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占星術ホロスコープで2023年をリーディングしてみた|本格的な風の時代に向けた破壊&再生が起きる1年に

今回は2023年を象徴するホロスコープを
リーディングすることで、2023年は
どのような1年になりそうか?
といった内容をまとめたブログです。

具体的には、約5000年前の古代哲学の時代
から使われてきた占星術の世界観を用いて
2023年の春分の日のホロスコープに着目

牡羊座0度の位置に太陽が来たた瞬間が
2023年のスタートとなるのですが
調べてみると2023年3月21日の
時24分ごろのタイミングとなり
その時のホロスコープは下記の通りです。

赤線で囲んだところに見ていただくと
太陽が牡羊座0度の位置に来ていますよね。

スピリチュアル界隈では、このタイミングを
「宇宙元旦」などとも表現していますが
一般的には元旦といえば1月1日のこと。

なぜこの春分の日が「宇宙元旦」となるのか?

その理由は、まず地球が太陽の周りをグルグル
回っている中で、どこをスタート地点と定義するか
の話になりますが、ちょうど上記のタイミングは

  • 昼と夜の時間が同じになる
    (次の日からは昼の時間のほうが長い)
    (前日は夜の時間のほうが長い)
  • 太陽が真東からのぼり、真西に沈む日

となります。

かつ日本には四季があり、春→夏→秋→冬、と
季節がうつり変わってきますが

  • 昼の時間が一番長い=夏至
  • 昼の時間が一番短い=冬至
  • 昼と夜の時間が同じ=春分の日&秋分の日

という四季の切り替わりタイミングや
宇宙空間にある太陽と地球の位置関係を
考えると、春分の日を1年のスタート
「宇宙元旦」というのは、自然の流れからすると
理にかなっているともいえますよね。

さらに、日本では現代の暦である
「太陽暦」を採用しているのはわずか
150年ほどの歴史しかありません。

その前は、太陽太陰暦と呼ばれる「月」の
満ち欠けをベースにした暦を使っていました。

月の満ち欠けというのは、新月→満月
そしてまた新月に戻ってくるという
約29日のサイクルのことですね。

ただ、こちらの太陽太陰暦にはデメリットが
ありまして、現在の使われている太陽暦
1年=約365日で太陽の周りを地球が
1周するサイクルをベースにしています。

ところが太陽太陰暦は1年で12日ほど
3年で36日と、約1ヶ月ずれる暦でした。

なので、閏月(うるうづき)を3年に1度の
タイミングで入れること、1年を13ヶ月に
することで調整していた経緯があります。

そんな中、どうして現代の太陽暦に切り替えたか?
というと、明治時代に

  • 明治5年(1872年)は12月2日で終了
  • 次の日は、明治6年1月1日とする
    (明治5年12月3日とはしない)

と政府が決めたそうなのです。

一説によると、ちょうど明治5年が
閏月のタイミング、つまり1年が13ヶ月
の年だったのですが、明治4年に官僚の給与を
年俸制から月給制に変更したそうです。

そうすると、明治5年は13回給与を
払わないといけなくなり、それを避けるため
太陽太陰暦をやめて、現代の太陽暦にした
という大人の事情が満載な理由があります。苦笑

ということで占星術を使って2023年を
見ていく時には、春分の日の「春分点」を
太陽が通過した瞬間のホロスコープを
読んでいく
ことになります。

春分点とは、地球の赤道を宇宙側に
延長させた時の線(=天の赤道)と
地球から見た時に太陽が通る線(=黄道)が
交わる点を指します。

いわゆる以下のホロスコープのように
太陽が、牡羊座の0度に突入したタイミング
これが春分点に太陽が来たタイミングに
なります。

こちらを使って、2023年という1年の
メッセージを読み解く場合は
トランスサタニアングループとよばれる
動きの遅い3つの天体をみます。

つまり、冥王星・海王星、天王星ですね。

以下のホロスコープでは、

  • 冥王星=黒
  • 海王星=青
  • 天王星=緑

で囲んでいますので、1つずつ解説します。

まず冥王星からの影響についてです。

トランスサタニアングループの3天体のうち
最も影響力が大きいといわれているのですが
その理由は公転周期が248年と長いことと
破壊と再生のシンボルとされている点ですね。

>> 占星術ホロスコープで冥王星を読み解くと何がわかる?【冥王星=死と再生・限界突破の象徴】

冥王星は春分の日のホロスコープでは
山羊座の29.57度にいます。

これは数え度数が、山羊座の30度になり
さらに2023年の間に水瓶座に突入します。

2008年に射手座→山羊座に入った冥王星が
ようやく2023年になって山羊座→水瓶座へ
と部屋を移動をする感じになるのですが
2023年の説明の前に、2008年の
山羊座突入の時に何が起きたのか?

