今回は、2025年1月14日の7時30分ごろ
満月となるので、今回の満月となる位置情報が
示唆する内容を、占星術的な視点でまとめます。
天空を12分割した時に「蟹座」がある位置
厳密には蟹座23.59度の位置で
月の反対側に太陽がくることで満月になります。
ホロスコープを出してみれば、下記の黒枠で
囲んでいる場所についてに、太陽と月が
そのような関係になっていることがわかります。
新月&満月という自然の流れを活用するとは?
さて今回も、新月&満月のホロスコープから導ける
メッセージと、実生活でどう活用できそうか?
について、ご紹介していきます。
約5000年前の古代ギリシャ時代から
脈々と受け継がれている占星術の世界観を利用して
新月&満月という約1ヶ月ごとに繰り返す
自然のサイクルから、現代を生きる私たちに対して
フォーカスすべきポイントやテーマを
導き出すことができるのです。
新月は、新しく物事をスタートするシンボル
と言われています。
その理由は、新月から満月に向けた約2週間は
だんだんと月が大きくなっていく様子から
新しくスタートさせた物事が、段々と成熟し
成果につながっていくようなイメージが
想起できるからですね。
一方で、満月は振り返りや断捨離のシンボル。
満月から月が欠けて新月になっていく約2週間
満月の時点での成果を振り返り、そこからの
気づきや教訓を獲得することで、必要に応じて
断捨離を進めていく中で、新月という0の状態へ
進むイメージがあるからです。
「蟹座の位置にて満月」の意味とは何か?
今回は蟹座の位置で満月になるわけですが
「水のエレメント」と「活動サイン」
というものの組み合わせで、蟹座は
構成されていると考えられています。
占星術ホロスコープの12星座(サイン)の意味や仕組みを解説します
「水のエレメント」とは、文字通り
水滴のように表面張力が働いて、ギュッと
集まる様子から、愛情やヒーリング
誰かを育てるなどの意味がうまれています。
さらに「活動サイン」は、物事を1から始めたり
アクティブに行動していくシンボル。
この組み合わせで蟹座の意味がうまれますが
詳細を知りたい方は下記もご参照ください。
占星術ホロスコープで蟹座♋️を読み解くと何がわかる?【♋️=守り育てていく母親の象徴】
具体的なキーワードだけをピックアップすると
以下のような内容が当てはまります。
- ファミリー意識・共同体意識
- 感情と結びついた記憶、みんな一緒
- 集団的無意識
- 母性、家庭的、守り育てる力
- 家族愛・地元愛・郷土愛・民族愛
- 排他的、同調圧力、押し付けがましい
今回は満月なので、自然のサイクルとしては
上記に挙げた蟹座のテーマに関して
振り返ってみたり断捨離を進めるのに
適したタイミングが訪れていると言えます。
例えば、家族とのやり取りや子育ての中で
良かれと思っていることを見直してみたり。
昔からの古い友人たちとの付き合いや
自分が所属しているグループとの関係性を
振り返ってみる。
蟹座は集団や共同体意識を示していますが
なあなあで成長を感じないコミュニティで
あれば、自分も知らず知らずそのような
影響を受けている可能性があるので・・。
そのままでいいのかな?と内省しつつ
必要に応じて断捨離するタイミングかも
しれません。
満月というタイミングが来ているので
蟹座が象徴するテーマの中で
これをやってみよう!と思うものを
時間をとって振り返ってみたり。
その結果、断捨離が必要であれば
必要な行動を始めてみるのは、自然の流れにも
乗る形でチャンスになると思います。
サビアンシンボルを使って深読みすると分かることは?
さらに今回の満月ホロスコープを深読みすると
蟹座23.59度、これは数え度数24度で
満月になっていることが分かります。
ホロスコープは円形なので360度ありますが
この1度1度ずつに意味があると言われる
サビアンシンボルまで深読みすると
- 蟹座24度:
南に向いた太陽に照らされたところにいる女と二人の男
A woman and two men on a bit of sunlit land facing south.
というメッセージになるのですが
これはどういう意味になるでしょうか?
蟹座は家族のようにファミリー意識を持った
仲間という意味がありますので、ここの女性と
男性2人は同じコミュニティにいるものと
考えることができます。
そうしたメンバーたちが、南を向いた太陽に
照らされているということで、コミュニティが
目指したい方向に向けて、意欲的に活動したり
輝きを増している状況を示しているのです。
仲間を集めて、一緒に理想や目標達成に向けて
がんばっていこうと、各人が力も発揮するし
努力もする。
また、メンバー同士を支えたり
助け合うことで、チームとして成長していく
ということですね。
今回は満月のタイミングになるので
一緒に理想や目標達成に向かう仲間たちと
進捗を振り返ったり、課題はないか?
