今回は、２０２３年２月２０日の１６時ごろに
新月となるので、今回の新月が示していることを
占星術的な視点でまとめてみました。
天空を１２分割した時に「魚座」がある位置
厳密には魚座１.２２度で月と太陽が重なります。
この新月のタイミングでのホロスコープは
下記の通りで、黒枠にご注目ください。
新月＆満月という自然の流れを活用する
今回も、新月＆満月のホロスコープから導ける
メッセージと、実生活でどう活用できそうか？
について、ご紹介していきます。
占星術の世界観では、新月＆満月という
約１ヶ月ごとに繰り返す自然のサイクルをして
取り組むべきテーマを導き出すことができます。
まず新月は、新しく物事をスタートするシンボル。
この理由は、新月から満月に向けた約２週間は
だんだんと月が大きくなっていく様子から
物事をスタートさせた内容が段々と育っていく
イメージがあるからなのです。
一方で、満月は振り返りや断捨離のシンボル。
満月から月が欠け、約２週間後の新月に向けて
変化していく様子から、成果を振り返り
そこから気づきを得たり、必要に応じて
断捨離していくイメージがあるからです。
魚座の位置にて新月になる意味とは？
今回は魚座での新月ですが、魚座は占星術の中では
「水のエレメント」と「柔軟サイン」
というものの組み合わせで構成されています。
占星術ホロスコープの１２星座（サイン）の意味や仕組みを解説します
水のエレメントというのは文字通り、水滴のように
お互いがくっつき合う状態から、癒しだったり
集めていく・統合していく意味がありますが
その水を次のステージに向けて柔軟に変化している
状態が魚座となります。
占星術ホロスコープで魚座♓️を読み解くと何がわかる？【♓️＝福祉・奉仕精神の象徴】
よって魚座には、下記のようなキーワードが
当てはまるといわれています。
- 受容力、精神世界・スピリチュアル
- 夢、ファンタジー、インスピレーション
- アート、詩、芸術
- 癒し、浄化、福祉、同情心
- 境界線がない、モラルがない
- 無計画、無秩序、優柔不断
今回は新月ゆえ、自然のサイクルとしては
魚座テーマに関して新しく始めてみる。
そんな２週間として活用すると良いですよ
というメッセージになります。
例えば、スピリチュアルに関する活動をスタート
させてみたり、芸術やアートなどを鑑賞したり
公共の福祉の精神でボランティアを始めるなど
魚座テーマを始めるのに適したタイミング。
そうした自然の流れがきていますよ
ということですね。
サビアンシンボルを使って深読み
さらに今回の新月ホロスコープを深読みすると
魚座１.２２度、これは数え度数２度で
新月になっていることになります。
ホロスコープは円形なので３６０度ありますが
この１度１度ずつに意味があると言われる
サビアンシンボルまで深読みすると
- 魚座２度：
A squirrel hiding from hunters.
（ハンターから隠れるリス）
というメッセージになるのですが
これはどういう意味になるでしょうか？
魚座は、境界線を曖昧にして全てを包み込む
象徴になりますが、ここではリスが自分の身の
危険を察知して、ハンターから狙われないように
隠れている状況ですね。
防衛本能が働き、とっさに自分を守ろうとして
いるところから、あれこれ考えるのではなく
直感で得た情報を信じて行動していることを
示しています。
この重要さを物語っているのが、魚座の２度
ということですね。
自分自身が元々持っている直感や
心から湧き出る感情というものが
結果的に、今の自分に必要だったり
身を守るものに直結することがあります。
そのため、今回は新月のタイミングなので
自分の直感でピンときたものを信じて
行動を始めてみるといいですよという
自然のサイクルからのメッセージになりますね。
上述した魚座のキーワードをざっとみたときに
「あ、これやってみたいかも・・！」
と思ったもの、ありましたでしょうか？
ここまで、日本（東京）全体のホロスコープで
新月をリーディングしているので、国民全体で
直感で感じたものを大切にしましょう
という日本人全体へのメッセージになります。
どのような場面で具体的に影響があるか？
さて、このようなメッセージが日本人の
日常生活において、目に見えるどこで影響が
出てくるのか？
これをみるときは、ホロスコープのハウスにも
着目することが読み解くことができます。
上図の通り、月が７ハウスにて新月と
なっていますよね。
７ハウスは他者のハウスと呼ばれていて
不特定多数の相手を示す場所となります。
占星術ホロスコープの７ハウス【他者・パートナー・引き寄せやすい相手】＆月・太陽・土星
さらに今回の新月は、月と太陽と土星も重なる
形になっていますよね。
土星は社会常識やルールなどの意味があります。
占星術ホロスコープで土星を読み解くと何がわかる？【土星＝常識・人生の落とし所の象徴】
なので、日本人全体という意味では
社会常識の中で、相手に対して自分がピンときたことを
始めてみましょう。
そのような、誰かを思いやるような意識で
行動を起こすタイミングになりそうですね。
相手を意識して、魚座テーマの癒しや
スピリチュアルなど始めることで
相手が幸せになるような循環が、今回の
新月のタイミングで進むかもしれません。
今回の新月から「あなた」への影響について
さらに、今回の新月から自分自身への影響を
個別にリーディングするためには
以下のように、自分のホロスコープを内側に
今回の新月のホロスコープを外側にして
ハウスを確認する必要することで
「私」へのメッセージを見ることができます。
上記の図は、私のホロスコープを内側に
今回の新月のホロスコープを外側に重ねている
ダブルチャートといわれるもの。
私のホロスコープ上では、１ハウスにて新月の
影響を受けるということになります。
１ハウスは自我のハウスと言われ、自分の個性や
アイデンティティなどの象徴です。
占星術ホロスコープの１ハウス【個性・アイデンティティ】＆月・太陽・土星
ちょうど先月からコーチングスクールに
通い始めて、コミュニケーションを学んだり
ワタナベ薫さんのコーチングスクールに参加させていただくことになりました【モニター募集のお知らせ】
自分自身もコーチンを受けたり
モニターとなってくださる方を募集して
学んだスキルを発揮してみたりしています。
そのタイミングでの魚座の新月なので
クライアントとの対話を通じて、直感的に
感じたものを伝えていくことで、自分の個性や
アイデンティティを感じるものになる。
自分のやりがい・生きがいみたいなことを
感じられますよ、影響を与えますよ、という
メッセージになるわけですね。
そのような自然の流れがきている今回の
魚座新月のタイミングですが、あなたも
直感を信じて、新しい行動をスタートして
みませんか？？
ということで今回は、２０２３年２月２０日の
魚座新月のメッセージを読み解いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もしあなたも、自分のホロスコープで
魚座新月からの影響をよんでみたい！
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