今回は、78枚で構成されるタロットカードのうち
小アルカナと呼ばれる56枚のワンド9に関して
数の原理から見た時の意味やメッセージ
そしてコーチング的に日々どのように活用すると
良さそうか?を解説していきます。
タロットカードはたくさんの種類があり
「全部の意味を覚えきれない・・」
という課題を感じている人もいると思いますが
数の原理から考えると、大枠を外すことなく
意味やメッセージを導き出すことができます。
その上で、あなたの好きなデッキの絵柄から
意味をプラスしていくと、あなたにしかできない
豊かなタロットカードの活用につながりますよ。
ちなみに私は、マカロンタロットの絵柄が
好きなので、こちらを使っていきますね。
最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。
小アルカナの世界観について
その前に、簡単に小アルカナ56枚の世界観
についてご説明すると、火・地・風・水の
4つ世界ある、と想像してみてください。
- ワンド(火)の世界
- ペンタクル(地)の世界
- ソード(風)の世界
- カップ(水)の世界
その4つの世界に10のイベントがあり
そして4人(ペイジ、ナイト、クイーン、キング)
が住んでいるというのが、小アルカナの全体像。
タロットカード【小アルカナ】全体像を数の原理から解説&コーチング的な活用について
今回はワンド(火)の9についての
解説になりますが
「エレメント × 数や住人」
でのリーディングを前提にすると、
- 56枚のカード1つ1つの意味を
覚える必要がない - デッキによって異なる絵柄でも
カードの意味が偏ることがない
(そもそも絵柄が無いものもある)
というメリットがあるのでオススメです。
ワンド(火)の世界とは
続いて、ワンド(火)の世界についてですが
矢印で示すと上向き(↑ ↑)で
火はモノが燃えると上昇する様子から
- 情熱、向上心
- 精神性の高さ、抽象度が高いもの、独立心
- アイディア、直感、創造的な活力
- 争いごと、競争、スポーツ
- 地に足がついてない、非現実的、独りよがり
などの意味がある世界になりますが
どのような印象を持ちましたか?
「自分のことだな・・!」
などと親近感を感じたのであれば
あなたは火の世界に強みがある人なのかも
しれませんね。
「ちょっと普段の自分とは違うかも・・」
ということであれば、火の世界をあまり経験
していないかもしれませんので
ワンドのカードが出た時は
積極的にトライしてみるといいでしょう。
占星術を知っているのであれば
同じく火のエレメントである
牡羊座、獅子座、射手座の3つのサインを
イメージしてもらえればと思います。
占星術ホロスコープで牡羊座♈️を読み解くと何がわかる?【♈️=開拓者・イノベーターの象徴】
占星術ホロスコープで獅子座♌️を読み解くと何がわかる?【♌️=個性を見せる演出家の象徴】
占星術ホロスコープで射手座♐️を読み解くと何がわかる?【♐️=冒険家の象徴】
ワンド9を数の原理から見ると
さて、そのようなワンドの世界において
10のイベントがある中で、今回は「9」。
大アルカナであれば隠者のカードが
9番目のカード。
隠者(9番目)のカードについて数字・絵柄からの意味やメッセージを解説します。
このカードには、俗世間から引退して
哲学的な探究の旅へ出ることを意味します。
隠者のカードにおける、火のエレメント限定
という話になってくるので、エネルギーを
精神性の向上に使ったり、限界まで高揚させる
イメージがありますよね。
そのため、ワンド9のカードには
- 精神主義、哲学主義
- 未知なる領域への旅、限界までの旅
- 気高く譲らないプライド
- 高潔な精神性
というような、意味が出てきます。
マカロンタロットの絵柄を見ると、ケガを
していても戦いをまだ続けているような絵柄が
描かれていますが、理想への火を燃やし続けて
戦いを諦めていない、チャレンジし続けることを
意味しているからでしょう。
限界まで戦うからこそ、疲労・疲弊することも
あるでしょうけれども、極限までやるからこそ
見えてくること・学べることがあるので
挑戦を諦めない、火を絶やさないことが
ワンド9の特徴ということですね。
コーチング的に活用する場合
最後になりますが、例えばタロットカードの
「今日の1枚引き」などをした時に
このカードが登場した場合、どのように
活用すると良いでしょうか?
