今回は先日コーチングのセッションをしていて
話題になったテーマからの気づきを書いています。
- 自分がこれから何をしていくと良いのか?
なんとなく理想はあり、現状を変えていきたいな
だけど、さあ今から具体的にどこから手をつけよう
など迷った時に、どうしても自分の「正解」を
探しがちなことってありませんか?
VUCA時代とも言われる現代、私的には正解を探す
よりは、どちらかというと自分が選んだ選択肢を
「正解にしていく」力の方が大切ではないか?と
考えています。
正解探しの偏重は学校教育の影響では?
これまで私たちが受けてきた学校教育では
正解を選ぶと点数がもらえて評価される仕組みが
中心軸にありましたよね。
ところが学校を卒業して社会に出ると
そうではありません。
そもそも、何が正解なのか?
わからないことだらけです。
なので、一番確からしいことを自分で考えたり
見つけたり、専門家や先輩などと相談しながら
たくさんのん選択肢の中から1つを
選んでいくことになります。
わかりやすいのが就職活動でしょうか。
私の今の仕事柄、就活生と話をする機会も
多いのですが、
- 自分の価値観を知る
- 会社や世の中のことを知る
その中で、企業を選んで選考を受けていくのを
一生懸命やっている学生がいます。
できるだけ自分が大切にしていることを知って
それにマッチする選択肢を選ぶために
努力することは素晴らしいことだと思います。
しかし人生100年時代と言われて
定年となる年齢もどんどん上がり、おそらく
今の学生たちは70歳とか75歳くらいまで
仕事をするのが普通になりそうです。
そうすると20年ちょっと生きてきた価値観と
その時の企業や世の中の情報から選んだ会社が
未来永劫「正解」となるのでしょうか?
これは正直、よく分かりません。
むしろ「正解」だったなと思えるように
選んだ会社でがんばってみたり
時には異動とか転勤などもあるかもですが
その時その時でベストな選択を選んでいく。
場合によっては転職だったり、私のように
退職して独立する人もいるでしょうけれども
後で振り返ったときに
- 「ベストな選択で、これが正解だったな」
と、思えるような人生であれば
良いのではないでしょうか。
それは出来事に対する解釈を変えていくこと
かもしれません。
起きた事実を別の角度からみられるように
なる柔軟さを獲得することかもしれません。
隣の芝生はいつも青く見えるものなので、
- 「転職(独立)しなきゃよかったな、、」
と思うことも、まあある話だとは思います苦笑
なので、こじつけかもしれませんが
これが正解だったなと自分で思うことができるよう
他者からどう思われようが、世間からの評価が
どうであろうが、「正解にしていく力」があれば
一度きりの人生、その人にとって「正解」に
なっていくのではないでしょうか。
「正解にしていく力」
というのは仕事やキャリアなどで充実した人生を
送るときに、とても大切になるものの1つだなと
感じます。
プライベートな面でも正解にしていく力が大切
さらに仕事のみならず、プライベートな面でも
特に社会人になってある程度の年齢になってくると
例えば結婚する人がいますよね。
結婚式を挙げたばかりの人たちは
- お互い、最愛の運命の人に出会った・・!
- 自分の人生の「正解」を見つけた・・!
と思って結婚することでしょう。
しかし結婚生活は長らく続くもので、それこそ
人生最期までパートナーとして一緒に生活していく
とすると、当然ながら結婚当初には
想定していなかったことがたくさんおきます。
それこそ、もっと違う人と結婚してたら
もっと幸せになっていた・・・かも?
なんて思う人もいるでしょう。
このような内容も、もちろん結論としては
「正解」は存在しないと思っています。
結婚しないで独身でずっと自由に生きることが
良いという人もいるでしょうし
結婚したからこそ幸せ(またはその逆・・)
という人もいるでしょう。
むしろ、常にたくさんある選択肢の中から
一生懸命悩んだりした結果、
- 「これが正解、これが自分の人生」
さらに言えば、もう一度生まれ変わったとしても
また自分に生まれたいと思えるような一生を
生きて最期を迎えたら最高ではないかと思います。
どうしたら「正解にしていく力」が伸ばせるか
じゃあ、どうしたら「正解にしていく力」の
ようなものを伸ばすことができるのでしょうか。
先行き見えない時代ですし、他者は世の中は
自分の力ではコントロールが難しいもの。
コントロールできるのは自分と未来だけ、と
良く言われますが、どうしたら
「正解にしていく力」が伸ばせるか?
