先日から12歳の強い希望により猫を飼うことに
なりましたが、今回はそこからの気づきについて
書いていきます。
元々、私も永遠の25歳も、ペットを飼うことには
それほど興味はありませんでした。
興味あれば、早々に飼っていたかとは思います。
もちろん動物が嫌いとか、そいうことではないのですが
あえて自宅で飼おうかな・・という積極的な気持ちには
夫婦ともにならず、でした。
ところが、子育てしている人はよくわかると
思うのですが、親側の意向通りに物事は進まず
予想外の方向に進むことって多々ありますよね。
- 早く次のワーケーション先に移動したいのに
「今日もここに泊まる!」とごねる - 「プールに行きたい!」というから
連れてきたのに、すぐ「もう帰りたい」と言う
なんてことは日常茶飯事です。苦笑
猫を飼うことになったきっかけも
同じような状況でした。
12歳が以前からずっと欲しいなあと
言ってはいたものの、例えばワーケーションなど
あちこち移動が好きな片渕家にとっては
基本的には毎日自宅でお世話が必要な猫を飼うと
夏休みに沖縄で1週間過ごすことが難しくなるし
そういう時はどうしよう・・?
などと考えると、イマイチ一歩を踏み出せずでした。
そんな中、12歳の粘り強い?希望があったからこそ
今回は叶えてみようかなという気持ちにもなり
先日より猫との生活がスタートすることになりました。
猫を飼う機会というのは予想外の出来事
といえばそうなりますが、見方を変えれば
子どものおかげで新しい発見や気づきがうまれる
チャンスがあるかもしれないな、とも思います。
もちろん、予想外の大変な出来事もこれから
起きるでしょうけれども、スケートリンクのように
ツルツル滑らかに整備された生活だけではなく
時には凸凹な道を歩むからこそ、刺激にもなるもの。
予想外の振れ幅があるほど、人生にも味わいが
出てくるものですよね。
飼いはじめてみてのどのような変化があったか?
飼い始めた猫はエキゾチックショートヘアという
比較的穏やかで飼いやすいと言われる種類だそう。
女の子で、名前は「まる」ちゃんと
12歳が命名しました。
「目がまん丸で可愛いから」ということが
理由のようですね。
自分の長年の夢だったことが叶えられた12歳は
毎日、一生懸命お世話をしていますね。
ご飯あげたり一緒に遊んだり、トイレ掃除も
がんばったりしながら、毎日癒されているようです。
ゲームの世界にいるデジタルな生き物とは
育てる醍醐味の次元が全然違うでしょうし
12歳の中で、当初思っていたことと違うことも
これから出てくることでしょう。
ですが、出産の立ち合い時から一緒の弟とは
また違った可愛い存在と生活することで、人生が
より豊かになるがいい経験ができていると思います。
ちなみに弟の7歳は、当初は猫を飼うことには
興味を示さなかったのですが、友人宅で間近に
猫を見たり触ったりする機会があったことから
猫がウチに来ることを楽しみにしている様子でした。
自宅に来た頃は、おそるおそるなでていたり
したのですが、今では可愛さのあまり
「キュン死だー」
と言ったりして大接近しています。笑
7歳のホロスコープ的にも、誰かを育てたりすることが
天職のような星の元に生まれていることもあってか
かよわい猫を見ていると、大切にしなきゃ
そういう気持ちになるのかもしれませんね。
そんなこんなで、一番子どもたちになついている
まるちゃんですが、いつも家で仕事をしている自分は
リビングで様子みるなど一緒にいる時間も長いです。
まるちゃんは、基本的にはお気に入りのイスや
ソファなどを見つけ、そこでずっと寝ていたり。
で、たまに起きてきて
「にやあああ〜〜」(ごはん、よろしく〜〜)
と言ってくるのがカワイイですねw
様子を見ていると、何をして欲しいのか?
というのが、言葉は伝わらなくても
メッセージが伝わるので不思議です。
飼い始めた当初は、ウチに慣れる意味でも
ケージの中で様子を見ていましたが
今ではすっかりリビングで一緒に遊んだり
子どもたちがゲームやっている様子を
一緒に見たりと、生活に溶け込んでいます。笑
ペットと共同生活という、自分たちでは
思いもよらなかった世界が広がり
面白いなあと感じる日々が増えましたね。
適度に異なるものが一緒になるから変化していく
歳を重ねれば重ねるほど、変化が苦手になったり
現状維持を希望するケースが多い印象がありますが
逆に、自分の外から異質なものを取り入れることで
段々と変化していくこともあります。
猫を飼うことに限った話ではなく、例えば
夫婦も、もともとは見ず知らずの他人が知り合って
一緒に住むようになり、お互いが持っている常識が
ぶつかり合ったりする中で、折り合いつけたり
新しい世界を発見していくものですよね。
子どもを授かることも同じで、今日は12歳の
誕生日でもあるのですが、子どもの存在や成長って
喜ばしいことでもあり、たくさんの学びや
気づきを与えてくれるし、自分の価値観に
大きな変化を起こしてくれもの。
特に子育ては時間の期限があるので、今は仕事で
忙しいから10年後にまとめてやろうかな
といったことができません。
特に男性は積極的に関わったりする方が
会社組織とはまた違った理不尽さを
経験するでしょうし苦笑、人生の幅が広がり
教育や地域などに関わる社会課題も自分事として
まざまざと実感することが多いので、私的には
おすすめしたいところではあります。
ただ、自分が一番時間を使って注力していること
だけを邁進するだけではなく、スパイスのように
適度に異なるものを取り込むことで
結果的に、新しい世界を知ったり、視野が広がる
きっかけにもなるので、何でもかんでも排除せず
吟味してみると良いのかなと感じています。
ということで今回は12歳のおかげで
まるちゃんが家にきて、家族みんなで
予想外の新生活を楽しむことになったお話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。