個別コーチングやコンサル、占星術セッションや占星術師養成講座を提供中(Tap Here!)

上司と合わない・・やりづらさを感じた時にポジティブに対処する方法

今回は、ビジネスシーンにおいて上司など、役割として目上の先輩とかリーダーなどと

・合わないなー
・やりづらいなー
・イライラするな・・

と思った時のメカニズムと、うまい対処法について書いてみようと思います。

あなたがもし、同様な状況や気持ちになることがあれば、ぜひ試してもらえると嬉しいです。

ちなみに、本質的にはビジネスシーンだけの話ではなく、対人関係の困りごとにも共通する内容があります。

なので毎日の生活で上司とかが存在しないという人であっても、自分自身の成長につながるヒントや気づきがあると思いますので、ぜひお読みください!
  

そもそも上司という他人と合わないのが普通

まず前提として、上司という他人は、たまたま同じ会社で同じ部署にいるわけですよね。

そしてあなたが、いくつかの選択肢からその上司を選んだ・・というよりは、自分では力が及ばないところでその上司になった、というケースがほとんではないでしょうか。

友人とか恋人・結婚相手などは、自分の好みなども加味して選ぶことは可能です。

ところが上司は、同じ会社に所属しているとはいえ、考えていることも違うし、価値観も違うのが普通です。

私的には、以下のブログでも書きましたが、別世界の住人くらいの前提に立って、さてどうするか?を考え実行する方が良いのかなと思っています。

「私とあなたは別世界の住人」という認識が人間関係の出発点

年功序列な会社もまだまだある方だと思いますので、能力高くなくても上司になるパターンもあるわけで。

また仕事の能力は高くて上司になったとしても、部下との接し方や育成したり引き上げる力は未知数なところもあるので、上司と合わない・・というところで悩み、行動が止めってしまっているのであれば、もったいないな・・と思います。

もちろん、事情が許すなら転職などを考えても良いかもしれませんが、もし素敵な転職先が見つかったとしても配属される部署の上司が、あなたと合うかどうかは別問題なので。

とすると、上司と行った周りの環境がどうとかではなく、そんな環境の中で今自分が何ができるか?仕事や人生にプラスになるにはどうしたら良いか?を考え実行した方が良いし、そっちをお勧めしたいなと思っています。
  

具体的にどんな風に考えたり対処すると良い?

ということで具体的にはどうするのか?どう考えるか?ということですが、私的な経験も踏まえ以下のようなことが良いかなと思っています。

反面教師にする

なんとなく「合わないな・・、嫌だな・・」で止めるのではなく、上司の具体的な言動のうち、何がそう思わせているかを少し分析するとよいですね。

もやもや・・とした感情のままにせず、具体的にどこが合わないと思っているのか、理由とともに人に説明できるくらいにしておくことで、あなた自身が将来リーダーなどのポジションについた時、反面教師として経験値の1つになります。

また、多くの会社では360度サーベイや、部下などからの匿名フィードバックを上司に伝える仕組みがあると思います。

上司も同じ人間ですし、得意不得意があるわけなので、そのような機会に建設的に伝える意味でも、チームで生産性をあげたり、高いパフォーマンスを発揮する視点でも大切になりますよ。

学べるものはないか?と自分に問うてみる

感情的に合わないなー!イライラ・・という時には難しいと思いますが、あなたが冷静に考えられるようであれば、さてそんな上司の下で仕事をしている自分は、この上司から学ぶことはないか?という問いを自分にぶつけてみるのも良いです。

私もそうですけど、嫌いだったり苦手だったりする人って、人間性全てを否定したくなってしまう傾向があります。

でも少なくともそのような上司の下でしばらく仕事したり、関わりあうことが必要になっている以上、その時間をどれだけ自分にポジティブな要素を見つけられるかが大切です。

このような割り切りができると、人間的には好きじゃないけど、とても能力高い人と仕事をしたりするとき、自分自身がみる視点を自由にコントロールできるようになります。

理想を言えば、人間性もよくて仕事もできて完璧な人たちに囲まれている方が良いのですが、現実的には自分自身も含めその状態は難しいのかなと思います。

なので、自分がコントロール可能なところ、すなわち上司など含めた他人に対して、どこを見ていくか?

相手の強みや良さにフォーカスし、そこと付き合っていくスタンスでいられると、自分自身の成長にもつながるのでオススメです。
  

ポジションチェンジしてみる

ポジションチェンジとは可能な限り相手と自分の立場を入れ替えて考えてみること、です。

合わないな・・と思っている上司は、これまで全ての部下から相性が良くなかったのでしょうか?