ポイントとしては、偶然出てきたこのカードから
問いをもらう、と考えると良いですね。
このカードが意味することと、自分自身の
今の関心ごとや、今日の予定などについて
タロットカードに聞いてみた結果
出てきたカードという感じですね。
なので、セルフコーチングのように活用する
イメージになります。
では、ここからは具体的に
「健康・仕事やキャリア・人間関係・お金」
の4つに関して、あなた自身が気になるテーマ
として設定した時に、ワンド9が登場した場合
どのようなことが読み取れるかを解説します。
また、カードが逆位置で登場するケースも
あるでしょうけれども、逆位置であればカードの
キーワードに対して「過剰or不足」という意味を
付加すると扱いやすくなります。
タロットデッキの種類によっては、そもそも
「逆位置」が存在しないものもあるため
カードの元々のキーワードはブラさずに
スパイスのように付け加えるイメージですね。
健康関連をテーマ設定していた場合
健康関連であれば、ジムで筋トレしたり
走ったりすることが少し億劫になりながらも
まだまだ自分の目標に対して諦めず
がんばり続けているようなイメージが
あります。
一緒に頑張っているライバルに負けている
としても、まだまだやるぞ・・!と闘志を
燃やしていたり、多少ケガしていても
もう少しやってやるぞ、と自分の中にある
情熱を燃やしているのではないでしょうか。
ダイエットなどであれば、まだできることが
あると考えて、理想の体型に近づけるよう
運動したり、限界まで力を出し切るような
ことが、ワンド9からのメッセージです。
もし逆位置でカードが登場したのであれば、
- ライバルの活躍に意識が向きすぎてしまい
やる気のエネルギーが下がってしまう - チャレンジ精神が旺盛なあまり
あれもこれもとやることに手を広げすぎる
という点には気をつけていきましょう。
仕事やキャリア関連をテーマ設定していた場合
続いて、仕事やキャリアであれば
- 仕事やプロジェクトの成功に向けて
まだまだ負けじとチャレンジを続ける日 - ライバルに負けないよう、体力の限界まで
追い込んで進めていくタイミング - 将来の目指すキャリアを実現させるために
諦めず、やる気の炎を燃え上がらせている
このような意味になりそうですね。
逆位置であれば
- ライバルの活躍に一喜一憂してしまい
自分の中で迷いが生じてしまう - 理想に向けてのやる気はあるが
肝心な行動が空回りしてしまう
ということがあるかもしれませんので
注意が必要ですね。
人間関係をテーマ設定していた場合
では、人間関係でどのようになるかといえば
- 自分がライバル視していた人の活動をみて
自分も負けない気持ちで行動していく - パートナーと一緒に、今日は限界まで
お互いのやるべきことをとことん進めていく - 相手の活動を見て、自分自身のチャレンジを
もっとやっていかなければ・・!という
気持ちになってくる
このような意味になりそうですね。
逆位置であれば
- ライバルに対する行動や成果ばかりに
目が行きがちで、肝心な自分の行動が
進まない - チャレンジする日がずっと続いていたので
疲労が溜まってしまい不調になってしまう
という点に注意しておくと良さそうです。
お金をテーマ設定していた場合
お金や金運などであれば
- 収入アップにつながるための、今の努力を
もっと継続していこうかなという気持ちに - 自分に負けない気持ちで、キャリアアップに
向けた行動を限界までやっていく - ライバルの経済的な成功を聞いて、自分も
理想に向けプライドを持って活動をする
このような意味になりそうですね。
逆位置であれば
- ライバルの成果だけに目を奪われてしまい
自分の収入アップのための行動がおろそかに - お金のために限界までの行動を続けるが
無理がたたってしまい体調不良になるかも
ということになるかもしれませんので
注意が必要ですね。
今日の一枚引き
【ワンド9逆位置】
3回目の登場、抽象度高い世界への探究や冒険要素などを意識すると良さそうですね。仕事にブログに、など今日の予定に取り入れた時にどんなことを学べるのか?ここを見ていきたいところです。そういえば明日は満月🌕#マカロンタロット pic.twitter.com/5P4PSeN07F
— 片渕健二 (@katafuchi_kenji) September 28, 2023
さて、ここまで
「健康・仕事やキャリア・人間関係・お金」
の場合についてまとめてみましたが
ぜひあなたが気になるテーマを想像しながら
カードを引いてみてください。
それを繰り返していくと、今の自分にとって
ピッタリのカードを引き寄せることにも
なりますし、直感力が鍛えられるので
オススメですよ。
ということで今回は、ワンド9の意味や
メッセージを数の原理から解説
&コーチング的な活用について
まとめてみました。
今回の記事を参考にしつつ、あなたの好きな
デッキにある絵柄をプラスして
メッセージを導き出して活用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
最近、マカロンタロットVer.4
という新しいバージョンも出たようです。