ホロスコープ(以下)を使って
振り返ってみます。

黒丸が冥王星ですが、2008年の1月26日
射手座から山羊座に移動し、山羊座の0度に
入ったことががわかります。

山羊座は、国や社会・組織などのシンボル。

>> 占星術ホロスコープで山羊座♑️を読み解くと何がわかる?【♑️=努力家の象徴】

ここに、破壊と再生のシンボル冥王星が
入ってきたのが2008年1月末となりますが
ちょうどこの時は、リーマンショックが
起きたタイミングでもありました。

リーマンブラザーズという会社が
破綻しただけではありません。

資本主義社会の中で大きな金融の
インパクトとなり、国や社会・組織が
冥王星シンボルに象徴されるような
破壊と再生があった時でした。

また、2020年1月13日には
社会の常識や基盤・ルールというシンボルがある
土星に、冥王星が重なりました。

上記のホロスコープがそのタイミングで
山羊座の22.46度という点で、冥王星は
土星と重なっていることがわかります。

このタイミングは、ちょうど中国で
新型コロナウィルスが見つかった時期。

ご存知の通り、コロナ禍の影響で
世界中の常識やルールが、破壊&再生となる
きっかけになりましたよね。

このように、冥王星が重なったり
サインが衣替えとなるタイミングは
世の中へのインパクトが大きい出来事が
起こりやすい
と考えられています。

そんな冥王星、2023年は山羊座の29.57度
つまり数え度数30度という位置にいます。

ホロスコープは円形で360度までありますが
その1度1度に意味が与えられている
サビアンシンボルまで深読みすると
山羊座30度は、

A secret business conference.
(秘密のビジネス会議)

となるのですが、こちらはどのような
意味になるのでしょうか?

山羊座の最後の度数でもあり、国や社会の
未来のために、特権階級の人たちが
クローズドな会議室でミーティングを行い
国や社会の繁栄のための、大きな意思決定を
している場面といわれています。

ここでいう未来とは、特権階級の人たちが
考えている理想の未来を示しています。

よって、山羊座の次のサインである水瓶座
に向けての、破壊と再生が行われるような
1年になるのが2023年
、ということですね。

>> 占星術ホロスコープで水瓶座♒️を読み解くと何がわかる?【♒️=普遍的な理想の未来を求める革命家の象徴】

ちなみに2020年の12月に
土星と木星が重なったところから
「風の時代」がスタートしたと
いわれています。

>> 地の時代から風の時代へ|占星術的に解読してみた【結論:大事なことはいつの時代も変わらない】

私的には、2023年から冥王星が
水瓶座に入るタイミングであり
水瓶座は風のエレメントなので
本格的に風の時代がはじまるのかなと
考えています。

これまでの山羊座のような、縦社会や
会社組織の社会から、自分たちの理想を
追い求めて適度な距離感でつながる社会へ
破壊と再生を繰り返しながら進む
のが
2023年のテーマになりそうです。

続いて海王星からの影響を見てみましょう。
下記のホロスコープ、青丸ですね。

魚座の25.18度、つまり数え度数26度に
位置していますが、ここのサビアンシンボルは

A new moon that devides its influence.
(影響を分割する新月)

となりますが、こちらはどのような意味に
なるのでしょうか?