上司の上司からキツイプレッシャーをかけられてコミュニケーションが雑になっているかもしれません。

家庭でいろいろあって、毎日の会社にどんな気持ちで来て、どんな気持ちで仕事をしているんでしょうか?

そんな上司からみて、部下であるあなたは、どんな風に見えているのでしょうか?

合わないと感じる上司という役割のポジションではなく、上司という人間そのものの置かれているポジションになりきって考えるわけですね。

そうすることで、上司のダメなところだけではなく、上司が苦労していること、苦手なこと、困っていること、悩んでいること、など人間なら誰しも抱えながら生きているであろう要素にいくつか気がつくことができます。

10分でもいいので、ポジションチェンジして、上司という人間の追体験を頭の中で巡らせていくというのがオススメですし、こういうことができると他のことにも応用が効くんですね。

例えば、私が会社員時代だった時小学生向けの教育サービスを考える仕事をしていましたが、今の小学生ってどんなことに興味持ってて、何が好きで・嫌いで・・ということって、おそらく多くの人は自分自身が小学生時代の記憶をたどって、こうだったかな・・と考えると思います。

ところが過去と現代は環境も違うので、小学生の気持ちにできるだけ近くべく、追体験をするんですね。

小学生が好きなTV番組をみたり雑誌をみたり、映画みたり、流行り物を実際に使ってみたり・・することで、自分が過去の記憶にある小学生の気持ちをupdateすることができると、より現代の小学生に響くサービスのヒントが見つかりやすくなるんです。

「相手のことを想像する」ってコミュニケーションの基本ですけど、どれほど相手にのめりこんで想像できるのか?

実際に自分も経験してみたり時間とって追体験してみたり・・というレベルまでできると、想像した時のリアル度が違うし、他のことにも応用できるのでぜひやってみてください。
  

上司の上司や斜めの上司を味方につける

こちらは現実的な対応としてとても効果あると思います。

会社という組織のヒエラルキー上、合わないな・・と思っている人の上司や斜めの関係を味方につけると、新しい気づきがあったりします。

この目的は、合わない上司を上下から挟み撃ちしたい・・というのではなく、合わないと思う上司の良さや学ぶべき点などを、違った視点でみている人たちからフィードバックをもらえるからです。

あなたの価値観で「合わない・・」と思っていた人に対しても、違った価値観や視点を獲得できると「確かにそう考えると良いかも」と思えることが増えます。

何より、普段の仕事では接点が少ない目上の人たちがみている視点を獲得できるのは、対上司との関係のみならず、仕事で関わりがある人たちとの関係性を強くするヒントもみつかりやすくなります。

よって、意識してそうした人たちに話しかけに行ったり、ランチや、ちょっとした休憩時間に声をかけたり・・ということからはじめてみると良いですよ。

しかるべきルートで状況を報告する

上司と合わない・・と感じている理由が、パワハラ・セクハラのグレーゾーンのような状況だったとしたら、これは単なる個人の悩みとかグチで終わらせるのではなく、しっかりと状況をエスカレーションした方が良いですね。

会社にもよりますが、社内通報制度があったり、会社外にも相談できる先というものがあるので、客観的な事実を持って報告するのも、あなたがやるべき仕事です。

なぜかというと、そうしたハラスメントは上司とあなただけにとどまらず、チームや取引先とも協力しながらビジネスを進める以上、チームとしてのパフォーマンスが下がることは自明です。

あなたは上司の元にいる1人の部下かもしれませんが、担当する仕事だけではなく関わるチーム全体がどうやって成長するかな?と一つ高い視点でみることも必要です。

そう考えると、客観的に見てよくない状況というのは改善に向けた一歩をあなたも推し進めるべきかなと思っています。
  

どんな環境からも学び対処できるようにするために

いかがでしたでしょうか?

上司含め「この人と合わない・・」と思った時、そもそも相手は違う価値観を持った人だし、相手から見たらあなたの価値観や考えが理解できない状況かもしれません。

でも、そうした自分では選択できない環境や人間関係の中で、仕事を進めていけない状況は普通に起きますよね。

あなた自身がストレス溜め込んでしまって健康を害さないようするためにも、あなたがもっと成長していくためにも、自分自身が見てしまいがちな視点のクセに気づいて、たくさんの視点で相手を見られるような選択肢をゲットする気持ちで、まず1つでも良いので実践してみてください!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください