今回は、2023年9月15日の
10時40分ごろに新月となるので
今回の新月が示していることを
占星術的な視点でまとめてみました。
天空を12分割した時に「乙女座」がある位置
厳密には乙女座21.58度の位置で
月と太陽が重なることで新月になります。
この新月のタイミングでのホロスコープは
下記の通りで、黒枠にご注目ください。
新月&満月という自然の流れを活用する
さて今回も、新月&満月のホロスコープから導ける
メッセージと、実生活でどう活用できそうか?
について、ご紹介していきます。
約5000年前の古代ギリシャ時代から
脈々と受け継がれているという占星術の世界観で
新月&満月という約1ヶ月ごとに繰り返す
自然のサイクルを利用して、実生活で取り組むべき
テーマを導き出すことができるのです。
新月は、新しく物事をスタートするシンボル。
この理由は、新月から満月に向けた約2週間は
だんだんと月が大きくなっていく様子から
新しくスタートさせた物事が、段々と成熟し
成果につながっていくようなイメージが
想起できるから。
一方で、満月は振り返りや断捨離のシンボル。
満月から月が欠けて新月になっていく約2週間の
様子から、満月時点での成果を振り返り
そこから気づきや教訓を獲得したり
必要に応じて断捨離を進めていくことで
新月という0の状態へ進むイメージが
あるからです。
「乙女座の位置にて新月」の意味
今回は乙女座の位置で新月になるわけですが
「地のエレメント」と「柔軟サイン」
というものの組み合わせで、乙女座は
構成されていると考えられています。
占星術ホロスコープの12星座(サイン)の意味や仕組みを解説します
「地のエレメント」とは文字通り
地に足がついた状態で、きっちり物事を
準備して進めていき、積み重ねていく
様子を表しています。
さらに「柔軟サイン」は次のステージに向けて
柔軟に状態を変化させていくことを示します。
この組み合わせで乙女座の意味がうまれますが
詳細を知りたい方は下記もご参照ください。
占星術ホロスコープで乙女座♍️を読み解くと何がわかる?【♍️=実務家・秘書の象徴】
具体的なキーワードだけをピックアップすると
以下のような内容が当てはまります。
- 実務能力、専門性、秘書的な力
- 要求に応えるレスポンス力
- 几帳面、細部にハマる気質
- 事務処理能力
- 健康管理、整理整頓、適応力
- 警戒心、防衛力、訓練する
- 調整する、免疫や医療
- 完璧主義、批判精神
- 全体を見逃す、木を見て森を見ず
今回は新月なので、自然のサイクルとしては
乙女座テーマのものを新しくはじめるのに
適したタイミングが訪れていると言えます。
わかりやすいもので言えば、健康につながる
何かを始める事だったり、自分の専門性や
実務能力をアップさせる学びをはじめる
と良さそうですね。
今回の新月という自然の流れを活かして
これまで気になっていたけれども
まだはじめていないものがあれば、これを機に
取り組みはじめると良いでしょう。
サビアンシンボルを使って深読み
さらに今回の新月ホロスコープを深読みすると
乙女座21.58度、これは数え度数22度で
新月になっていることが分かります。
ホロスコープは円形なので360度ありますが
この1度1度ずつに意味があると言われる
サビアンシンボルまで深読みすると
- 乙女座22度:
A royal coat of arms.
(王家の紋章)
というメッセージになるのですが
これはどういう意味になるでしょうか?
まず、乙女座は実社会の中で
きっちり仕事ができたり生活できるよう
役に立つことを準備したり学んだり
健康管理したりすることを示しています。
そんな乙女座に対して「王家」という
紋章が与えられているということで
国家がお墨付きの状態を示している
ということになりますね。
つまり、きっちり実力もあって
誰かの役立てることができて
活躍が期待できるような、確かな国家資格を
持っているかのような状態なのです。
今回は、新月という新しいことを
はじめるのを示唆するタイミング。
なので、実務で役に立つような資格や
スキルアップの勉強もいいでしょう。
健康に気をつけることや、自分の生活が
きっちりするためにお金の勉強をはじめる
など、信頼性のあるブランドが得られる
ということですね。
時代がどう変わろうとも、信用や信頼
というブランドはとても大切なものです。
「王家の紋章」を意味するところで
新月というタイミングなので、何か
自分の実務力・生活力がアップするような
自分のブランドが魅力的になるような
活動をスタートしようという意味かなと
私的には思います。
どのような場面で具体的な影響が?
さて、このようなメッセージが日常生活において
目に見えるどこで影響が出てくるのか?
これをみるときは、ホロスコープのハウスに
着目することが読み解くことができます。
もう一度ホロスコープを見てみると
上図の通り、月が10ハウスという場所にて
新月になっています。
占星術ホロスコープの10ハウス【社会活動・社会的ステイタス】&月・太陽・土星
10ハウスは、いわゆる社会という舞台で
仕事をしていくシーンを示しています。
そのため、例えば仕事で役立つテーマでは
資格取得の勉強をはじめたり、今担当している
仕事能力・スキルを上げていく学びをスタート
させていくことで、信頼を勝ち得るタイミング
ということですね。
社会生活をするシーンにおいて
役立つ実務能力を向上させることで
あたかも国家のお墨付きのような
信頼獲得ができるタイミングがきているよ
ということですね。
今回の新月から「あなた」という個人への影響
さて、ここまでは日本(東京)全体での
新月ホロスコープを使って解説してきました。
なので、日本国民全体に言える話を
お伝えしていることになるのですが
ここからはさらに、
今回の新月→自分への影響
を個別にリーディングする方法をご紹介します。
以下のように、自分のホロスコープを内側に
今回の新月のホロスコープを外側にして
ハウスを確認する必要することで
「私」へのメッセージを見ることができます。
上記の図は、私のホロスコープを内側に
今回の新月のホロスコープを外側に重ねている
ダブルチャートといわれるもの。
私のホロスコープ上では、8ハウスに
月がいることが分かります。
8ハウスは鍵付きの秘密の部屋ということで
秘密裏に他者から共有されたり
パートナーシップなどを示すシンボル。
占星術ホロスコープの8ハウス【鍵付きの秘密の部屋】&月・太陽・土星
そのため、例えばクローズドな環境にて
秘密裏に仕事力アップの取り組みを始めたり
パートナーと一緒にやってみたり
というメッセージかなと思いました。
さらに、私のホロスコープ上の火星に
ピッタリ重なる位置で新月になっています。
占星術ホロスコープで火星を読み解くと何がわかる?【火星=活力・エネルギーの象徴】
火星は、活力やエネルギーの象徴なので
仕事力アップの取り組みをやればやるほど
自分のやる気スイッチが入り
エネルギーがわいてくるタイミング
ともいえますよね。
ちょっと気合を入れて、仕事実務での
スキルアップをすることで、信頼獲得に
つなげていきたいなと思いました。
あなたもぜひ今回の新月でのホロスコープを
読み解いて、分スキルアップにつながる
具体なアクションをはじめて
さらなる信頼獲得につなげていきませんか?
ということで今回は、2023年9月15日の
乙女座新月のメッセージを読み解いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もしあなたも、自分のホロスコープにおいて
今回の乙女座新月の影響を見てみたい・・!
というご希望あれば、生年月日・生まれた時間と
生まれた場所を教えていただければ
ホロスコープを出して回答させていただきます。
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また新月&満月も含め、占星術を自分の
ライフデザインに活かしていくことを
テーマにしたセミナー&動画を
メンバーさん向けに公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは?
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ:実際にリーディングしよう
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