魚座という、目に見える世界も
スピリチュアルな世界も全てを包み込む
境界性が曖昧な海のような存在を示していますが
26度はもうすぐ次の牡羊座1度での誕生に
向けて、具体的な準備をしている段階です。

>> 占星術ホロスコープで魚座♓️を読み解くと何がわかる?【♓️=福祉・奉仕精神の象徴】

26度では、ちょうどこれから生まれようと
している羊水(魚座の海)の中にいる生命が
新月(満月)による潮の満ち引きなどの
時間の影響を感じ取り始めています。

そこに海王星という夢や神秘的なものの
象徴である天体が来ています。

>> 占星術ホロスコープで海王星を読み解くと何がわかる?【海王星=夢見・神秘の象徴】

かつ、魚座の支配星は海王星でもあるため
スピリチュアルな世界に自然のサイクルという
時間や「はじまり」という概念が入ってきて
これから誕生していくこと
が2023年の
海王星からのメッセージになりそうですね。

最後に天王星ですが、下記のホロスコープ
緑丸になりますが、牡牛座の16.16度
つまり数え度数が牡牛座17度になります。

ここでのサビアンシンボルは、

A battle between the swords and the torches.
(剣と、たいまつの間の戦い)

となります。

意味としては、剣という物事を切り分けたり
識別していくという風エレメントと
たいまつという火が燃え上がる様子の
火のエレメントが、お互いにバチバチと
戦っている様子を表しています。

牡牛座は地のエレメントで、五感という
自分の感覚を意識したり鋭くしていく
シンボルになりますが、そのプロセスで
風と火という別のエレメント要素を
入れていく・学んでいくことで
五感を超えた第六感のような、直感のような
感覚を発達させようとしている段階です。

>> 占星術ホロスコープで牡牛座♉️を読み解くと何がわかる?【♉️=マイペースの象徴】

そこに天王星という、理想の未来を求めて
革命的な行動をしていくシンボルが来る
ということは、五感を超えた心で感じるもの
琴線に触れた事柄を大切にすること

キーワードになってくると考えています。

>> 占星術ホロスコープで天王星を読み解くと何がわかる?【天王星=革命的・理想の未来の象徴】

では、ここまでリーディングしてきた内容が
目に見える日常生活の中では、具体的に
どのようなシーンで影響が出るのか?

ここについては、ハウスを読むことで
詳しくみていくことができます。

まず、ここまでのおさらいとして
冥王星からの2023年の影響は

  • 自分たちが理想と考える世界を作るために
    秘密のビジネス会議の場で
    大きな意思決定がなされ
    これまでの社会常識の破壊&再生が進む

ということがわかりました。

これが11ハウスという場所に
冥王星が来ているわけですね。

ホロスコープ上は10ハウスの中にいますが
次のハウスの5度手前にいる場合は
次のハウスでリーディングした方が良い
というハウスの5度前ルールがあるので
11ハウスで影響があるとしています。

そしてこのホロスコープは日本(東京)で
作成しているため、日本在住の人全体に
当てはまると考えることができます。

11ハウスは理想のハウスといわれ
年齢や社会的な立場等は関係なく
同じ理念や価値観で集まった仲間たち
友達とワイガヤしている場所です。

>> 占星術ホロスコープの11ハウス【理想・友人・オープンなコミュニティ】&月・太陽・土星

ということは、同じ価値観で集まった
仲間たちとご飯食べたり、ワイワイ
やっているところを起点に
仲間たちと理想の未来を作るための
破壊と再生が起きるということですね。

冥王星からのメッセージとしては
そうした気の合う仲間との時間や
何気ない交流から、大きな変化が起きる
2023年の日本になることを
示唆している
ようですね。

続いて海王星からの2023年の影響は

  • 夢や神秘的な世界に、新月という
    自然のサイクルや、時の始まり
    という具体なものを入れて
    誕生に向けた準備を進めていく

というメッセージでした。

このことを以下のホロスコープの
青丸にある12ハウスという場所で
行っていくということですね。

12ハウスとは、仮想空間や聖域という
場所を示すシンボルになります。

>> 占星術ホロスコープの12ハウス【仮想空間・聖域】&月・太陽・土星

そのため、スピリチュアルな世界や
インターネット上での活動の中に
月の満ち欠けのような自然の流れや
はじまりの時間などの要素を入れていく。

日本の中で、スピリチュアルやネット上で
自然のサイクルを意識したような流れ
何か新しいものがはじまる兆候というものが
国内でうまれてくるというのが
海王星からのメッセージとなります。

最後に、天王星からの2023年の影響は

  • 五感を超えた、自分の心が感動したり
    琴線に触れるような経験をする

というメッセージになっていました。

これを、以下ホロスコープにある
緑丸の2ハウスという場所で行うわけですね。

2ハウスは所有のハウスといわれ
自分が持っている才能や資質や
お金を稼ぐところを示しています。

>> 占星術ホロスコープの2ハウス【所有・継承・お金を稼ぐ】&月・太陽・土星

そのため、日本人が心からいいなあと
感じたものでお金を稼ぐことや
日本人が持っている才能や資質を
見つめ直すことが、結果的に
理想の日本の未来を形にするきっかけになる。

そんなメッセージを2023年の
天王星から読み解くことができますね。

さて、ここまでは2023年の日本(東京)の
ホロスコープを使って、リーディングしました。

よって、ざっくり日本への影響を読むことが
できたわけですが、個人への影響を読むには
その個人のホロスコープを重ねて読むことが
必要になってきます。

ということで、ケーススタディとして
私のホロスコープを使ってリーディングした
内容を、以下に掲載していきますね。

内側に私の出生ホロスコープを
外側に2023年のホロスコープを
重ねているダブルチャートといわれるものが
上記の図になりますが

  • 冥王星からの影響はアセンダント
  • 海王星からの影響は2ハウス
  • 天王星からの影響は4ハウス

で受け取ることがわかりますよね。

まず冥王星ですが、黒丸のところにご注目。

アセンダントといわれる、私が生まれ持った
仮面のところに対して、破壊と再生の象徴
冥王星が乗っかってくるという
だいぶ珍しいケースになります。

>> アセンダントとは周囲の人から見た第一印象【自分が生まれたタイミングで選んだ仮面】

アセンダントは1ハウスのはじまりで
自分の個性やアイデンティティの象徴。

>> 占星術ホロスコープの1ハウス【個性・アイデンティティ】&月・太陽・土星

そのため、山羊座の次にくる水瓶座という
自分が思う理想に向けて、自分自身の個性や
アイデンティティの破壊と再生が起きる
というのが、2023年の冥王星から
私が受ける影響ということになりますね。

私が生まれ持った仮面が壊れて
新しく生成されるということで
どう生まれ変わるのか?とても楽しみです。笑

続いて海王星からの影響は青丸のところ
2ハウスで影響を受けることになります。

2ハウスをお金を稼ぐところ
とリーディングするとなると
神秘的なものに、自然の流れを入れていくことが
キーワードになりそうですよね。

具体的には、例えば占星術であれば
今回のブログのように2023年という
時間を入れて読むことだったり。

タロットカードと新月&満月などを
組み合わせて、新しい物事をスタートさせる
きっかけのようなものを作ることだったり。

こうした活動でお金を稼ぐことが
2023年の海王星からのメッセージに
なりそうですね。

最後に天王星からの影響について。

下記のホロスコープの緑丸なので
私のホロスコープでは4ハウスにて
影響を受けることになりそうです。

4ハウスは、家や家族やファミリー意識で
つながった仲間を示しています。

>> 占星術ホロスコープの4ハウス【家・家族・ファミリー意識・心のよりどころ】&月・太陽・土星

そのため、自分の五感を超えた
心でいいなと思ったことや、琴線に触れること
このあたりについては、家で行ったり
家族と共有するようなことが、2023年は
天王星シンボルである理想の未来を
実現させるのには必要になりそうですね。

引き続き2023年も、家族で
ワーケーションしたりして
旅先での感動をたくさん味わって
みようかなと考えています。

ということで今回は2023年の
ホロスコープをリーディングすることで
2023年の日本、そして自分にとっては
どのような影響が出てくるのか?を
まとめてみました。

やはり一番大きな影響としては
冥王星が水瓶座に突入するということで
風の時代が本格的にスタートしたり
これまでの国や会社組織ではない
同じ理念でつながった仲間との共創が
はじまる2023年になりそうですよね。

大きく時代が変わっていくところに
本格的に突入する年になりそうですが
あなたはどんな準備や、どんな1年に
していきたいですか?

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

自分のホロスコープや、2023年からの
影響をリーディングしてほしい!という方は
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