先日、ワタナベ薫さんのブログを読んでいて
思ったのですが、人間関係で大切になるのは
相手への愛情というものが根底にあることだなと
改めて思いました。
2024年1月14日に薫さんのセミナーが
大阪で開催され、私はその時はスタッフとしても
関わらせていただきました。
その時に感じたこととして、来場されるお客様に
対してはもちろんのこと、裏側をサポートする
1人1人に対しても、丁寧で愛情ある言動が
素晴らしく、薫さんに長年のファンが
大勢いらっしゃるのもこうしたところに
あるのだろうなと感じました。
ワタナベ薫さんのセミナー@大阪にスタッフとして参加しての気づき【自分の庭をしっかり耕すから芽が大きく育つ】
そのような経験から、これは人間関係に限った
話ではありませんが、表面的なテクニックも
必要とは思うのですが、人としてのあり方や人間力
といった本質的な所が最も大切なので
忘れないようにしたいものですよね
というのが今回のブログの趣旨です。
相手への価値提供になるコミュニケーションが大切
例えばビジネスでセッションしたり、対面で
サービスを提供するのであれば、目の前の
クライアントさんに対して自分が持っている
経験や能力を最大限に発揮すること。
そのような人に対する向き合い方や姿勢が
良好な人間関係を構築していくことの本質
ではないかなと思っています。
そうした本質的なことがしっかりできた上で
さらに対人コミュニケーションのスキルや
ノウハウなどを学ことで、はじめてテクニックの
要素が活かされるのではないでしょうか。
テクニックが役に立たない・意味がない
とは私も思っていません。
けれども、主従関係として忘れてならないのは
まずはその人の礎になるような人間力だったり
あり方のようなものがしっかり土台となっている
そちらが「主」であること。
「主」となる土台があった上で「従」として
テクニックなどを学ぶことで、より効果的な
結果をもたらすもので、この主従関係が大切に
なるのではないでしょうか。
相手に興味関心を持って接していく
ちょうど今読んでいた本で、プロフェッショナルのコーチからお勧めされたものなのですが
管理職任用されたりチームリーダーになって
メンバーのマネジメント力を向上させる目的で
コーチングを学ぶ人が増えてきています。
その時に、コーチとしてすべき質問リストや
相手の言ったことをオウム返しで聞いてたり等
テクニックのようなものってありますよね。
しかし上記の本によれば、本来のコーチングとは
そうしたテクニックやマニュアルがあるのではなく
まず相手に興味関心を持って、相手の内省が
進むように思考や信念を鏡のように映し出したり
相手が表現するものを何も評価などせず
ニュートラルに受け止めていくことの大切さが
書かれています。
私もセッションなどを進めていく時に
そのようなマインドを大切にしているのですが
自分の在り方や相手へ関わるスタンスを大切にする
結果として、自然と出てくる質問や発言そのものが
とても重要なのですよね。
コーチングやコミュニケーションの本質というのも
まさにこうしたところにあるのでしょう。
在り方がしっかりしているからこそテクニックが活きる
Amazonや本屋など見ても、職場での人間関係から
プライベートの夫婦や恋愛関係、子育てなど
様々な人との関わりに関する本が並んでいます。
それだけ需要があるということでしょうし
人生の悩みや課題の大きなテーマの1つなのは
間違いないでしょう。
だからこそ、こうすればいいという課題解決策を
すぐに知りたいし、即効性があるものを求めたい
気持ちもとてもよくわかります。
でもテクニックを学んだけで、自分で考えたり
自分の仕事や生活の具体的な場面で適用しないと
なかなか自分のものにはなりづらいものです。
勉強やインプットだけでは現実は変わらない&成長なんてしない&人生が変わることはない
なので、根底には相手への愛情や興味関心を持って
相手によって態度や姿勢を変えずに、ぶれない
在り方を育んでいくこと。
こうした本質を忘れることなく、必要があれば
テクニックやノウハウを学ぶことで
より良い人間関係を構築していきたいものですね。
ということで今回は、テクニックも必要だけど
もっと大切なのは人間関係の本質にあたる所を
忘れないようにしましょうという提案でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
コーチングを学んでいたり、活用されている方には
とてもオススメな本なので、ぜひご覧ください。