今回は、２０２３年７月３日の２０時４０分ごろ
満月となるので、今回の満月が示していることを
占星術的な視点でまとめてみました。
天空を１２分割した時に「山羊座」がある位置
厳密には山羊座１１.１８度の位置で
月の反対側に太陽がくる状態となっています。
この満月のタイミングでのホロスコープは
下記の通りで、黒枠にご注目ください。
今回の満月は、月が山羊座という位置にいるタイミングでおきます
新月＆満月という自然の流れを活用する
さて今回も、新月＆満月のホロスコープから導ける
メッセージと、実生活でどう活用できそうか？
について、ご紹介していきます。
約５０００年前の古代ギリシャ時代から
脈々と受け継がれているという占星術の世界観で
新月＆満月という約１ヶ月ごとに繰り返す
自然のサイクルを利用して、実生活で取り組むべき
テーマを導き出すことができるのです。
新月は、新しく物事をスタートするシンボル。
この理由は、新月から満月に向けた約２週間は
だんだんと月が大きくなっていく様子から
新しくスタートさせた物事が、段々と成熟し
成果につながっていくようなイメージが
想起できるから。
一方で、満月は振り返りや断捨離のシンボル。
満月から月が欠けて新月になっていく約２週間の
様子から、満月時点での成果を振り返り
そこから気づきや教訓を獲得したり
必要に応じて断捨離を進めていくことで
新月という０の状態へ進むイメージが
あるからです。
「山羊座の位置にて満月」の意味
今回は山羊座の位置で満月になるわけですが
「地のエレメント」と「活動サイン」
というものの組み合わせで、山羊座は
構成されていると考えられています。
占星術ホロスコープの１２星座（サイン）の意味や仕組みを解説します
「地のエレメント」とは文字通り、地に足がついて
物事をきっちり積み重ねていったり
現実社会の中で努力していく様子を表しています。
さらに「活動サイン」は具体的な行動を
起こすなど、活動していく状態を示しています。
この組み合わせで山羊座の意味がうまれてますが
さらに詳細を知りたい方は下記もご参照ください。
占星術ホロスコープで山羊座♑️を読み解くと何がわかる？【♑️＝努力家の象徴】
具体的なキーワードだけをピックアップすると
以下のような内容が当てはまります。
- 集団社会をまとめる統率者、社会のリーダー
- 地位、名誉、ステイタス、伝統を重んじる
- 常識、ルール、秩序
- 努力、目標達成、義務感、忍耐強い
- 管理能力、実利重視、責任感
- 打算的、臆病、リスクを避ける、遊び心がない
今回は満月なので、自然のサイクルとしては
山羊座テーマのものを振り返ってみることに
適したタイミングが訪れていると言えます。
ちょうど２０２３年も半分終わった時期でもあり
今年に入ってから、あるいは新年度がスタート
してから、努力してきたことをセルフチェック
してみると良いでしょう。
サビアンシンボルを使って深読み
さらに今回の満月ホロスコープを深読みすると
山羊座１１.１８度、これは数え度数１２度で
満月になっていることが分かります。
山羊座の11.18度、つまり数え度数12度にて満月になっています
ホロスコープは円形なので３６０度ありますが
この１度１度ずつに意味があると言われる
サビアンシンボルまで深読みすると
- 山羊座１２度：
A student of nature lecturing.
（自然を学んでいる学生による講義）
というメッセージになるのですが
これはどういう意味になるでしょうか？
まず、今回の満月となっている山羊座は
会社や学校、家庭などいわゆる普通の
現代社会を示しているシンボルとなります。
なので新月・満月という話だったり
占星術という自然のサイクルを中心にするもの
というのは基本的には目に見えないし
科学的ではないし、
「それってどうなの？」
と考える人の方が多いのかなと思います。
しかし、新月・満月のサイクルをはじめ
朝になると太陽が出てきて、夜になると太陽が沈み
１日が終わるサイクル、春夏秋冬など暦も
基本的には自然のサイクルが、時間の単位に
なっていますよね。
今回のサビアンシンボルもまさに
そうした自然の法則やサイクルを
学んでいる人から、講義を聞いてみよう
生活の中に取り入れてみましょう、という
メッセージになっています。
今回は満月というタイミングなので
双子座という、毎日の仕事や生活の中で
努力したり活動するからこそ、自然の法則や
自然のサイクルを取り入れてみましょう
という意味なのかなと私的には思います。
どのような場面で具体的な影響が？
さて、このようなメッセージが日常生活において
目に見えるどこで影響が出てくるのか？
これをみるときは、ホロスコープのハウスにも
着目することが読み解くことができます。
もう一度ホロスコープを見てみると
上図の通り、月が１１ハウスという場所にて
満月になっているように見えるのですが
ハウスの５度手前にいる天体は、次のハウスで
リーディングするルールがあるので、そうすると
１２ハウスという場所になります。
１２ハウスは仮想空間のハウスと呼ばれていて
目では確認することができないデジタルの世界や
スピリチュアルのような世界などの意味があります。
占星術ホロスコープの１２ハウス【仮想空間・聖域】＆月・太陽・土星
なので、例えば神社仏閣などに訪問して
自然のサイクルを感じながら今年前半を
振り返ってみるとか。
あるいは、自然の流れやサイクルに関して
オンラインセミナーに参加するなどで学んだ上で
自分を振り返ってみる活動も良さそうですね。
満月が示す、これまでの活動を振り返り
必要に応じて断捨離していくタイミングがきた
ということです。
今回の満月から「あなた」という個人への影響
さて、ここまでは日本（東京）全体での
満月ホロスコープを使って解説してきました。
そこからさらに、今回の満月→自分への影響を
個別にリーディングする方法をご紹介します。
以下のように、自分のホロスコープを内側に
今回の満月のホロスコープを外側にして
ハウスを確認する必要することで
「私」へのメッセージを見ることができます。
上記の図は、私のホロスコープを内側に
今回の満月のホロスコープを外側に重ねている
ダブルチャートといわれるもの。
私のホロスコープ上では、１２ハウスにて
月の反対側に太陽がくる＝満月であることが
わかると思います。
１２ハウスは先ほど記載した通り、仮想空間という
現実世界との境界線が曖昧な場所を示します。
占星術ホロスコープの１２ハウス【仮想空間・聖域】＆月・太陽・土星
そのため、私の場合でいえば
占星術やタロットカードの理解を深めるべく
オンラインの講座で学んでみるとか。
また、外国人の哲学者が、日本の「禅」を
理解するために、弓道を学んだプロセスを
詳述した「弓と禅」という本があるのですが
スティーブ・ジョブズも禅を理解するために
愛読していたと言われるこの本、ちょうど私も
読んでいるところなのですが、こうしたものから
禅の世界を学んでみるのも良さそうです。
あなたもぜひ今回の満月で、自然の流れを
学んでいる人から知見を活用して
２０２３年の前半を振り返ってみませんか？
ということで今回は、２０２３年７月３日の
山羊座満月のメッセージを読み解いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もしあなたも、自分のホロスコープにおいて
今回の山羊座満月の影響を見てみたい・・！
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