建設的な議論をして一緒に高めあって
いきましょうという意味になりますね。
また、サビアンシンボルの24度というのは
数の原理でいえば、2+4=6となるので
「6」の原理が働きます。
「6」とは、外からの要求に対して
的確に応えたり、対応や準備を進める
意味がありますが、「6」は偶数なので
内向き、つまり自分が対応するという感じ。
タロットカードの6番目のカード「恋人」も
似たような意味があります。
恋人(6番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。
そして6の原理が働く「15」
1+5=6となるからですが、こちらは
奇数なので、外向けに働きかけるので
自ら積極的に要求やリクエストを
伝えていく意味に。
タロットカードの15番目のカード「悪魔」も
似たような意味があります。
悪魔(15番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。
そして今回の「24」は、6と15を経た上での
数となるため、外からの要求にも応えるし
外への要求もできるため
どんどん物事を進めたり、深めていくような
意味がうまれてくるのです。
蟹座という家や家族、ファミリー意識を
示すサインをどんどん進化させていけば
ファミリー意識で繋がった仲間たちが
理想とするところへ、積極的に進んでいく
という意味になるわけですね。
数の原理から見ると、サビアンシンボルも
タロットも共通していることがわかります。
どのような場面で具体的な影響が?
さて、このようなメッセージが日常生活において
目に見える「どこ」で影響が出てくるのか?
これをみるときは、ホロスコープのハウスに
着目することが読み解くことができます。
もう一度ホロスコープを見てみると上図の通り
月が6ハウスに滞在しています。
6ハウスは、調節のハウスと言われ
社会生活に必要なことに対して、自分で
準備を進めたり、整えていくような場所を
示しています。
占星術ホロスコープの6ハウス【社会生活に適応できるよう準備・調節】&月・太陽・土星
今回は蟹座の満月というタイミングなので
自分のキャリアアップのために参加している
スクールやコミュニティにおいて、進捗を
振り返ってみたり。
一緒に理想を目指している友人たちと
心身の調子を確認したり、ビジネスの状況を
確認するなどして課題を確認し
必要な打ち手を講じていくと良さそうな
自然の流れが来ているわけですね。
今回の満月から「あなた」という個人への影響
さて、ここまでは日本(東京)全体での
満月ホロスコープを使って解説してきました。
なので、日本国民全体に言える話を
お伝えしていることになるのですが
ここからはさらに、
- 今回の満月→自分への影響
を個別にリーディングする方法をご紹介します。
ケーススタディとして、私のホロスコープを
取り上げまして、以下のように
「私」のホロスコープを内側に
今回の満月のホロスコープを外側にして
「ハウス」を確認することで「私」への
メッセージを見ることができます。
上記のホロスコーからもわかるように
6ハウスの場所にて、月の反対側に
太陽が来る形になっています。
たまたま、日本(国民)全体のホロスコープと
重なる形となりました。
なので私のケースでいえば、理想を目指して
一緒に頑張っている仲間と振り返りをしたり
内省を進めたり。
その気づきから、不必要な物事を断捨離したり
見直しを進めていくと良さそうですね。
あなたもぜひ、2025年最初の満月
というタイミングを活用して
仲間と共に振り返ったり、お互いの進捗を
確認するようなことを進めてみては
いかがでしょうか?
ということで今回は、2025年1月14日の
蟹座満月からのメッセージを解説してみました。
もしあなたも、自分のホロスコープで
今回の蟹座満月からの影響を見てみたい・・!
というご希望あれば、生年月日・生まれた時間と
生まれた場所を教えていただければ
ホロスコープを出して回答させていただきます。
→連絡先はこちらからどうぞ
また新月&満月も含め、占星術を自分の
ライフデザインに活かしていくことを
テーマにしたセミナー&動画を
メンバーさん向けに公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- 占星術をライフデザインに活用するとは?
- 自分自身の設計図であるホロスコープ
- 人生におけるテーマを示す10天体
- 目に見えない性質や欲求を示す12サイン
- 目に見える場面を示す12ハウス
- 天体同士の位置関係にをみるアスペクト
- ケーススタディ:実際にリーディングしよう
もしご興味あれば、下記よりメンバー登録
していただき、ご覧ください。
→登録はこちらから
最後までお読みいただき、ありがとうございます。