私的には次の3つかなと考えています。
- 認知や意味づけを柔軟に
- 理想を言語化しておく
- 直感を大切にする
【1】認知や意味づけを柔軟にしていく
1点目ですが、過去の出来事そのものは
変えられませんが、その出来事の
「解釈」「意味づけ」は、それこそ
いくらでも変えることができます。
- この仕事、会社を選んだ
- この人を選んだ結婚した
というような事実は変えられないでしょう。
しかし、この仕事と出会ったからこそ
次にやってみたいことや、自分が大切に
していることに気づくものです。
その経験があって、次の仕事を選ぶ時の
自分ならではの基準、要するに「正解」
なるものにつながっていく、ということに
なるのではないでしょうか。
最初に選んだ仕事を「失敗」とだけ
ラベリングして、グダグダ悩んだり愚痴るだけ
よりは、失敗から教訓を引き出したり
これからの人生を前向きに生きるための
必要な経験を探す方がいいですよね。
そうした出来事に対する「認知」や意味づけを
柔軟にできないか?ニュートラルにできるか?
という視点を持っていることが、柔軟さを保つ
秘訣ではないかなと考えています。
【2】自分にとっての正解≒理想ってどんな状態?を言葉や絵にしておく
2点目は、常に自分の理想や幸せのようなもの
それはどういう状態なのでしょうか?
これを言葉だったり映像だったり
動画などイメージなどにしておくと良いと
考えています。
ほとんどの人が自分や自分の周りの人の幸せを
願っているものですが、でも「幸せ」な状態って
人の数ほどありますよね。
年収などお金の話から、住む場所や仕事もそう
一緒に付き合うパートナーや友人などや
人生を通してやってみたいこと(避けたいこと)
も違うでしょう。
なので、常に自分の理想ってどういうもの?
正解ってどういう状態なの?
これを人に説明できるくらいにしておくと
理想を引き寄せやすくもなるし
「これは違う」
と、Noもはっきり言えるでしょう。
また理想に対して現状とのGAPがクリアになれば
それを埋めるために、じゃあ今日からどうしよ?
という具体な行動プランも考えやすく
始めやすくもなりますよね。
なんとなく、
- 「もっと幸せになりたいなあ」
- 「今の生活を変えたいな・・」
のママで思考が止まってしまうと
「じゃあ今からどうしたいの?」
の肝心な行動がなかなか始まらない
のではないでしょうか。
なので、ジャーナリングなどで
書き出しても良いでしょう。
ジャーナリングを活用してどこから手をつけたらいいか分からないタスクやモヤモヤする気持ちをスッキリさせる方法
言葉への書き出しが苦手であれば
絵やイメージ図でもいいでしょうし
お気に入りの映画のこのシーンのような生活
というものでもいいのですね。
具体な「理想」ものを持っておくこと
自分ならではの「正解」を持っているからこそ
そこに近づいていく力もつくし、選択肢も
ベストなものを選びやすくなるものです。
【3】論理も使うが最後は直感で選択していく
3点目ですが、どっちにしようかな?と
買い物だったり、自分の進路やキャリア
付き合う相手や結婚相手?などで
迷うシーンも多々あると思います。
そうした時に、機能などスペックで論理的に
判断することも大切ですが、最終的には直感で
ビビッときた方を選ぶ方が、「正解」に
なりやすくもなります。
- 「なんとなく、こっちがいい、素敵」
という人間にしか持っていないような感覚は
本人が気がついてもいない
言語化もできていないところからの
反応なのかなとも感じます。
ただし、論理がダメという話ではありません。
あくまでも論理的に比較検討をした上で
最後に残った選択肢を選ぶときには
インスピレーションで決めていく。
私的にはタロットカードなど、偶然出たカード
からのメッセージを考えたり取り入れたり
ということもやっています。
そうした自分では想定していないものも含めて
どう思うか?感じるか?
直感を大切にしていくことで、自分の「正解」を
選びやすくなるし、「正解」に近づいていける力の
1つになるのではないでしょうか。
ということで今回は、正解を見つけていく力も
大切とは思いますが、それ以上に正解にしていく力
のようなものが、もっと大切になると思うので
そちらを意識していきませんか?という提案でした。
ちなみに私は、星読みやコーチングのアプローチで
自分を知り、自分の理想を描いて実現させていく
ことをテーマに
- 【親や学校・会社では教えてくれない】
一度きりの自分の人生を謳歌するための
3つのキーワード
と題してメンバーさん向けに
セミナー資料&動画を公開しています。
アジェンダとしては以下の通りですが
- VUCA時代に必要なライフデザインとは?
- これからの時代、自分の人生を謳歌するには?
- 理想の人生を生きる時に、攻略すべき障壁
- 一度きりの人生を謳歌するためのキーワード
- 理想の未来を実現させるために
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