホロスコープの８ハウス【鍵付きの秘密の部屋】＆月・太陽・土星
よって、まず金星・乙女座・８ハウスからは
仕事や生活がしっかり回るように、水面下で用意周到にきっちりした準備を進めていく
そういう人である、などとリーディングできますね。
>> 占星術ホロスコープで金星を読み解くと何がわかる？【金星＝美や感性の象徴】
同じように、火星・乙女座・８ハウスからは
水面下で用意周到に準備をしていくことで、やる気がどんどんわいてきてエネルギーを発揮する
そういう人である、などとリーディングできます。
>> 占星術ホロスコープで火星を読み解くと何がわかる？【火星＝活力・エネルギーの象徴】
ホロスコープのサインに天体がいない時
私のケースではなく、もし乙女座のサインに天体がいない場合は、
・時代の流れなどをホロスコープでリーディングし、乙女座に天体が入ったタイミング
・乙女座に天体がたくさん集まっている人と、コラボする
この２つが、乙女座に天体はいないけれども、とても大きな影響力を発揮するチャンスであるとリーディングできます。
自分が持っていないので、時代の流れ、あるいは他者の力を借りるという発想ですね。
時代の流れをホロスコープでリーディングしていく話は、例えば本ブログを書いている2021年の日本はどういう時代になりそうか？とリーディングしてみた以下の事例は参考になるかと考えています。
>> 占星術ホロスコープで2021年をリーディング｜日本や自分自身にとってはどんな1年になるのか？
また風の時代に関する話は、これから200年ほど続いてく時代の流れの１つかなと思います。
>> 地の時代から風の時代へ｜占星術的に解読してみた【結論：大事なことはいつの時代も変わらない】
乙女座♍️と、月/太陽/土星の組み合わせをリーディングしてみると
続いて、人生ストーリーにおいて重要となってくる３つの天体である
月（誕生）
↓
太陽（人生目的）
↓
土星（人生の落とし所）
この３天体が乙女座のケースについて、見ていきたいと思います。
＜月星座が乙女座＞
月が乙女座となると、とても几帳面なだったり、オタク気質を発揮して好きなグッズをたくさんコレクションする子供だったかもしれませんね。
プライベートとリーディングするのであれば、整理整頓したり、健康のために運動したり、仕事のキャリアアップのために資格試験の勉強をしたり、と準備をあれこれやっていくことが苦にならないタイプかもしれません。
>> 占星術ホロスコープで月を読み解くと何がわかる？【月＝素の自分の象徴と言われる理由】
＜太陽星座が乙女座＞
太陽は、その人の人生目的のシンボルになるので、社会に出て、自分で努力して輝かしていくことになります。
そのため太陽星座・乙女座は、職業であれば秘書や実務家などとして自分の専門性を発揮する仕事、医療関係の仕事などはフィットしますよね。
普通の会社員だったとしても、所属している部門にて秘書的に誰かをサポートしたり、高い専門性を発揮するような仕事。
医療や警備のような仕事だけではなく、社内の立場や役割で、乙女座サインのシンボルを発揮するかもしれません。
>> 占星術ホロスコープで太陽を読み解くと何がわかる？【太陽＝人生目標・目的の象徴】
＜土星星座が乙女座＞
土星は、その人の人生の終着点・落とし所のシンボルになります。
なので、子ども時代や若い時は、うまく土星を活用できず、むしろ苦手意識を持つテーマになりやすいと言われています。
具体的にいうと、乙女座シンボルのような、几帳面・潔癖症のような人などが苦手というケースがあるかも知れません。
ただ、これはその人の人生の中で、高いハードルとして設定された星に生まれているという感じですね。
なので、土星の年齢域である55〜70歳くらいになると、社会的な立場も一段落したところから、コレクター気質を発揮したり、これまでの経験から培われた専門性を発揮して、仕事や地域活動に貢献していくかもしれません。
若い時には苦手意識がありハードルが高いと感じた土星星座・乙女座の力を、人生晩年に発揮するシナリオが考えられますね。
>> 占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる？【土星＝常識・人生の落とし所の象徴】
乙女座♍️をより深くリーディングするために
ということで今回は、占星術的にホロスコープを見た時の、「乙女座」を読み解いてみました。
いかがでしたでしょうか？
自分のホロスコープを作ってリーディングしてみたい！という方は、以下のサイトにアクセスし
・出生時間（できれば母子手帳などを確認して正確なものであればなお良い）
・出生場所（都道府県や市町村、できれば生まれた時の産院の住所がわかれば最高）
を入れると無料で簡単に作れますので、やってみてください。
また、最後になりますが
占星術を自分のライフデザインに
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アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは？
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
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